トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

花よりちょうちょ

2020-12-12 | 小父のお隣さん
 目につく昆虫は少なくなったが日当たりの良い場所ではトンボのほかにシジミチョウやタテハチョウの仲間が見られる。チョウを観たくて徘徊するわけでも無く、トンボの今期視認最終日を決めたくてウロウロするのだった。トンボ池の陽だまりならトンボは動かずして視認できるけれどチョウ類はY川土手の散策がよろしい。

 ほとんどがベニシジミやその大きさ程度の紫色のシジミチョウだけれど名前が分かるのはベニシジミだけである。その中には少しばかり大きいキタキチョウやスジグロシロチョウも見る事があるものの機会は少ない。それよりさらに機会が無いのがタテハの仲間で写真のチョウは「ヒョウモンチョウの類」としか分からず。別種の「何て綺麗な色合いだ」と思ったチョウは、最初「小さいクロコノマチョウ」みたいな感じで観たのだった。飛翔する姿は黒く見えるだけだったのだ。


 それが翅を広げたら美しい輝きが現れた。図鑑対象でこれもシジミチョウの仲間だと理解したがベニシジミやヤマトシジミなどと比較すると断然大きいから「シジミ」なんて感覚が無い。まあ、ウラギンシジミも多少は大きいから親戚縁者は数多いのだろう。ルースミであってほしいと思ったけれど、どうもムラサキツバメのようにも思えるし、名前はともかく目の保養にはなった。


※ヒョウモンチョウはツマグロヒョウモンの♂、シジミチョウはムラサキシジミとSさんからのメールで知った。写真では後ろ翅に青色が認められず図鑑で横並びの二種の内、後ろ羽の黒い方を取ったのだ。まあ、小生の理解力はてなもんや三度笠、てなもんや。
 ツマグロヒョウモンなどはオスメスともに「ツマグロだから」という先入観があったためだろう。

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