トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

どっちがツバメやら…ちょっとぉーっ!

2022-08-02 | 感じるままの回り道
 「ツバメ」なんて言ったところで通じない世の中になってしまった。低草地で人知れず舞っている小型のチョウ類は刈り払いされるとものの見事に姿が消える。全草刈り払いされればそこは単なる砂漠でしかなくなるのだがでもでも「きれいさっぱりした」が大方の満足度で「刈り払う」が目的になっている事が多い保全活動なのである。「生命生産緑地」なんて概念は無い。

 それはともかくこの日、足元で休息していたカップルをSさんが見つけた。小生としては「このクソ暑いのに・・・」の思いで凝視してしまったのだがこのカップル、何を思ったのか小生の腕に舞い上がって舞い降りたのだった。これ見よがしに見せつけたが実態は言葉には出せない文字でも表記できない姿のままだ。
 その昔、「チャタレイ夫人の恋人」とか「黒い雪」などが「映倫カット」や「刑事訴訟」になった歴史を鑑みると隔世の感がある。まあ、長生きはするものと言いたいけれど、わが皮膚の上でこうでは嘆きもひとしおで「あーあ、世も末」である。

 しかし、こんな機会はまたとない千歳一遇なのだからじっくりと鑑別する事にした。「ツバメはどっちだ⁉」しかし眼鏡をかけても小さすぎて老眼と乱視では判明しない。そこで自宅のPCモニターの出番だったのだが拡大しても判別できなかった。
 小生の名誉にかけて事実を記載するが「拡大はツバメの判定」のためであって、けっして悪い意図や指向はありません!。ここはキッパリと断じたい。図鑑対照してようやく翅の朱色の様子で双方とも「ツバメ」だったのだが、それはともかく図鑑を開いても「ツバメ」は探せない。傷心・撃沈・沈々・・・。

         

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