トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

一枚脱いだ

2011-06-26 | 感じるままの回り道

Photo  葉の上で揺らめく物がある。木陰に入って小休止をしていた時だ。

 新種の動物かも・・と目を凝らしたらクモが脱ぎ捨てた皮だった。細い手足の先端まで綺麗に抜けている。当たり前と言えば当たり前なのだが、蛇の脱皮殻などもウロコや眼球のカーブにいたるまで残されている。

 残念ながらこの脱皮殻は1cm程度で、詳細までは見分けがつき難かった。葉にしっかりと固定されているのかと思ってみていたら、風に舞って去ってしまった。「アディユー」である。

 地上に落ちれば、小さな虫の良き食料になるのだろう。でもクモは脱皮して身体を大きくするのだったか…。どうもあやふやだが、この頃の暑さでは一枚脱ぎたくなるのには共感できる。そして気がついた「クモって八本足なんだ。タコの仲間か?…」。暑い日は続く。

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