真夏日が3日も続くと午後の風は熱風気味だ。それでもフイールドは緑の中だから街中とは快適さが断然異なる。
ランニングウェアーを作業着にしたので、それが理由かも知れないけれど、暑さを感じないのだ。蒸れてこないだけでなく風が起こるとアームカバーからは涼感がある。作業も佳境になればシャツもアームカバーも濡れてしまったままだが、それでも濡れたのは手を触れないと判らないくらいである。
すっかり草で覆われた歩道を刈り払ったが、この斜面は昨年辺りから植物の繁茂が激しい。除竹して数年は刈り払う必要も無いほど植生は貧弱だったのだ。今年はドクダミが大繁茂で、その中を刈り払い通路を確保する。ドクダミの臭いに包まれての作業だが、今は花期だから刈るのが惜しい。群落を作って満開の様は、光りが斑な林床では独特の美しさがある。「幽玄」と言うと大袈裟だが、小生独り占めの「有限」は確かである。