
今回は木工旋盤を借り受けられたから糸のこ盤で円盤をくり抜いた後、旋盤で外周を滑らかに出来た。ヤスリとサンドペーパー仕上げの一昨年までの作業とは手間も精度も段違いである。
写真左からスフェリコン、オロイド、ツーサークルローラーとなる。おなじ径の円盤から切込み長さを変えるだけで制作できるが、スフェリコンは小さく見えてしまうから外形を10φほど大きくしておけば完成後の見た目は揃う。
今回、外周の加工は平滑に仕上げただけなのだが、これだと転がる途中で接地する角が切り替わる。抵抗になるから外周断面はハマグリ型にし板厚の中心線を接地面にすると更に良く転がる。展示使用品だけはこの形体にした。歩いた時、裾から発生する風でも動くくらい軽快である。