トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「コーンミルク羊羹に梅花茶」

2024-01-27 | 何よりの楽しみ

 腰痛と言うだけで何と行動制限が掛かるものかとぼやきたくなる日々であるのだが、辛抱するしかないのだった。フイールドでの作業は落ち葉掻きさえ出来る身体ではなく、それでもニホンアカガエルの産卵期に入ったので数日おきには巡回に行く。既に紅梅・白梅とも開花していて「寒波でも匂い起こせよ梅の花 お爺居ずとも春を忘るな」と名句を詠った次第である。まあ、耄碌・妄想・妄言は三大兆候であるからして腰痛からくるバイアス下では痛仕方ないのであった。この梅花を見ながら思った事は当然風流、いいえ食欲であって梅花茶を初体験する事にしたのだ。

 とは言え、梅花茶だけでは侘しさがつのるだけ、そこでお茶うけに羊羹を添えてみようと室内徘徊中の有り余る時間を利用して「コーンミルク羊羹」用意したのである。コーンは冷凍品一袋、甜菜糖は1割相当、これに粉末寒天を用意してフードプロセッサーで微塵にしようとしたものの流動性が不足して内壁にくっついて刃に当たらない。仕方が無いので牛乳を入れつつ粉砕したのだった。レシピをどうしようか迷ったものの、寒天の説明書にあったレシピを模倣して材料配分を決めた。

 水の代わりに牛乳を使い寒天を溶き交ぜ、その間に流動化させたコーンをレンジて加熱、熱々のコーンを寒天溶液に混ぜ一旦沸騰させてから冷やし容器に入れた。一晩、そのまま冷蔵庫内に置いて翌日の昼食時のテイータイムに使ったのだ。

 梅花茶は梅干しの香りで、口に入れても美味しいと感じる程でも無し。これはこれで二度目は無いけれど焼いた梅干し茶の方が嗜好に合う。コーン羊羹は硬さが不足してプリン程度の固さだったけれど固さは好みの問題で味わいは「二度目はあり!」であった。微塵にしたつもりだったものの外皮の部分はまだ粗く残っている。それでも砂糖を押さえた事で濃厚コーンの味を堪能できたのだった。今回は梅花茶に添えたのだが次回はラクラカー茶に添えてみよう。