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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林接池堤の嵩上げ 2

2023-03-09 | 水辺環境の保全
 昨秋、15号台風の始末からズーと土木をやっている記憶だ。ここのところも泥浚いに始まり移植やら客土やら嵩上げと足腰肩の休まる所が無い。遂にこの日は腰に湿布を貼る手太楽となった。左右2枚を貼ればしばし痛みは減るけれど完治する訳でも無い。「いそいそ」と行える事なら歓迎だけれど「イヤイヤ」しょうもなく行う手当てはつまらん!。とは言え骨惜しみや痛み惜しみをするようではフイールドの保全は成り立たないし…。やはり自転車操業なのだった。まあ、「愚痴は言うまい溢すまい」と思えど身体髪膚が愚痴悲鳴を言ってくるのであった。ここでちょっと訂正「髪」は抜いておきます。既に抜けているから・・・。

 さて前日に盛り土してこの日は砕土し均し鎮圧である。従前の堤上端面に固着する様に落ち葉などはあらかじめ除いてあるのでスコップで砕き均して踵で潰し胴突きで突き固めて一件落着である。突き均してみれば嵩上げしたとはいえ数センチ程度で「もう少し高くしたい」と思いつつも既に気力は萎えている。当座は「よし」として気力が充実した頃合いに再度の嵩上げすれば良い。まあ、安全率は上がったのだ。

 とは言え池の落ち葉下で静かにしているであろうヤゴやその他の水生生物へ「ご安全に!」と言ってみたとて応ずる訳もなく生殺与奪権は小生に有るので足腰肩が「やばい!」と思っても投げ出す訳にもいかない。まあ、相見互い身、一蓮托生、自動化された最新鋭のシステムである。そう、おいらがこければ皆こける・・・。
 でもでも最新鋭のシステムだから「こける」なんては使わずに「おいら自信が核ボタン」、これでシッタシカンカンの日常が栄える。予算を継ぎ込んだあっちは「去るの惑星」を創ってしまうだけ。

 

 終わった事だし骨休めに「帰ろう!」と思ったものの、池の中に侵出しているヤナギの毛細根塊が気になった。片足を池の中に入れ剪定鋸で堤から池の中に侵出している毛細根塊を切断し引き上げた。長いのは1m以上にもなっており素手で引き上げるには非力だったから造林鎌を鉤手のように使って引き上げたのだ。見れば見る程、大量でこれから樹木の活動が活発になるに従い池の水を奪う力も無視できなくなる。
 たかだか毛細根塊なんて思っていると池の水不足に直結しかねない。予定の作業はつつがなく終えたが流路側の堤と上棚下の爺走りの部分が威之志士様の跋扈蹂躙でグズグズななっている。ここにも土を入れて固めたいけれどもう後回しである。山のいで湯に1日くらい出かけたい・・・。

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