この時期、いの一番に登場させるのはアサギマダラの幼虫しかいない。アカボシゴマダラはありきたりだしカマキリもマユタテアカネもご健在で面白いネタにはならぬ。この日、11月24日なのだがカエルの鳴き声がしていた。アマガエルなのかシュレーゲルアオガエルなのか区別がつかなかったが地表でのニホンアカガエルは発見できなかった。
さてアサギマダラの卵は二桁を数えるけれど1齢2齢の段階で既に産卵された数を数える事は無い。写真の幼虫は周辺の中でも大きな個体ではあるけれど体長20mmには達してはいないだろう。撮影する時にカメラを掲げて片手で写さねばならない位置だったからこの大きさ以上には写せなかったが複雑な体の模様ははっきりとわかる。
成蝶の翅模様は大ぶりのデザインで開放的に感じるけれど幼虫は緻密な色彩と模様で何となく組み紐模様に見えるのは小生だけだろうか。この幼虫を見ると「紐よ紐!まだらの紐よ!」というエドガー・アラン・ポー原作の小説の台詞、それも少年時代に聴いたラジオの朗読だがいまだに思いだす。「アッシャー家の崩壊」最後のシーンも怖かった記憶がよみがえる。背景にあったのは月だったか夕日だったかはもう思い出せない。
手慰みに調べてみたら1955~6年頃の放送だった。同時期だったか「少年№1」という番組はタービンエンジンでレースに挑戦する物語だったが、これも真空管スーパーラジオで聴いていたのだった。まあ、虫とは関係ないけど音声だけとは言え血沸き肉躍る楽しみだったのである。
さてアサギマダラの卵は二桁を数えるけれど1齢2齢の段階で既に産卵された数を数える事は無い。写真の幼虫は周辺の中でも大きな個体ではあるけれど体長20mmには達してはいないだろう。撮影する時にカメラを掲げて片手で写さねばならない位置だったからこの大きさ以上には写せなかったが複雑な体の模様ははっきりとわかる。
成蝶の翅模様は大ぶりのデザインで開放的に感じるけれど幼虫は緻密な色彩と模様で何となく組み紐模様に見えるのは小生だけだろうか。この幼虫を見ると「紐よ紐!まだらの紐よ!」というエドガー・アラン・ポー原作の小説の台詞、それも少年時代に聴いたラジオの朗読だがいまだに思いだす。「アッシャー家の崩壊」最後のシーンも怖かった記憶がよみがえる。背景にあったのは月だったか夕日だったかはもう思い出せない。
手慰みに調べてみたら1955~6年頃の放送だった。同時期だったか「少年№1」という番組はタービンエンジンでレースに挑戦する物語だったが、これも真空管スーパーラジオで聴いていたのだった。まあ、虫とは関係ないけど音声だけとは言え血沸き肉躍る楽しみだったのである。
