水域の補修で杭打ちや材作りで身を折ってのチェーンソー作業では腰の回復を妨げるのが腰に滲みて作業変更しトンボ池横の草叢にしていた範囲の刈り払いと集積を行う。
日当たりが良い場所なので草勢も強くチカラシバなどは1mを越える高さになっている。そのため猪の獣道がとおるようになったから早めの刈り払いとした。ノコンギクの一部はシェルターにタイアザミは吸蜜用に残す。
少年時代、郷里の農道で結んでいたチカラシバはせいぜい40cm程度だったのだが植物も伸びるに任せた結果、最初の頃の植物は倒れて絨毯のようになり枯れ、その上に秋草が圧倒した状態だった。
既に大半は蜜や花粉を出す時期も終わり種子を抱えている状態だし、このまま枯れ倒れる状態まで待つと早春の芽吹きに影響が出そうなので集草まで行いある程度地表に日光が届く環境にしておく。一角には枠で囲ったノアザミとイヌガラシの群域を設置してあるので、その手入れもしなければならないのだ。4枠ある囲いも草に埋もれて場所さえ判断できない繁茂状態でも枠を傷めない様に刈り進みながら刈り出せた。

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刈り払った残渣をそのままにしておきたいけれど残して置くと威之志士様の跋扈蹂躙に遭い易くなるから集積するのは必要不可欠である。造林鎌で掻き寄せ掻き寄せロール状態で転がすのが一番早い。ガーデンレーキも綺麗に出来る道具だけれど野原の集草にはお上品すぎて不向きである。集積場所に積み上げるのはフォークの出番でフォークはこの時しか出番がないが無いと不便この上ないなのだ。
刈り払った面積は住宅1軒分程度でも集積すると小山のようになる。フォークが無いと積み上げは不可能だ。この場所は毎年集積するから下部は良い越冬場所になっているだろう。柴や小枝などで層状態にしてもあるのが理由かどうか不明なのだが威之志士様の跋扈蹂躙には合わない一角で不思議である。