トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水池1のオーバーフローの修復

2019-03-24 | 水辺環境の保全
 この一年、と言うより昨秋から今春にかけて破壊されてしまった泥水池1と2をつなぐ落ち込み部を補修する事にした。放って置けば畦の崩壊、ひいては湛水出来なくなる元になる。ここは泥水池1からはトンボ池への分水が行われて、いわばトンボ池の命の綱、生命線でもあるから水位を保つのは他の2、3、4より格段に重要なのであって、それはトンボ池への分水を優先し、余った水量を泥水池2~4が受けていく格好である故だ。
 
 流路の両脇に護岸を兼ねた丸太を敷設し、流路の床となる部分は沈木床として洗掘を防止する。らくさが20cm程度でも出水時の浸食は無視できないのだ。泥水池1のオーバーフロー部はトンボ池への集水升との配分で微妙なバランスが必要だ。ここは丸太の堰で調整し水が落ちる部分はコンクリート片を敷き詰めて流路の床にした。

 ここまで設えれば畦に浚渫泥土を盛りつけるだけでかたが付く。この作業、長柄のジョレンが活躍してくれて大変楽になった。ほとんど立ち位置を動かず広範囲を浚える。

         破壊された流路部と堤    ➡     修復復旧終わり