橋板を支柱に固定し、跳び木の高さをそろえて仕掛けが完成した。奥の笹原もO氏が地際から舐めるように刈り取ったから、幼児が転んでも手のひらや顔を傷つける心配も薄れた。春になって芝草が萌え出てくれたら随分と美しい谷地が出現するだろう。
丸太を半割にした片割れはもったいないから土手より水面に突き出た桟橋風に設えることにした。池の中の支柱は丸太を立てる心算だったけれど、切り株の大きいのがあったから、これを池の中に据えて突端の支柱代わりにする。
アイデアが出てビジョンが固まると、どうもせっかちな性分が顔を出す。早く片付けたくて翌日が待ち遠しい。朝も普通より早く目が覚めてしまうのだ。まるで遠足前夜の子どもみたいになってしまう。すでに「二度わらし」のステージにいる、だからしょうもないか・・・。