ようやくトンボ池の「仕掛け」が完成した。1は導水路の整流杭と泥水地部、3は丸木橋と跳び木だ。先日の漏水阻止のトレンチが功を奏して、水位の上昇が確認でき、ようやく最初の水位を超えるまでに至った。これで泥水地も水がヒタヒタ程度に浸されるだろう。
丸木橋は深い箇所を覗けるようにしたのだが、一方では子どもたちの冒険の舞台装置でもある。会友と掘り上げた池ではあるが、水辺環境も舞台装置も突き詰めれば「小さきもの」への贈り物である。それぞれ命を繋ぐ場所と環境学習の教材というように、意義も意味も異なるのだけれど「小さきものへ」という共通項は不変だ。
ただ丸太の径が不足して、子どもでも大人でも渡るのに不安があるから、もう一回り太い用材で橋を付け替えねばならないのが判って、少々ガックリ…。