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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

仕掛けの完成

2010-11-14 | 水辺環境の保全

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 ようやくトンボ池の「仕掛け」が完成した。1は導水路の整流杭と泥水地部、3は丸木橋と跳び木だ。先日の漏水阻止のトレンチが功を奏して、水位の上昇が確認でき、ようやく最初の水位を超えるまでに至った。これで泥水地も水がヒタヒタ程度に浸されるだろう。

 丸木橋は深い箇所を覗けるようにしたのだが、一方では子どもたちの冒険の舞台装置でもある。会友と掘り上げた池ではあるが、水辺環境も舞台装置も突き詰めれば「小さきもの」への贈り物である。それぞれ命を繋ぐ場所と環境学習の教材というように、意義も意味も異なるのだけれど「小さきものへ」という共通項は不変だ。

 ただ丸太の径が不足して、子どもでも大人でも渡るのに不安があるから、もう一回り太い用材で橋を付け替えねばならないのが判って、少々ガックリ…。

 


立冬は過ぎたのに

2010-11-14 | 小父のお隣さん

Photo  トンボ池の泥水地を惚れ惚れと見下ろしていたら、突然ヤンマが飛び込んできた。ここ一ヶ月前くらいからアキアカネ、ヤマアカネ以外は飛翔を見ていない。

 と言うのは正しくは無い「イトトンボ」の連結飛行は10月の終わりに見ているが、もうトンボ類は次のシーズンだと思っていたのだ。

 ヤンマ類とはすぐ理解できたがギンヤンマに似ているようで印象が異なる。やや小振りで色合いも模様も違うように感じた。自宅で図鑑を調べたが同定できなかった。

 泥水地の低空をホバリングしながら虫を捕獲していたが、停止飛行は見事と言うほかは無い。停止しているようでクイックな動きをするから、ケータイでは鮮明に撮影できなかった。昼ごろのアキアカネの産卵乱舞も驚きだが、ヤンマの出現も驚きだった、

 まだ飛翔が普通に観察できる他の昆虫はキタキチョウ、タテハチョウやヒョウモンチョウ、シジミチョウ、オオスズメバチの類か。バッタ類も動くけど緩慢だ。