goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ワンディキャンプ

2010-11-04 | 遊び子は

Photo_5 Photo_6

 年間数回の利用だが、ボーイスカウトの一団が来て「ワンディキャンプ」を行った。栗林の中にテントを二張り張って、拠点の設備で飯盒炊飯をし昼食を楽しんでいた。芋煮会ではなかったようだ。

 今回は団の高校生も参加していたから、いつもの就学前後の子ども達ばかりのときと異なり、手際がよくて、その分、遊ぶ時間もたっぷり取れたようだった。会友のO氏が作った松の木へ昇る竹梯子に大勢でならんで遊んでいた。歓声が途切れなく聞こえてくるから、姿は見えなくても大いに楽しんでいたのが判る。

 小生はまだ一度も昇った事はないけれど、子ども達は冒険が大好きの様だ。みんな遊びに夢中で、今期初めて姿を見せて鳴いているジョウビタキが直ぐ横にいるのに誰も注意を払わないのが寂しい。家の庭でも初見したから、既に大量の渡りがあったのだろう。

 ジョウビタキはどういう訳か、山野では人の側を離れないで鳴いている時が多い。移動すると付いてくる個体までいるのだ。人懐っこいのとは異なるように思うのだけれど…。

 


掘り上げ開始

2010-11-04 | 水辺環境の保全

Photo_3  Photo_2  Photo_4

 ようやく池の掘り上げにこぎつけた。会友も参加してくれたから思いのほか捗って、なんとか概略が見えてくるところまで掘り進めることが出来た。昼近くになって気温が上がったら、早速二組のカップルがやってきて産卵をしてくれた。まだまだ貯水する段階ではないのだが、なんとか今の水を切らさないうちに導水するまでにこぎつけたい。

 中央部に一坪程度の島、南側には同程度の張り出した陸地を設えて、池の形に変化をつけ、喫水線を長くする構想であるが、島や土手には花粉や蜜の採集できる草木を植えて、夏場は水面に日陰をもたらすように考えている。隣地の食草園とセットの水生生物の池だが、早春にはガマ蛙が産卵してくれるとうれしい…。雪の無い当地での春は「蛙の卵塊」が梅や桜に勝る春の使者なのだ。でも、トノサマガエルやアカガエルなどガマ以外の卵塊を見出すことは全く無い。すでに絶滅しているのだろう。