面白い番組でした。「何故演じるのか?」 演じるというのは嘘をつくことで、何故人間は嘘を見たいと思うのか。嘘が好きなのか。 自分の考えとしては人間は生まれた時から自分という人間を演じていると思っていて、「素」というのがあるのか?本当の自分というのが存在するのか?もしあるとしてもそれは前世の人物の性格で、それをどんどん遡っていったら、本当の自分自身というのがどこにあるのかすごく疑問に思っているのです。まぁこれはちょっと置いといて、「何故演じるのか?」という問いは「何故描くのか?」という問いにも通じるのではないかと思う。 番組では「嘘」を体験することによっていろんな気づきを得ることができるというのが答えのひとつとして提示されていた(違うかも?)。 そして「想像力」こそが人を逆境から救うことのできる力であるというようなことも。
中谷美紀さんがずっと微笑をたたえながら天童さんの話を聴いているのが印象的でした。