バードマンズBAR改~むしろトリ

映画、音楽、アニメ、漫画、女優など興味あることについてつぶやきます。

映画「パコと魔法の絵本」

2008-10-01 21:41:59 | 映画

 今日は創画展の搬入日でした。また入選することがあればお知らせいたします。

 搬入はおそらく午後になると運送会社は言っていたのですが11時ごろににアトリエに来たではないか!いい加減な。でもお陰で昼から映画の日なので映画を観に行くことができました。

 「パコと魔法の絵本」 中島哲也監督作品。「下妻物語」で注目して「嫌われ松子の一生」、そしてこのパコと氏の映画を観るのは3本目ですが、前二作に劣らず面白かったです。というか一番いいかもしれない。

 この映画は泣きながら笑えるという特殊な映画です。原作が舞台のお芝居ということもあり芝居じみた演出を随所に取り入れられ映画的手法と見事に融合されています。お芝居の演出を取り入れた映画で思い出すのが市川準監督の傑作「トニー滝谷」ですが、それとは違う面白さがあります。市川監督は残念なことにお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。話を戻します。映画の宣伝では日本初のCGと役者の融合させた映画とか、役者の誰だかわからないくらいのキャラクターメイクとかが強調されがちですが、そんなことは表面的なことにすぎません。そういうことでこの映画を敬遠されているかたは思いなおしたほうが良いとおもいます。まぁ個人的にはアヤカ・ウィルソンの可愛らしさだけで十分なのですがw。

 今日は映画の日ですが平日だから人が少ないと思いきや、劇場はほぼ満員でした。やっぱり面白いからでしょうね。劇場では珍しく観客の笑い声が響いていました。自分も涙をふきながら笑うという妙な体験をさせてもらいました。その笑いの元はほとんど阿部サダヲ氏によるものでした。一番笑ったのが「何だかよくわからない虫」です。これは映画をみないと判りませんw。中島監督は純粋にコメディをやっても面白いと思います。次回作も期待します。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする