鞘に色を塗る:第一段階
第二段階
第三段階
そしてヤスリで削って下地の色を露出させて蜜蝋を塗りこむ。細かい部分の修正は入れますがこれで一応鞘は完成。年内はここまでか。
鞘に色を塗る:第一段階
第二段階
第三段階
そしてヤスリで削って下地の色を露出させて蜜蝋を塗りこむ。細かい部分の修正は入れますがこれで一応鞘は完成。年内はここまでか。
鞘に紐を取り付けるための器具(なんというのだろう)を作成。デザインがなかなか決められず停滞していたけれど、「目」の形にした。理由はない。
木で形を成形し貝殻を張り付けた。張り付ける時に割れたが気にしない。新品の綺麗な感じにするつもりはないので、これも味になるだろう。と思う。
鞘を少し削って木工ボンド張り付ける。
これでようやく鞘に色を塗っていける。
鞘と柄、形としては一段落。
柄に若干の凹みをもたせてみた。手になじむようになり、曲線が加わることによって見た目にもよくなったように思う。柄の材が何の木か不明であったが、ケヤキである可能性が高いことが分かった。削ると独特のにおいがする。臭いという人もいるけどそんなに気ならない。 このまま白木のままでも綺麗なのだが着色しようと思う。着色することで強度も増すことが期待できる。柄はエイ革を貼るのがベストであるが、高価で手に入りにくいこともあり代用できるものを模索中。まずは鞘の着色から。
鈨を作るのだが、最近人にもらった銅板があるので(まるで予め用意されているよう)、これを加工して作ることにする。
その前にオリジナルの鈨を取り外す。本当は柄を取り付ける前にやらなければならないということを後で知ったので、ここは仕方なくオリジナルの仕様を通す。
厚さ1mmの銅板を切り取って金槌で叩いて折り曲げる。銅って柔らかいイメージだったがそんなことははい。どうやって刀に固定するか。本来ならば柄を取り付ける前に刀本体に切り込みを入れて引っ掛けるような形で抜けないようにするようだが、今更無理なので叩いて圧力をかけて固定。
一応動かないように固定できた。でも今度は鈨が新しくなったということは、作った鞘と大きさが合わないという問題が露呈。大きすぎるので鞘の内面を削っていたら穴が開いてしまう事態になって、あわててウッドパテで修繕。一難去ってまた一難という具合。中々すんなりとはいかない。
次は柄をつくる。木材はこれも貰ったもので、材質はわからないが家具屋さんで使うような木だそうだ。切ると独特の匂いがする。
柄の形にくり抜いてはめこむ。木工ボンドで接着して乾いたら柄の形に削り出す。
もう少し削って形を整えなければならないが最低限のところはなんとかクリア。問題はここから。
「鈨」(はばき)と呼ばれる金属部位。鞘が簡単に抜け落ちないようにする役目がある。これが取れてしまった。この部分はオリジナルのまま通そうと思っていたのに。
何の金属か分からないがハンダで接着しようとしたが剥がれてしまう。仕方ないので作り直すことにする。