tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

辞任に値する国会軽視 ~法制局長官の答弁~

2019年03月18日 | 日記

 これは今日(3/18)の北日本新聞社説の見出しです。これは先日の参院予算委員会において横畠内閣法制局長官が答弁の中で、野党議員の質問姿勢を批判したことについての社説内容でした。テレビ中継を見ていて「何だか横柄な態度だな!?」と思っていたので、この社説の訴えるところがよく理解できました。

 社説は、~横尾氏は、立憲民主党の小西洋之氏が、行政府を監視する立法府の国会議員としての役割を尋ねたのに対し、「声を荒げて発言することまで含むとは考えていない」と答えた。小西氏を揶揄したのは明らかであり、発言の裏には野党議員への侮りがうかがえる。~と記しています。そして、~そうした言動は小西氏個人や野党議員に対してだけでなく、すべての国会議員、ひいては国会そのものを軽んじていると受け止められても仕方なかろう。国会としても厳しい処分を求めるべきだ。~と訴えていました。(個人的にもそのように思いました。)

 さらに社説は、~横尾氏の答弁には安倍首相へのおもねりが感じられ、内閣法制局が決して踏み出してはならない「時の政権への忖度」がうかがえる。~ として、さらに ~今回の横尾氏の発言だけでなく、財務省による決裁文書の改ざんなど、政権への忖度などに基づく官僚の不祥事が相次いでいる。厳格なけじめをつけなければ、政治と行政が劣化するばかりだ。~と、結んでいます。

 近年は、日本の政治に対して、ますます失望感が大きくなってきました。何とかしないと・・・。(土)

 


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