昨日(9/26)の北日本新聞の見出しのような社説からです。社説は、~教員のなり手不足が深刻さを増している。~と、教員の人材確保が難しくなっている現状を危惧しています。
2021年度の小学校教員の採用試験の競争率が全国平均で2.5倍となって、4年連続で過去最低を更新したとのこと。1999年度には過去最高の12.5倍の「狭き門」だったというから、まさに驚くべき激減ぶりということです。
競争率の低下の主因について、~文科省は団塊世代の大量退職以降、採用数が高止まりしているためと分析。学校関係者からは、長時間労働を象徴する職業として人気が下がったとの指摘が多く聞かれる。~と社説は報じています。
我々のように元教員としては、たぶん現場の学校関係者の見方が正しいと判断します。とにかく、昨年のように、現場で教員が不足した事態だけは避けなければならないはず。あの手この手の採用確保手段を工夫しなければなりませんが、何と言っても「教育現場の多忙化解消」が、まずもって必要だと思います。(土)
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