四季折々

~感じるままに~

立つ鳥跡を濁さず

2023-05-25 07:56:57 | メジロの子育て
我が家の玄関脇で育っていたメジロの雛が巣立ちました。
といっても、見届けることはできませんでしたが、昨朝飛び立ったようです。
 「立つ鳥跡を濁さず」、糞一つ残さず、まっさらのような素晴らしい巣を残していました。

     
玄関脇のこのシャラノキ(夏椿)でメジロのつがいが子育てをしていました。

上からも下からも横からも巣は全く見えませんでした。


昨日は朝から全く親鳥の姿を見なくなりました。
なので、09:30 頃、近くに脚立を立てて枝葉を分けて巣をのぞいてみると、もぬけの空でした。

私たち夫婦が早朝ウォーク中の05:40~07:00に巣立ったのだろうと思われました。



こんな立派な巣でした。
糞や羽根一つ残っておらずきれいでした。

こんな糸のような材料やクモの巣のような白いものをどこから集めてきたのか?
そして、芸術的な、丸くて立派な形にどのようにして作り上げたのか?
感嘆そのものでした。
なお、巣の上側の直径、長さとも約6㎝の大きさでした。

ところで、先般(5月21日)初めて気づいた時はこんな状態でした。

「生まれて間もないような」とUPしましたが・・・
クチバシ部分しか見ていませんでした。
その後も、隙間からは観察できず、どのくらい育っていたのかは不明でした。
ただ、気づいた5月20日から5月22日までは、親鳥が虫らしきものを頻繁に運んでいたので、
今思えば、かなり大きく育っていたのだろうと思われます。

ともあれ、あの親鳥夫婦は、いいところを見つけ、いい巣を作って、うまく子育てしたものです。
そして、糞や食べかす一つ残さず、こんなにきれいに片付けて巣立ちをさせるとは・・・
誰に教わるのでしょうね。
 「立つ鳥跡を濁さず」は、水鳥のことを例えたことわざのようですが・・・
小さな野鳥のメジロも、本当にそのとおりでした。


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