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四季折々

~感じるままに~

広島の夏の風物詩

2019-08-11 17:53:05 | 日記・エッセイ・コラム

朝から4か所のお墓参りをしてきました。
盆が近づくと、広島ではカラフルな光景があちこちで見られます。
盆灯籠です。今年も広島の盆がやってきました。 
   

   
あるお寺の墓地の光景です。
まだ今日は11日、13~14日になると埋め尽くされます。

   

   

   

   
コンビニ、ホームセンター、ドラッグストア、スーパーマーケットなどで売っています。
大・中・小とあり、価格は、700円~1,000円くらいです。
白色のものは初盆を迎えられたお墓用です。


この「盆灯ろう」は、安芸地方(安芸門徒)の特徴的な風習で、広島の夏の風物詩の一つです。
江戸時代の広島城下、娘を亡くした父親の話に由来するそうです。
「亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思っても、そのお金がなく、竹をそいで紙を貼り、
それを灯籠として供えたことから始まり、城下に広まった」
とのことです。
灯ろうといっても、風などで火事を誘発することから、最近は灯はともされません。
昔、田舎では実際にろうそくで灯をともしていました。
夕方には山沿いのあちこちで灯がともり、きれいな光景でした。
   

コメント
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