とどこの徒然

はじめまして

衰え

2013年01月24日 22時29分42秒 | 日記
「あらー顔シワシワやげね、そんな顔見たくないわ~」親切(お節介?)夫婦の旦那さんがしげしげと私の顔を見て云うのです。そうです2ヶ月前から3k痩せました。憎むべきガン!
1ヶ月おきに週一回直接患部の首へ打つたエタノール注射。痛さの我慢よりも怖さの我慢でした。もう20数回通いお医者から「もう来なくていいですよ、肺のガンが大きくなっているので…」と優しく三行半を貰って帰り、今度は主治医に「後何年ですか?」と。
「…あと4~5年、もう80になるからイイでしょう」と言われる主治医です。軽い痛み止めは飲んで殆んど元気でした。でも昨年の10月頃から出始めた咳。楽しかった卓球も激しい息切れに10分も持たない。三行半から何年?確かめたくてブログをさかのぼって見たら2,011年の1月でした。2年過ぎてこの息切れ。お腹は空くのですが余り食欲も元気も出ない。お節介旦那さんが云う通り口の周りはシワシワ。自分でも見たくない顔です。

酸素吸入兄が時々指を入れ計っていた体内の酸素量。最近の息苦しさに私も欲しくなり通販で買った(パルスワン)体内の酸素度・脈拍数などが解るのです。今のところどうにか正常かな???


正午過ぎ、玄関へ出た亭主が「凄い青空や」と女房に告げる。簡単に食事を済ませ何処かへ出かけたい退屈男と車椅子を車に積んで山中温泉街へ到着。何時ものように亭主を車椅子に乗せ力一杯押しまくる。2~3分でアゴが出る。ハーハーヒーヒーの大息吐息。こんな筈じゃなかったのにね。ヤットの思いで車へ引き返し枯れ木ばかりのこおろぎ橋を渡り、5年前の大晦日に次男家族と泊まった旅館『お花見久兵衛』の前を徐行しながら美人の女将やご主人、若夫婦のお姿。我が家の孫二人と元気だったジジ様も見ていた嫁さんまでも一緒についた元旦の餅つき大会を懐かしく思い出しながら(その一週間後の脳梗塞です)通り過ぎたのです。

いつの間にか青空が雨雲に覆われ四十九院トンネルを出ると土砂降りの帰路でした。



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