恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

第44回東京都優良茶品評会審査会が開催されました。

2014-08-05 17:03:48 | Weblog

 

うだるような暑さの毎日、日本のじっと~~とした蒸し暑い夏、いかがお過ごしでしょうか?

 

そんなさなか、煮えたぎるお湯を使い、熱湯を使用する、お茶の審査会が行われました。

 

ちなみに、会場は「東京茶業会館ホール」

 

ここは、お茶の審査に適した環境に作られているため、空調は天井にありません。足元に吹き出し口が設置されており、お茶に影響を与えないように考えらえた作りになっています。

 

 

さて、今回は、各茶産地、製茶問屋から出品された、各々特徴的なお茶を、消費地東京のお客様の観点から審査する審査会です。

 

特筆すべきは、お茶の「味・香り」にこだわっている点。全体の点数の配点比率が、全4項目の審査でこの2点が、全国にあるお茶の審査会・品評会に比べ

 

重点的に上げられており、味本位の品評会になっております。

 

審査員は、農林関係の行政の方や、様々な茶関連団体のトップの方、そして東京茶協同組合の役員の方々で厳正に、細かく

 

一定のルールにのっとって進行されていきます。

(審査するお茶(一部))

 

我々、茶業青年団もお湯を準備したり、片づけたりと、審査が滞りなく進行できるようにサポートさせて頂く任を頂き出陣致しました。

 

 

審査は全部で4部門。味・香気(かおり)・水色(お茶の浸出液の色合い)・外観(見た目、手触りなど)です。

 

審査は、まず各審査主査や審査員が時間内に荒分けし、さらに絞り込んでいくシステムです。

(上の写真は、テープで四分割されており、上質なものが一番上、次に上から2番目という具合に、

分けられ、各審査員によって上下されます。一定時間経過すると、4分割して残ったものが集められ、

一番上質なものの中でさらに細かく分け、2番目の中からさらに細かく分けという作業をして、

最後にその部門の主査が確認し、決定されます)

 

(お茶を浸出する時間、手角度など細かく決められています)

 

 

この審査をもとに農林水産大臣賞や各行政機関、関連団体から授与される賞などを決定されます。

 

そして、この受賞したお茶をもとに、東京茶業組合では、9月に入札会が開催され

 

入札が行われ、落札したお茶屋さんで、この優良茶が並べられ、皆様のお手元に届く、という流れでございます。

 

店舗によっても異なりますが、9月後半から10月頃には販売が開始されるかと思いまので、

 

是非とも楽しみにして頂きたいと思います。今年栽培されたお茶の「上級品」。非常にいいものが出来ていると思います。

 

どちらにしても数量限定ですので、お近くのお茶屋さんにお尋ねください。

 

 

 

*ここでお茶屋だから言える!マル秘お買い得な優良茶品評会の買い方

 

まだ入札会は行われていません=お茶屋さんは仕入れていない

ですので、お客様がオーダーを出す。

 

「こんな感じのお茶で、これくらいの値段で、おいしいやつを落札してきてね」

 

と好みを伝える。お客様の為だけに落札された美味しいお茶が届く。

 

(もちろんご対応出来ない店舗やご希望に沿えない場合もありますが、ちょっとお茶購入に楽しみが増えるかと思います)

 

 

 

 


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