恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

新茶は、わっぜ~はやかど~!(とても早いです)

2009-04-12 11:25:14 | Weblog
おやっとさあです。(お疲れ様です)

かごんまは、日本で一番新茶の早か場所ですよ。


「今年は、もうできたのけ~?ほんとけ~?」

「だよだよ!」


こにゃにゃちは。


この時期になると、お茶屋のあいさつの頭にはこんな言葉がつきます。


「今年はどうかね?早いかね?」

新茶は、実は竹の子のように、土から出てきます。

うそです。

茶畑をご覧になると、新しい芽が出てきます。これが新茶です。

この新茶の生育が早いかどうかというのは、お茶屋さんのこの時期最大の関心事です。


今年は、南国・鹿児島では例年よりも一週間ほど早いと言われておりました。

なので、不肖私も、指宿砂蒸し温泉に行くかたわら、ちょっと茶畑を

のぞいてみました。


4月7日の雰囲気です




この場所は、指宿(いぶすき・砂蒸し温泉、篤姫のゆかりの地でもある)のある

近くで、開聞岳が望めます。開聞岳とは別名「薩摩富士」ともいわれ、

戦時中、知覧から飛び立った特攻隊が、最後まで見ることができた

祖国の景色だったそうです。




そんなことを思いつつ、一番早くできた新茶を頂いていたところ、

桜島が噴火しました。




まるで砂嵐のように灰が降ってきて目が痛い、体は灰だらけ、結構毛だらけ・・・





なにはともあれ、桜島の噴火で幕を開けた新茶前線☆

静岡は4月下旬からという予想が出ております。


皆様のお手元に届くのはもう間もなくです!!

ぜひぜひ、お近くのお茶屋さんをこまめにチェックしてみてください!


今年の新茶はおいしいですよ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (自然と茶を愛するモノ)
2009-04-13 01:36:51
数日から数週間で新茶が早いか遅いかを気にする事自体が下世話な気がします。
自然のあるがままに身を任せ受け入れる事があるべき姿であると思いますし、それを消費者に促すのが仲介者である販売者であると私は思います。

旬の食材である筍や牡蠣が例年より何日早いかなんて一般消費者は気にしていないでしょう。結果として旬のモノが出現したときが季節や時の移ろいを感じる時なんだと思います。

お茶業界も慌てず騒がずゆったりと自然に任せて商いをしていって欲しいものです。まぁ生業として飯を食っている方には難しいと思いますがなるべく商業主義に走らず理想を追って欲しいとおもいます。他ならぬ『心』を信条とするお茶のせかいにあっては…。
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そうですね☆ (まいの)
2009-04-13 13:04:23
>自然と茶を愛するモノさん

コメント頂きありがとうございます。

確かに、お茶の早さだけで値段が決まってしまったりすることもあると聞きます。
でも、ぼくはこう思います。
みんな新茶が好きなんだと思います。お茶屋さんも買うお客さんも。だから待ちきれなくて、待ち遠しい気持ちが会話に表れているのではないかと思います。また、早い遅いを感じることで地球の変化も敏感に感じられるようになり、あらためて自然から頂く新茶の味がありがたく感じられます。

でも、そういったお茶の「心」を感じて頂く努力もお茶のを預かる仕事をさせて頂いているものとしては一生懸命させて頂かなくてはならないですね。

また、ぜひご教示くださいませ。
ありがとうございますm--m
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