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順海閣 本館「広東」② 045-681-1324
順海閣では、「帆立、イカとブロッコリーの沙茶醤炒め」
201103
聞き慣れない調味料、沙茶醤(サーチャージャン)。原材料は、大豆油、魚肉(ヒラメ類)、大豆粉、砂糖、玉ねぎパウダー、にんにくパウダー、練りごま、食塩、香辛料、えび醤(えび、食塩)、調味料らしい。これを海鮮類で炒めるのだから美味しいはずである。やはりこういう味付けをランチで出すのは、老舗順海閣ならではだろう。
どうも震災以来中華街も何か元気が無い。3月28日、最終週になり春休みを迎えた、家族客等がもどってきた。大通りも平日とは思えない人通り、是非シャッターが降りている店舗の復活が望まれる。縮小してから以前ロビーと使われていた入口がメインの場所となっている。私から言えばコンバクトになり、客にも目が届くので良い雰囲気となったと感じている。
まずは、ボットに入れられたウーロン茶。やはりこれでなくてはいけない。ランチでも取り皿を提供してくれる心遣いはありがたいが、丁寧にテーブルの向こう側に移す。これも節電にもつながる行為であろう。漬けものは相変わらず、「きゅりの醤油づけ」私は何かほっとするもの。しばし待てば、全ての料理がそろう。改装後、厨房との距離が身近くなったので、できたてがすぐに提供される。
彩りも良いメインデッシュ。海鮮はメニュー通り「帆立3」「イカ6」がはいっていた。野菜もメインの「ブロッコリー」「長ネギ」「人参」「シメジ」「キクラゲ」等が入り、沙茶醤と蒜がまとわりついている。見た目には、薄味に見えるが優しい味付け。美味しい。中国の多くの調味料は歴史も感じる。この文化はすばらしい。
スープは玉子スープ。こちらも優しい味付け。美味しい。寒いのでスープもおかわりを依頼する。快く受けてくれる。ありがたい。食事は楽しく食べるもの、それを演出してくれるのが飲食店。最後は、当然丼として終了。最後はデザートで終了。満足いたしました。
沙茶醤(サーチャージャン)
香港を代表する調味料メーカーの李錦記(リキンキ)。百年以上の歴史と伝統に裏付けされた本格的な味わいは、多くの一流シェフも絶賛するほど。香港の有名レストランでも使われている本場の味を体感してください
台湾では欠かせない、風味アップのひとさじ!
ヒラメなどの魚介類をベースに、にんにく・ごま・香辛料・油を加えて煮込んだ沙茶醤。広東の潮州地方発祥の調味料ですが、もともとはインドネシアのサテに使われるソースがルーツで、英語ではバーベキューソースとも呼ばれています。魚介のうま味と香辛料が効いた独特の風味があり、台湾や香港ではとてもポピュラーな調味料。火鍋のつけだれに使われるほか、牛肉の沙茶醤炒めや、春雨と魚介の沙茶醤煮込みも有名ですが、キャベツやもやしなどの淡白な野菜を沙茶醤と醤油で炒めるのもおすすめ。はまるとけっこうクセになります!
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