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中華街香港路で長年頑張っていた「京城飯店」。久しぶりに行けば、店は閉店。別な店に変わるところだった。ところが、はす向かいの店舗に、見なれたママの顔。そこで、開業したらしい。今までより、2倍程度の大きさ、あまり手を入れず居抜きで変わったようである。
店舗名も「星陽飯店」と変更、何やら気分も一新しているらしい。テレビ局に頼まれた撮影の合間、昼時間になったので、せっかくなのでランチを頂くことにした。以前の店舗同様、650円程度のランチが準備されていた。
定番ではあるが、➀海老とイカチリソース②ユーリンチ(油淋鶏)③ポイコーロー④マーボー豆腐⑤牛肉とピーマンの細切り炒め⑥ニラレバ⑦玉子と豚肉、木耳炒め⑧酢豚等がふかひれ入りスープと共にセット(ご飯・スープ・香の物「ザーサイ」)になっている。当然、ご飯・スープのおかわりは可能である。
店を仕切るのはママ(奥さん「いつのまにか孫までいるようだ」)一人、相変わらず頑張っている。良い客もついているらしい。常連客を含め、賑わっていた。わたくしがたののは、「ユーリンチ(油淋鶏)セット」、ご飯は少しでいいと言っておいたが、タップリと盛り付けてくれた。麺であれば、500円程度からランチで食べることができる。
とにかく安い料理が多い特徴は維持している。特記すべきは、「ルーローハン(魯肉飯)」が増えたことであろう。以前この店は台湾料理だったのだが、その印象もあるのかもしれない。単品料理半額も設定している。ビールも350円、楽しみがふえてきた。
さてすぐに定食が運ばれてきた。キャベツの上にタップリの鶏肉の唐揚げ、タレも十分にかけられていた。素朴ではあるがいつも親しみのある料理。やはり、中華街のランチは校でなければならない。特記すべきは、ザーサイ。甘めに味付けされ、ごま油であえたもの。なんと500円で販売もし始めたらしい。
スープは、相変わらずフカヒレ感を感じるわかめスープ。これも変わらず豆腐・玉子で閉じられている。変わらぬ味というのは何かほっとする物である。水はセルフサービスだが、いつものように私には温かいウーロン茶を提供してくれた。デザートは、杏仁豆腐。久々の味を楽しみました。