tonto's blog

コメントをいただく時はこの下、「メッセージを送る」からお願いします。お返事したいので、メールアドレスもお忘れずに。

路(ルウ)

2015-07-31 | weblog

 テレビじゃ関東地方の猛暑を伝えてるけど、「うちのあたりはそうでもないな」と他人事のように見ていました。でも一昨日さらに昨日の暑さは「これって半端じゃない」と感じるのに十分でした。

 夜のこれが、もちろん待ち遠しい。サッポロじゃなくてキリンでもアサヒでもサントリーでも、発泡でも何でも美味しかったと思います。

 ほっと幸せな一杯、と、気に入った作家の文庫。安上がりな夜の過ごし方ですが、これで僕には十分。吉田修一さんってなんでこんなに「人の優しさ」をうまく表現できるのでしょう。

 


やりっ放しでOK

2015-07-30 | weblog

 私たちのような診療所には、毎日のように製薬会社のMR(Medical Representative)さんの訪問があります。もちろん自社製品の紹介が主な仕事ですけど、そのほかの情報なども提供してくれます。今回は近々にある講演会(もちろん自社製品に関係した疾患)の案内を持って来られました。

 脂質異常症(コレステロールなど)におけるお話のようですが、このパンフレットにある英語:Treat to target or Fire and forget って何だろう?と思いました。内科の先生ならもちろんご存知なのでしょうけど、この前半分はなんとなく分かりますが、後半分の「火をつけて忘れる???」で、このMRさんに尋ねてみました。「はぁ、私にも」で話は別の雑談へ。

 このMRさんが帰られた後に、別の製薬会社のMRさんがこられました。「これ何か分かりますか?」でこの方もご存じなかった。まあこんな事は最近じゃグーグればすぐ解決(ここが分かりよい)したのですが、そうかと納得していると後のMRさんはその意味を教えに戻ってくれました。これがMRさんに対する評価の決定的な所です。話題が豊富で話していて楽しいMRさんでも、本来の仕事をしないとね。

 こんな事をブログに書いてたら、「先生、大変なことになってる」と看護師が走ってきました。私の所はレントゲン室と内視鏡検査室を共用しています。今朝の内視鏡検査が終わった後、流しに水を溜めようと蛇口を開いたまま1時間以上放置。当然水はあふれ出て、設計の拙さからその流しの前にある、レントゲン関係のたくさんのコードが埋まっている溝にたっぷり溜まってしまいました。

 

 ぞうきんと吸引器を使い、溝の中の水を吸い出し、その後は扇風機と布団乾燥機で「祈るように」乾燥を試みます。週末はレントゲンを使わず、週明けに怖いけど電源を入れてみよう。

 人の悪口を言う前に、自分がミスしちゃわないようしっかりと。と反省した午前でした。

 

 


ホテル食パン

2015-07-27 | weblog

 「ホテル食パン」って?と前から思っていたのです。で検索してみると、ホテルで出されるような風味の食パン。バター、卵、乳製品を多く練りこみ柔らかく仕上げて高級感を持たせている。その分通常の食パンよりは値段も高い。と書かれていました。

 確かに近所のスーパーやパン屋さんでも通常の食パンのほかに「ホテル食パン」としてところによっては倍以上の値段のものが売られていることがあります。何となく高級なものだと…で、やっぱり普通のを買っていました。

 私が子供の頃、淡路島には「主婦の店」というスーパーマーケットがあったのですが、その後に名前を変えて「リベラルスーパーマーケット」になっていました。けど少し前に閉店。ここは「コペンハーベスト」という自前のパン工場を持っていて、安くてとても美味しかったのです。西宮に住んでいるころも、帰省した際にはこちらのパンを買って帰っていた程です。はっきり言って街のパン屋さんのものより美味しく、私の好みでした。今日、その工場の前を通りかかったのですが、写真のように「さびしい姿」のまま放置状態でした。

 その後は、色々なお店のパンを探しますが、これまでのものに勝るものはない。確かに「ホテル食パン」と書かれているものはまあまあ美味しいですけど、お高いので買ってもらえません。

 ところが、最近立ち寄った某薬局チェーン店の食品コーナーにあった「ホテル食パン」ですが、なんと税込み98円。下段のはさらにお安い78円。期待せずに98円のを買ったのですが、これが「さくさくと」した食感とやや多めの塩味で美味しい。どうも福岡県の方でつくっているようです。近所にその某薬局はないので買いだめで冷凍庫に入っています。

 これから毎朝、うちの朝食は高級そうな「ホテル食パン」です。

 


暑さが戻ったある日

2015-07-24 | weblog

 私の患者さんの最高齢者である Y さんは明日103才の誕生日を迎えます。多少耳が遠い程度で、最近では外出はほとんどしなくなったけど、少し前までは畑の作物をとりに出たりもできていました。今は息子さん(奥様は数年前になくなりました)との二人暮らし。だから息子さんの食事も時々作っているようです。

 97才のお正月、洗濯機の前のぬれていた床で転び大腿骨を骨折、入院となった時にはこれでもう寝たきりになるかもと周囲は思ったのですが、半年後にはみごと元通り歩けるように回復。スーパーなおばあさんです。

 

 手元にある年齢早見表だともう来年は「欄外」になってしまいます。

 女性の最高齢者は何歳なのか知りませんけど、このような生活を送りながらの100才超えじゃないと。2週間に一度お顔を見ていますが、この10年間ほとんど変化がないような感じがします。いつまでも。

 

 そんな夕方、ここ数日雨が続き散歩できなかったのですが、今日はこのようにきれいな夕焼け。その雲と月が近くにあってきれいだなと眺めていたら、そういつもの時刻に飛んでいるジャンボ機と思われる4発ジェットが現れ、ちょっと愉快で幸せな気分になりました。

 もちろん国際線なんだろうけど、前に海外へ行ったのはもう思い出せません。そして今後もいつのことか。

 

 


遺憾に思う

2015-07-22 | weblog

 表題の言葉、前からどのように使うのか、使った人はどのように思っているのか?疑問に思っていました。

 今晩のニュース番組で、防衛省の関係者がドローン対策目的でドローンをテスト飛行、強風のために制御不能となり、近くのマンション玄関に落ちちゃった。ということを伝えていました。

 これに私は、防衛省の誰かが「遺憾の意」を述べるのかなと思っていましたが、「おわび申し上げる」と話したとのこと。

 「遺憾」にはお詫びの気持ちが入ってないそうです ですから今日の防衛省の発言は、ちゃんとした言葉を使ってのお詫びだったようです。「うちの社員が、とても迷惑な事を起こしてしまったことに対し、誠に遺憾に思います」なんて平気で話す社長さんは、実は「うちの社員がやっちゃったよ、まあ一応謝っておこう」という事なんですね。

 まあ、「遺憾の意」なんて、「上から目線」的な感じをもっていたので、自分が使うことはない言葉です。

 


花の名前は知りませんが

2015-07-21 | weblog

 毎年、「海の日」がらみの連休には信州・蓼科にあるホテルに向かいます。ここ15年くらい、何度か行くことができなかった年もありますが、「恒例」になっています。旧「海の日」は私の誕生日で、自分へのプレゼント的な事でもあります。たいしたこともしてないのに「ご褒美」なんて!とかは思わないでください。

 今年も昨年同様、アルファロメオ・スパイダーを運転して向かいました。土曜の午後に出発し、夏休みが始まった交通量の多い連休に約450kmは正直なところ「キツイ」です。でもそこには部屋に入ったら、声にはしませんが「今年もまた来たよ」とつぶやいている心地よい場所が待っています。でも今回はそうじゃありませんでした。

 

 この花がない。

 部屋に置かれていたアンケートにクレーマーじゃないけど、「残念」の意の言葉をチェックアウトの時の渡しました。これは心地よく滞在できるための「お客様のご意見」です。

 「来年また来るね」と部屋を出ました。

 


こむぎ(ラーメン店)

2015-07-16 | weblog

 水曜日の午後オフとなる私は、そのお昼ご飯をどこか行ってみたいお店を選ぶことになります。昨日は(も)ラーメン気分。その後にちょっと立ち寄りたいところがあったので、近くで候補に挙がるのは数店。

 今年初めに新規開業。開店後少したった頃に(もちろん水曜)に訪問したのですが、あまり芳しくない印象でした。道向かいには人気のラーメン店があるのに、ここでの開業は勇気いるなと感じました。でも、バイトも雇わず、お兄さんひとりでがんばっているのは好感が持てました。だから、きっと進歩しているだろうと再訪。

 厳しい暑さのこの頃、お昼は「冷やし中華」と2種類の「つけ麺」だけ出しているとのこと。普通のラーメンが食べたかったのですが、仕方なく少し辛そうなつけ麺にしました。つけ麺は太麺のお店がが多いように思ってましたが、こちらは細め(でも腰あり)の自家製麺ででした。

 ラーメン屋らしからぬお洒落な丼とつけ汁のカップ。向こうにあるレンゲをいれているのが、通常のラーメン鉢です。店主のこだわりなのでしょうね。

 入店時は誰もお客さんはいなかったのですが、私の後に次々と3組のお客様。ひとりですから急に忙しくなり、カウンターの向こうで黙々とでもせわしく作業を進めていました。出されたつけ麺の写真を撮ってると「つけ麺は時間が経つとくっつきやすくなるので」と、これは遠回しに注意されたのかな?

 進歩の具合を確かめたいですが、夜にはなかなか訪ねにくい所です。

 


空の冒険

2015-07-10 | weblog

 あるエッセイを読んで、そうなのかもしれないと思い、こちらに書き留めておきます。


 

吉田修一「空の冒険」(集英社文庫)より抜粋


 師走の時期、国内線の飛行機(特に東京や大阪からなどの大都市からの出発便)に乗ると春に就職や進学で故郷を離れ、ほぼ一年を都会で過ごしての帰省の様子を見て、自分を重ね合わせ思う事がある。夏の四ヶ月目の帰省ではまだ「東京へ行ってきた」感覚が強かった。しかし12月の帰省では「東京で暮らしている」という感覚に変化していたように思う。ひと言で言えば、夏が「故郷へ帰る」だとしたら、冬には「故郷に行く」になっていたのだ。

 

                      


 さて、このエッセイのように自分も親元を離れ、東京で暮らし始めた時はどうだったのかを考えてみると、学生として東京で暮らすようになったのと、就職して東京で過ごすようになったのでは違うなと思いました。もちろん「生活費+α」もスネかじりのままですから当然かもしれません。

 その後、少ないながらも自身で収入を得、帰省した時に両親の顔をみて「前より歳とったな」と思うようになったころ、初めて感謝の気持ちと、その頃になってようやくこのエッセイにあるように「都会に暮らし・故郷に行く」に変化したように思いました。

 このエッセイ集の著者である吉田修一氏を知ったのは、映画「悪人」みてから。決して恵まれているとは言えない寡黙な青年の悲しみと怒り。九州の片田舎で職場とアパートを往復するだけの寂しい生活を送る女性。この二人を中心としたそれは「暗い」映画でしたが、それ以外に私に何かを感じさせた作品であったように思い、そのあとは何冊かの作品を読みました。

 久しぶりに購入したの同氏の作品ですが、今回のものは全日空の機内誌「翼の王国」に連載したものをまとめた、短編およびエッセイ集。これまでのもの(長編ばかり)とは印象が変わりました。機内誌掲載のものだからかもしれませんが、短編は気持ちを「ほんわか」させる。

 


電車の中でも取り出せる

2015-07-08 | weblog

 恥ずかしながら、スマホ再デビューです。これまで電車の中でのメールチェックがガラケーじゃちょっと。

 結構バッテリーも長続きするようになったのですね。スピードも速いしやっぱり進歩してる。

 これでやっとポルシェセンターでもらったノベルティー・グッズのスマホケースがつかえます。

 でもこの写真はデジカメで写して、有線でパソコンに移し、ブログ経由FBへとアナログそのもののまま。

 


全島一斉清掃の日(の後)

2015-07-05 | weblog

 7月の第1日曜は、表題のように基本的に全世帯が協力して清掃を行うことになっています。観光が大きな産業の淡路島ですから、これからの夏のシーズン、お客様に気持ちよく過ごしていただきたいと始まったのだと思います。

 私の担当場所は、近くの河川堤防から伸びた雑草刈りです。脚立を使って上り下りを今日はあいにくの天気だったので雨具をつけての作業。かなり汗をかきましたし、太ももがピクピク。

 このように書くとかなりがんばったように思えますが、約1時間程度の作業で、後の1時間は近所の人たちとの世間話。まあ、近所の人たちとのコミュニケーションの場と思い、毎回参加しています。

 この後は、先日修理に出していた車を引き取りに、バスに乗り神戸へ向かいます。お昼はそのショップ近くにある「らぅめん たろう」にしようと思っていましたが、道(国道2号線)向かいの「横浜らーめん」に思わず吸い込まれてしまいました。

 

 メニューを見ると、一番基本のものが「みはまやラーメン」となっています。みはまや?よこはまラーメンじゃないの?と思いながらも、岩のりと玉子をトッピングしたラーメンをオーダー。太麺と細麺の選択、麺の硬さ・スープの濃さ・油(脂じゃなくて?)の多さの注文ができるようです。細麺にしましたが、他のお客さんのように硬さなどは聞いてくれませんでした(細かいことにこだわります)

 

 写真ではなぜか玉子の黄身が飛び出しているように見えますが、普通の断面ですよ。岩のりはもちろん真っ黒で見た目は美味しそうじゃないですけど、これがスープ(とんこつ、向かいの「たろう」よりもよかった)と混ざり期待以上の美味しさでした。完食後のラーメン鉢 を見て「みはまや」に納得。ラーメンはもちろんですが、女性定員さんの対応の様子がかなりの高得点。結構満足してしまって、車のショップ へ向かいました。