tonto's blog

コメントをいただく時はこの下、「メッセージを送る」からお願いします。お返事したいので、メールアドレスもお忘れずに。

広告コピー集

2023-12-28 | weblog

 商品や企業の魅力を伝えるために考えられたものが「広告コピー」といわれるものだそうです。無数にある広告コピーから、その季節に合わせて毎日並べてみた一冊がこれ。

 昨年末にこの存在を知り、今年に入ってから一日ひとつづつ読みました(うそ、忘れていて、一週間分一度にという事も何度も)

 そして昨日のものがこれ。まあ、そのとおりです。

 先に読んでしまいましたが、大みそかはこちらでした。

 「変わる」と「変わりたい」は、天と地ほどの差があって、「やってみよう」と踏み出せば、その一歩が変わった証。生きているうちは「地」から「天」への道のりも案外近いのかもしれません。とのコメントが添えられていました。

 新年を迎えるにあたり、若者たちに希望を与えるいい「広告コピー」だと思いましたよ。この本は何年でも毎日読み返せますね。皆様も良いお年をお迎えください。

 


カセットテープで

2023-12-24 | weblog

 個人的に興味があった映画の上映が始まりましたので、観に行ってきました。場内は私も含めて年寄りばっかり(私が最年少かも)

 内容をご存じの方も多いかと思います。定年あたりまではこのような生活じゃ困ると思いますが、いわゆるシルバーの歳となり、体力的にも問題なければ、マイペースで几帳面に日々を過ごしていくような主人公に共感を覚えました。私自身、朝のルーチンというか同じことをみんなしていないと落ち着かないという軽度の強迫観念的(何度もカギをかけたか気になって家を出られない例が有名です)なところがあるからかもしれません。

 この作品の 公式サイト とてもいい感じです。この中で紹介されている COLLECTION のカセットテープたち、欲しくなりました。音楽(音)のことにも疎いですが、アナログでの再生は柔らかく、沁みこんでくるのでしょうか。現在、カセットテープを再生できそうなのは車だけかな。


初めて役立ったコロナワクチン接種証明アプリ

2023-12-23 | weblog

 新型コロナウイルスに対するワクチン接種ももう終盤。来年からは7,000円の接種費用が必要となることが決まったようです。インフルエンザワクチンは受けても「コロナはええわ」ってことになりそうな感じですね。

 「何とか割」とかを受けるためにはワクチン複数回必要で、スマートフォンに接種証明アプリを入れられている方も多いと思います。私ももちろんそうですが、これまで活躍する機会がありませんでした。

 先日、某所の入場にあたりシルバー割引があったのですが、あいにく運転免許証を忘れ、またマイナンバーカードは自宅引き出しの中。うーんと考えて、接種証明の中に生年月日が書かれてるんじゃ?

 チケット販売窓口で「これしかないですが」と見せると「初めてですが、大丈夫だと思います」とめでたくシルバー料金で入場できました。「これ役に立ったの初めて!」って思わず声に出すと、チケット売り場のお嬢様も微笑んでくれました。

 まあ、それだけのことですけど。


「でこまわし」

2023-12-14 | weblog

 「でこまわし」とは「かずら橋」で有名な徳島県祖谷地方で食べられる、そば団子と豆腐とこんにゃくなどを串にさし、甘いみそを付けて炭火で焼いたものです。

 ある雑誌でこのことを知り、今の時期は祖谷渓は紅葉でちょうどいいのでは?と出かけてみました。「かずら橋」にはこれまで何度か行ってますが、大歩危・小歩危は通って行かないルートばかりだったようで、今回はしっかりと吉野川上流の切り立った奇岩も見学し、だいぶ前に流行したラフティングも(乗ってません)見ました。

 あるお店に入り、この「でこまわし」と「あめご」を焼いている様子です。思った以上に各素材は大きめのものです。ちょうど昼時でしたので、「しし肉」が入った名物の祖谷そばと「でこまわし」1本を注文しましたが、テーブルに届けられて「あっ、これは食べきれないな」と感じたのですが、そばつゆの比較的控えめな味付けと、甘いみそのおいしさ(特にそば団子がよかった)で完食。

 「かずら橋」は怖いから渡らず、ここより北上して「ひの字渓谷」を目指します。祖谷渓の流れがUターンするところがあり、向かいの道路から見ると川がひらがなの「ひ」に見えるところから名前がついているようです。ここの紅葉は素晴らしいそうで、期待していたのですが、ちょっと遅かったようですね。でも写真のように見事な景色でした。若葉の頃もいいかもしれません。川の水はもう少し多い方が…。

 この後さらに北上、たぶん20年ほど前に一軒宿の露天風呂と「小便小僧」を見に来たのだと思います。雪が道路に残る中、夏タイヤという無謀ぶりでした。翌年からはこれに懲りて、冬にはスタッドレスタイヤを使うようになりました(無事に走れましたが、それほど怖かったという事です)

 かわいい小僧は全く変わってませんね。違ったのはその宿から外国人観光客が「小便小僧」を見に散歩がてら来られていたことぐらい。その後はかなりの距離のグネグネ道を低速走行して、やっと基幹道路に出、自宅に向かいました。「四国はやはり山深いな」と感じながら。


お隣りさん

2023-12-13 | weblog

 最近テレビコマーシャルで、ふるさと納税の「さとふる」が流しているものがありますよね。

 庭先で、ご近所さんたちが「ふるさと納税」でゲットした食品を食べながら雑談、松重豊さんが最近近くに引っ越してきた、苗字が「おとなり」さんという設定のようです。

 そんな苗字ないよなと思っていたところ、昨日ファックスで届いた勉強会の案内。講演の先生のお名前が「音成」さんでした。

 まだかこのような形でタイミングよく「おとなり」さんが現れようとは思いませんでした。ただこれだけのことです。すみません。


男性週刊誌はやはりうそつきだ

2023-12-09 | weblog

前の記事は女性セブンという女性雑誌のことを好意的に書きましたが、今回は週刊現代について、「事実と全く違う」という事を書いてみます。

 こちらの開業医に対する批判的な記事、特に「無駄な薬で儲け放題」という事に対する反論というか「それは違うでしょ」という私の感想です。

 何かの病気で町の診療所を受診、診察のあと投薬を受けて帰宅すると思います。投薬の中で大きく二つに分けると①院外処方か②院内処方かという事になります。まず院外処方について。

①院外処方の場合、医療機関は処方箋を発行し、処方箋薬局で投薬を受けます。この時に医療機関に入る収入は処方箋料だけ。これは1種類だけでも5種類の薬が処方されても金額(点数×10円)は同じです。さらにたくさんの疾患を持っている患者さんは7種類以上の薬が処方されることもありますが、この7種類以上となると処方箋料が680円から400円に減額されます。ここだけを見てもこの記事は間違いですね。出せば出すほど丸儲けなんて。たくさん(無駄といわれる)処方すると減額になります。

②院内処方の場合はもっと複雑です。この場合処方箋料ではなく処方料というものをいただきます。こちらは420円です。院外処方の場合と同じで、7種類以上となると減額され290円になります。さらに院内処方のつらいところは、7種類以上の投薬となると薬価の90%しか医療機関には入らなくなる(処方料だけじゃなく薬代自体も減額される)というルールになっています。

 院内処方をおこなっている医療機関は一般の小売業と同じで、問屋さんから卸値+消費税を払い購入します。卸値は薬価(定価と同じ意味)の90%ぐらいが平均です。医療機関は患者さんから消費税はいただいていません。つまり医療機関が消費税を吸収しているわけです。今回導入で話題のインボイスもこれについては関係ありません。

 1錠100円(薬価・定価)の薬があったとします。医療機関は卸値90円+消費税9円の99円で購入。確かに患者さんには100円でお渡し(3割負担の場合30円をいただき、残りの70円は保険基金の方から支払われる)なので1円の利益が出ます。1か月の投薬で30円の収入です。5種類の投薬だとしても150円の収入。どの小売業でも不良在庫が発生しますので、これでは結局赤字なのは明らかです。

 さらに7種類以上の投薬だと上記のように全投薬の90%しか入らないので、大々赤字。医療機関は特に院内処方の医療機関は「薬は出したくない」のが本音です。でもお年寄りだと受診後に調剤薬局によるのが大変とかを考えると、私は院外処方にはできませんでした。

 もちろん初診料とか外来管理加算とか診察行為自体に対する報酬があるので、本当の赤字にはもちろんなりませんが、「投薬だけを考えると出せば出すだけ損」町医者は「薬を売って(不要な薬まで出して)儲かっているのではない」と改めて言いたいです。

 このようなことを知って、週刊現代はこのような記事を書いているのでしょうか?実際の内容は読んでいませんのでわかりあませんが、これで購入すれば「向こうの思うつぼ」になってしまうので買って確認はしません。

 せっかく「女性セブン」の印象がよかったのに、翌日の「週刊現代」にはがっかり

 

 結構言わせてもらったのでスッキリ!

 


初めての女性雑誌

2023-12-07 | weblog

 「女性セブン」という有名な女性雑誌がありますよね。これまで読んだことはなかったのですが、今朝の新聞広告にあった記事の見出しにとても興味があり、書店で購入しました。ちょっとだけレジに持っていくのが恥ずかしかったけど。

 その興味をもった見出しとはこの3記事です。

①現役医師が明かす「手を抜く患者」「全力で治したい患者」

②内臓脂肪ガツンと落とす…食品・習慣ランキング

③脱薬で元気になった13人の㊙成功術

①はもう「そのとおり、よくぞ言ってくれた」と感じる内容でした。まあ「手を抜く」ことはありませんが、「標準レベルのことは行っているから」と思う患者さんはままいます。「何とかもっとならないだろうか」と診療が終わった夜に色々と考え、調べる、さらにはもっと詳しい知人に連絡しアドバイスを求めたくなるような患者さんもいます。

②③は「ちょっと違うんじゃない?」と思うところもありましたが、まあ無難な記事でしょうね。実際の記事内容について、こちらでは書けませんので、興味があれば書店へどうぞ。

 

 題名にあるように、初めての女性雑誌を購入。新聞広告で並んでいる男性雑誌に比べると、これ以外の記事も楽しく読むところもあって、「意外にいいな」と感じましたよ。まあ男性アイドルのグラビアはいりませんけどね。

 

 

 


ドライブスルーもどき

2023-12-05 | weblog

 コロナ感染はかなり減少し落ち着いているように思います。これまで一応「発熱等外来対応医療機関」と名乗り出ていますので、発熱患者さんが来院されたらこちらから駐車場に出向き、結構緊張感を持ち、診察と必要と思われれば抗原検査を行っていました。

 最近はコロナやインフルエンザ以外の、普段冬場に起こるいわゆる「感冒」も多いのですが、その頃のことから、患者さんの方から「駐車場に来てるので診察に来てください」とおっしゃる方も結構います。

 そのように言われば、発熱などなくて「のどが少し痛い」程度の方でも「中にお入りください」とは言えず、結局は駐車場に向かうことになります(特にワクチン接種をしっかり受けている方はその程度の症状でも陽性となることも多いですから)

 一応診察して「コロナとインフルエンザの検査もしておきますか?」って聞いても「不要です、薬だけください」といわれることも結構あります。

 駐車場へ診察に出向くと数百円の負担額増となります(18歳以下のほとんどの方は元々負担額は0円ですのでやっぱり0円です)けど、ドライブスルー、らくちんですもんね。特に院内処方だと薬も受け取ってそのまま帰ることができますから。

 今日のような雨の日や、これから寒くなるからヤダな。