tonto's blog

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非人情の世界に遊ぼうとする画工の物語

2011-09-30 | weblog

 「神様のカルテ」を読んで、安易に読み始めた「草枕」です。そういえば「我が輩は猫である」「坊っちゃん」は中学か高校の時に読んだ覚えがあるけど、「草枕」は読んではいません。いや、読み始めたけど、きっと続かなかったのだと思います。今回も中途脱落しそう。難解な言葉が、泉のように湧き出できます。それが連なる文章を理解するのは、当然不可能。

 


ハルの笑顔は

2011-09-28 | weblog

 先週こちらのブログに書いた「ハル」の天真爛漫の笑顔を見ようと、午後からいつものシネコンに出かけました。そちらで書いたように小説の出来がものすごくよかったために、映画の方は少し物足りない感じがしました。
 まあ。2時間程度に小説の内容を圧縮するわけですから、それは仕方ないと思います。映画自体の出来具合はもちろんよかったです。

 でも、期待していた「天真爛漫の笑顔」はなかった。もう少し多くの宮崎あおいさんの登場場面を期待していたのですけど。

 先日書いたように、彼女はオリンパスのコマーシャルに出ているので、映画で使っているカメラが気になりました。大判のカメラももちろんプロカメラマン(?)の設定だから使っていましたが、35mm のものはやっぱりオリンパスでした。あれは僕も昔もっていた OM-4 じゃないかと。 これは嬉しくなりました。

 病院や病気を題材にした物語って、たいてい循環器や血液疾患、もしくは脳神経外科的な病気が多いと思います。今回は原作者が消化器内科の勤務医というだけのこともあり、胆のう癌や消化管出血が題材に使われていたことも嬉しかったです。消化器の病気って余り受けないんですよね、きっと。理由はあえて書きませんけど。

 この小説を読んでから、今回この機会になんと新版となったあの 夏目漱石の「草枕」 を読みはじめました。日本文学にも無縁な私は今まで読んでいませんでした。難解な文章ですね。

 


新神戸駅付近

2011-09-24 | weblog

 今は「おろし蕎麦」が何よりの興味の対象。

 これだけが店のすべてのメニューというお店が、新神戸駅付近にありました。

 もちろん、注文は「おろし」です。携帯しかなかったので、見た目は差し引いて下さい。

 手前には、大好きになった辛味大根が別皿に盛られています。蕎麦の上に盛られているのは、普通の大根おろし、関西のおろし蕎麦は「鰹節」が添えられているのが多いのでしょうか?

 上の壁メニューにある「太いそば」にはびっくり。お隣のお客さんが注文したのでそれを確認出来ました。普通のうどんの倍以上、私の小指程度の太さです。。これを1本づつ箸ではさみ、つゆに付け食べていました。見た目がもうひとつでしたけど、さすがに知らない人が食べているものを写真には出来ませんし、その人の表情からして今ひとつのような。興味のある方はどうぞお試し下さい。私はまあいいなぁです。

 こちらも、ご主人の思い入れが強いお蕎麦屋さんです。やっぱりこのようなお店のそばは、私には「固く」感じます。 先週食べた京都のチェーン店程度の方が私にはいいようです。

 

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組み合わせ

2011-09-23 | weblog

 もうひとつのブログでの「何か欲しい病」はもうひと月近くなるのに、まだくすぶっていて。

 いつも行くプールで FJ クルーザーと偶然に隣り合わせたのですが、デカイ!でも車庫でこの組み合わせも、なかなかいいななんてまあ、あり得ないことを感じてしまいました。内装パネルの色は、外装色に合わせられるのですね。昔のクーペ・フィアットみたいに。

 この運転席に自分が座っているのを想像すると、子供がハンドルにしがみついているように見えるんじゃないかな。台風などで災害があると、その時だけは背の高い四駆が欲しくなります。

 


アフタヌーンティー(お茶だけ)

2011-09-22 | weblog

 「最近はあまりコーヒーは飲まなくて、ミルクティーなんですよ」って前に伯母さんに話した事があります。だからなのでしょう、トワイニングを送ってくれました。もっぱらスーパーで買った日東紅茶やリプトンなので、トワイニングは僕には高級品です。

 一袋ずつ、アルミパックの個別包装になっています。リプトンのようなピラミッド型のティーバッグじゃなくて、昔からある通常の形です。写真のように紅茶の種類により、蒸らす時間が書いてあるのが何か嬉しい(みんなほぼ同じですけど)

 どれを入れても、ミルクを加えるので私にはほとんど違いが分かりません。アールグレイが少しクセがあるかなという程度。一日一杯ずつですけど、3時のティータイムはこれを続けています。自分的には優雅だと…。

 ニュースステーションの天気予報では先ほど「長かった残暑はお終い」と言っていました。暖かい飲み物が美味しい季節に近づいていきます。

 


ハル

2011-09-20 | weblog

 ここ数年、映画をよく見に行くようになりました。本編が始まる前に、これでもかとたくさんの予告編が写されます。そんな中で宮崎あおいさんが出演する「神様のカルテ」という作品があるのを知りました。

 私は医療を題材とした小説や映画・テレビ番組はあまり見ません(意識して避けているのかもしれません)
 でも、主演の櫻井翔という俳優のことは知りませんけど、彼女がカメラマンを演じていると知り、急に興味がわきました。私が今持っているオリンパスの一眼は、彼女がイメージキャラクターとなっていて、そのカメラを首から下げ 撮影している姿 が感じよく、また似合っていて、購入を決めたようなものですから。

 先週、本屋でこの作品の文庫本を見つけ、映画を見る前に読んでおこうと思っていました。

 今日は台風前の秋雨前線による大雨。誰も来ない閑散とした仕事場で、時間つぶしに読み始めてしまいました。よくある病院を舞台にした、主人公が近代的な機器を駆使し、超人的に仕事をこなしていく医療現場が中心のお話ではありませんでした。

 中心になる内容はやはりシリアスなものでしたけど、上司や友人とのやりとりもとても興味深く楽しく、想像もしていないような「どんでんがえし」も。
 映画の予告編ではがん末期患者さんと主人公とのやりとりに感動するのかなと思っていましたが、小説を読んでいる途中で眼鏡が曇ったのは、がん患者さんのことではありませんでした。そんななか、奥様の「ハルさん」がとても魅力のある人でした。

 お勧めできる小説だと思います。これだけよかった小説ですから、もう映画はいいかな。いえ、宮崎あおいさんが演じるハルさんの「天真爛漫な笑顔」というものを見てみたい。

 


敬老の日に

2011-09-19 | weblog

 今朝の新聞コラムでは、お年寄りや身体の不自由な人のためにと、乗り物の一部の席を特別に「優先席」とすることと同じように、年長者への感謝と尊敬の念がこの国に満ちていれば、わざわざ特定の日を、国民の祝日にする必要はない。という内容のことが書かれていました。

 少々、耳に痛いご意見ですが、そのような日でもない限りなかなか実行できないものです。昨年11月に行った際、母がこちらの「あぶり餅」が美味しかったといっていたのを思い出し、「じゃあ、まあ、あのお餅食べに京都に行こう」ということになりました。連休でしたが、意外にも京都市内の混雑はなくスムーズに到着。今宮神社参道にある二軒のあぶり餅のお店のうち、今回は「いち和」に入ります。個人的にはお向かいの「かざりや」よりもこちらが好きです。その後、京漬け物のお店に立ち寄り、今回もたくさんのお漬け物(お店の人が覚えてくれていました。「淡路島から来た」って言うとどちらでもよく覚えてくれていることが多い)を買い込みこれでまあ、敬老の日は終了でいいかな。

 実は先日、京都市内での「辛味大根おろし蕎麦」情報を仕入れてあったのです。これが本当の目的とはナイショ。今宮神社で「あぶり餅」を食べながら参拝は省略したことも合わせ、ばちがあたりそうです。

 比叡山の登り口の坂本に「本家鶴喜そば」があるそうですが、こちらの「鶴喜そば」は別会社が6店舗を展開しているうちのひとつ、山科店です。別の支店の方が立ち寄りやすいのですが、そちらには「辛味大根おろし蕎麦」がないので、遠回りになりましたがこちらのお店に。 

 チェーン店で大型の店舗ですので、ネットでの評判は余り芳しくなかったのですが、これが期待以上のおいしさでした。蕎麦専門店というと、イメージですが「気むづかしさ」があって、これまで「おいしい」と言われているところは「おろし蕎麦」に限らず、私には「固い」のです。その「固さ」が本物なのかもしれませんけど、私には今日の程度がいい感じです。添えられた辛味大根も十分な量で、半分ぐらい残してしまった大根おろしは持って帰りたかった。

 「あぶり餅」 → 少し京都寺院散策 → 「鶴喜そば」 → 早めの帰宅

 何も予定のない時のルートのひとつになりそうです。

 


坊っちゃん

2011-09-18 | weblog

 もう先週のことになってしまいました。

 母親の誕生日を迎え、姉がみんなで道後温泉に行こうって、色々と手配してくれました。久しぶりの温泉旅館です。やはり旅館に到着して浴衣に着替え、大きなお風呂に入ると開放感が広がります。そして空腹感も。今日は姉のご招待でしたので、高級懐石、ごちそうさま。

 翌日、義兄が食べたかった「道後温泉本館」3Fだけででいただける special な坊ちゃん団子ですが、旅館で何度も入浴したので、「道後温泉本館は、もういいよ」と、皆の賛同なく食べられなかったのです。なので、お土産で買って帰りました。

 おおこれが?でパクっといきますが、だんごだと想像していたもの違い、感じとしては「三色あんこ」のよう。これはこれで、甘い物好きには嬉しいものでした。

 翌朝、朝ご飯前に道後温泉本館近くにある「伊佐爾波神社(いさにわ神社)」への石段へ、厳しかった。

 


さぬきうどん・幸来

2011-09-14 | weblog

 いい名前じゃありませんか?

 中華料理店なら「こうらい」とかでしょうけど、こちらは「はぴくる」と読みます。

 淡路島の北側にある淡路市の社会福祉協議会が、障害者の自立・就労支援を目的(就労移行支援)として運営をはじめたそうです。少し前にこの事を知り、ぜひ訪ねてみたいと思っていました。

 平日の午後一時過ぎに入店しますが、ほぼ満席でしばらく待ちます。カウンター越しに調理場の様子をのぞくと、外見がお役人と見える(うどん屋の厨房には似合わない)おじさんが、知的障害者(表現がよくないかもしれません)を指導しながら、うどんを湯がいたり、天麩羅を揚げているのが見えました。そして身体障害のある店員さんが、空いたテーブルに案内してくれます。

メニューを開くと「うどん屋はうどんで勝負 !! 」と書いてありました

甘えはありません

 

 驚くのはこれからです。かけうどん200円、ぶっかけ(温・冷)250円、きつねうどん300円などなど(小を頼むと50円引き)
 そして、えび天・とり天・かきあげ天など揚げたてを別皿で出してくれる天麩羅が50~80円。天麩羅の見かけはややいびつな感じもありましたけど、三人の合計は910円の昼食となりました。もちろんセルフ店じゃないのですよ。

 私が頼んだのはぶっかけ(冷)、器までキンキンに冷やしてくれていました。これを見ると確かに甘えはありません。クッキーやケーキ・パンでこのような事をしている所は近所にもありますが、うどん屋ははじめてです。いい取り組みだと思いました。

 お願いした天麩羅は、えび天・とり天・カボチャ天の三種類。出来上がった順に、ひとつづつテーブルに運んでくれました。

 

 

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