音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

ギリシャその2

2018-04-04 10:51:11 | 民族楽器
メテオラからは電車が遅れたこともあり、11時過ぎに帰ってきました。電車は個室になっていて、6席ありますが、帰りは中国人の若夫婦と同室でした。地下鉄で切符を買うのに往生しましたが、何とか助けてもらい無事に帰れました。帰ってから、翌日のチケットをネットで発券することにしましたが、私はうまくできず子供にやってもらいました。それに手間取り寝るのが遅くなりました。翌朝は、サントリーニ島に行くので、朝一番朝食を取り、タクシーが来るまでにチェックアウトしておかねばなりません。6時前から起きて準備して何とか間に合いました。飛行機は50分くらいしか乗らないのですが、その日は風が強く、着陸できるかどうか分からないとのことで、1回目は着陸できず、2回目にやっとでき、機内に拍手が湧きました。もし、引き返していたら、宿もなく困っていました。宿のあるフィラという町は断崖絶壁の上にあり、道を歩いていると吹き飛ばされそうになりました。海から風が吹いているから大丈夫でしたが、反対方向から吹いていたら怖くて歩けません。夏は日差しが強いせいか、白壁の家ばかりでした。完全に観光地で、土産物屋を見ていると飽きません。昼はタベルナという食堂で食べましたが、海鮮料理が色々とあり、タコその他を食べ、昼からワインを飲んでしまいました。値段は日本のそこそこの店とほとんど変わりません。その後、10数キロ離れたイアという、夕陽がきれいに見れる町まで行くことになりましたが、子供が歩いて行くというので付き合いました。山道や車道を歩き中々大変な道中でしたが、夕方になる前に何とか到着できました。ところが、到着した途端に大雨が降ってきました。仕方なく、近くにあったタベルナに緊急避難して夕食にしました。子供は食欲があるのですが、私は昼食がまだ応えていて余り食欲はありませんでした。ところが食事を頼み、出て来たのを見るとかなりのボリューム。冷や汗を流しながら食べました。雨はしばらくして止みましたが、食べているうちに陽は沈んでしまい、食事を終えた時には夜になっていました。雨に打たれたのと、食べ過ぎたせいか、店を出ると急に悪寒がしてきました。幸い、タクシーがあったので、それに乗ってすぐに宿に戻りました。その後熱い風呂に入りやっと回復しました。明日は、またアテネに戻らなければなりませんが、飛行機は飛ぶのかどうか少し不安もありましたが、それはどうしようもないので諦めて、ぐっすりと眠りました。
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