どたばたどたばたで、
とんでもない、
「ころなんぴっく」が始まりそうです。
コロナウィルスをまき散らしながら、
勇気も感動ももらわないであろう、
世界の運動会を、
わざわざ日本でしないで欲しい、
と個犬(人)的には思います。
じたばたじたばたで、
先の見えない私の2021年夏の陣も、
後半戦になってまいりました。
煮ても焼いても食えないという言葉があります。
まさに切っても焼いてもどうにもならない、
であろう私なのですが、
もう少しだけ、
足掻いてみたいと思っています。
痛いし身体が固まっている時に、
うがいしますか?
と聞かれると恐縮しますし、
我慢したほうが良いのかな、
などと思ったりして、
困ってしまいます。
「はい、お願いします」
と言えば良いのでしょうが、
割とこれ、
言い辛いのでありました。
ましてや、
つんつん口調であれば尚更です。
「うがいしましょうね」
「もう一回どうですか」
「もっとしましょうよ」
なら嬉しいのに、
と思いました。
分かりきったことを聞かないで、
身動きがとれない犬(人間)に対しては、
てきぱき当たり前のように進めて欲しい、
と思う私は、
相当強烈に歪んで来ているのでしょうね。
恐らく聞かれたら「はい」と答えたら良い、
それだけの話なのだと思います。
でも逆の立場だったら私はそうしたい、
と昭和生まれの私は思うのです。
あああー、
面倒臭い、
辛気臭い、
きゃんきゃんきゃん。
こんなお話嫌ですね。
日曜日の朝7時13分に、
固定電話のベルが鳴った。
こんな朝の電話は間違い電話か、
もしくはそうでなくても、
碌な電話ではない。
そう思いながら精一杯の不機嫌な声で、
「もしもーし」
と言って電話に出た。
高過ぎる声で、
思いがけない言葉が返って来た。
サザンの曲を聴いていたら思い出したので、
突然の電話をしている、
のだと言う。
そう言えば、
もうずいぶん昔の昭和の話、
場違いな冬の演歌ばかりを流していた、
開場したばかりの僻地の海水浴場に、
サザンの曲ばかりが流れた日曜日が、
一日だけあった。
その日のことは、
実は私も、
よく覚えていた。
かもめはかもめ。
よわいわたしは、
おばかなわたし。
いつもひとり、
おおきなおみみで、
きくのです。