トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

勇者刑事 デッカード

2010-09-07 04:56:56 | 勇者シリーズ

Photo

「ホールドアップ! ブレイブポリスだ!」

1994年展開の勇者シリーズ第四弾「勇者警察 ジェイデッカー」は、ロボットアニメ版「西部警察」や「太陽にほえろ」などなどと例えられる傑作アニメでござる!

しかしまあ、普通に考えると非効率で、如何にも漫画っぽい設定でござるがリアルすぎる設定よりも少々無茶でも強引に物語をすすめる魅力的な人物と設定が混在してこそロボットアニメの真骨頂と呼べるでござる。

ただ・・・ 本品もアニメ人気は高いのでござるが、玩具の方は全てのファンに受け入れてもらえない作品だったでござる。

今宵は、タカラより販売の非変形のソフトビニール製フィギュア

勇者刑事 デッカード(勇者刑事デッカード、1980円)の紹介でござる!

Photo_2 Photo_3

本品は約20.2センチのソフトビニール製フィギュアでござるが、両手や爪先等のメッキパーツ及び腰部の赤いパーツはプラスチック製でござる。

また、本品に付属するデッカードのスペックカードは、パッケージの窓部分を切り抜いた流用品でござる。

Photo_4 Photo_5

本品は「テレビでみるデッカードをそのままリアルに再現!」のキャッチコピーの如く、アニメの作画設定を元に製作されているでござる。

うむ、確かにコレなら合体玩具でアニメのイメージを壊されたと文句を言う輩を黙らせる事ができるでござるよな。 (笑)

Photo_6 Photo_7

勇者シリーズの玩具では、大型ソフトビニール製フィギュアは幾つか商品化されているでござるが、どれも合体後の姿で商品化されており、コア勇者ロボで商品化されたのはデッカードのみでござる。

当時のデッカードの人気の高さが証明された商品でござる。

Photo_8 Photo_9

Photo_10 Photo_11

商品は塗装工程を省く為に頭部と正面部の一部しか塗装は行われず、殆どはシール処理でござる。 ・・・せめてタイヤは塗装して欲しいでござる。

まあ、ややチープ感があるでござるが、販売価格を考えるとこの程度なのでござろうな?

可動箇所は首・腕などの9箇所で、付属のリボルバー式拳銃と警察手帳を保持できるでござる。

Photo_12 Photo_13

可動に関しては現在のフルアクションフィギュアに及ばないもののプラモデルやガレージキットを作れない御仁には満足いく商品ではないでござるかな?

反対にプラモデルやガレージキットを作れる御仁には物足りない商品でござる。 (笑)

Photo_14 Photo_15

しかし本品の場合は、合体ロボット玩具が楽しめるファンも、合体ロボット玩具を楽しめない人でも楽しめる商品のはずでござるが、楽しめないファンちゅーモノは玩具すら買わないでアニメだけ見る困ったちゃんなのでござるよな?

ホント・・・ 玩具販売促進アニメの意味を考えて欲しいものでござる、アニメがつまらなきゃ見なきゃいいだけの話だし玩具が売れないのも仕方が無いでござろう。

しかし、アニメが人気で玩具が売れないちゅーのは、自らの手でロボットアニメを終焉を招いているのでござるよな。

現在、本屋で本が売れないとか雑誌やCDの売り上げが伸びないのも買わずに借りて済ませたり立ち読みで終わらせているのと同じ意味なのでござるよ!

Photo_16

ゆえに、巨大ロボットアニメの復活を願うのであれば、関連商品やタイアップ玩具(ゲームの場合も有)を買って、復活の土壌をつくる必要性があるのでござる!

まあ、早い話、コレが内需拡大や景気対策に繋がるので共に頑張ろうでござる! (笑)

なお、今回のネタは前回のネタの前に持ってくる予定だったのでござるが・・・ 予定が狂ってしまったでござる・・・ そう、デッカードのヴィークルモードのパトカーは、シボレー・コルベットC4型がモデルなので繋がる予定だったのでござるよな。 (笑)