トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

老兵は死なず

2010-09-20 16:59:01 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

本日9月20は2010年度の「敬老の日」でござる。

本来であれば人生の先人である先輩方を敬う事は当たり前なのでござるが、いつからか老害とか100歳以上の高齢者の行方不明が騒がれる昨今でござる。

拙者の地元でも100歳以下でござるが、自宅押入より白骨化した遺体が発見される年金目当ての行方不明事件が起きていたでござる・・・

実際100歳以上の高齢者が騒がれているでござるが、100歳以下の行方不明者の方が多そうでござるが怖くて発表できないのが現状でござろう。

「幻の長寿国」が日本の現状でござる。

まあ、住所が無く低賃金で働くワーキングプアーな若者やホームレスには補助金などの手当ては出ず、住所があり、働く気が無い在日外国人や死んでる人間にも年金や生活保護が交付されるのは、それだけ老人には優しい国なのかもしれないでござるが・・・ いったい何時から日本人の倫理観は変わってきたのでござろう・・・

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ちゅー事で9月20日は「空の日」でもあるので、2009年販売の劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」より、複葉機に変形するディセプティコン探索者(元・航空兵)、ランサック(RD-09、ランサック、1260円)の紹介でござる!

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本品は直接映画本編に出番が無いスカウトクラス商品でござるが、映画原作本には、名前が表記されていない「複葉機ロボット」として登場しているでござる。

トランスフォーマー/リベンジ (ハヤカワ文庫 SF フ 15-3) (ハヤカワ文庫SF) トランスフォーマー/リベンジ (ハヤカワ文庫 SF フ 15-3) (ハヤカワ文庫SF)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2009-06-10

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本品のヴィークルモードはトランスフォーマーでは珍しいプロペラ機でござるが、1994年には「トランスフォーマーG2」商品として米国海軍の感情戦闘機F4コルセアに変形するランサック(ローターフォース、ランサック、日本未販売)が販売されているので本品は名前を継いだトランスフォーマーと成る訳でござるが、初代ランサックは1985年に販売されたバッタに変形するDXインセクトロン(インセクトロン、ランサック、日本未販売)だったでござる。

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しかも、2003年の「マイクロン伝説」ではマイクロンとして販売された4WDに変形するウィンチ(MM-16、アドベンチャーマイクロン、980円)の海外名がランサックだったり、2005年販売の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」に登場するガスケット(GO-05、ガスケット、940円)の海外名がランサックだったりするので、一概に空を飛ぶトランスフォーマーのイメージじゃない名前のようでござるな?

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なお、本記のデザインは第一次世界大戦で活躍したアルバトロスDⅢがモデルと思われるでござるが、実機には翼下に腕などは無いでござる。 (笑)

しかし、商品はパーツ削減対策で車輪が固定式に成ったのは残念でござるが、プロペラは手動回転し、ドラムマガジン式の機関銃や爆弾などの造形は嬉しいでござるな。

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ロボットモードは骨格を思わせる如何にも旧式なデザインで、場違い感たっぷりの旧型トランスフォーマーでござる。 (笑)

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いや~これだけ、あからさまなデザインだと返ってひく以前に、一目ぼれしてしまうデザインでござる。

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そう! 細身で骸骨顔は「ターミネーター」のエンドスケルトンでも馴染があるでござるが、複葉機のパーツを纏う事により、みごとな残骸・・・ 否、亡霊を思わせるクラシカルなデザインに変身したでござる。

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なお、設定上のランサックは、とおい昔のサイバトロン星で飛行技術が開発されたばかりの頃に活躍した、最初の撃墜王のひとりで、その名前と共に恐怖の象徴とされていたそうでござる?

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その後、オールスパーク探索のシーカー(探索者)として外宇宙をめぐり、地球に到達したようでござる。

が、既に地球に潜んでいたにも関わらずメガトロン(MD-07メガトロン、0825円)とは遭遇しておらず、オールスパークの情報も皆無だったでござるから・・・ ほとんど仕事はしていなかったのでござろうな。 (笑)

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本品は通常のロボットモードから、翼を広げたバトルモードに変形するでござる。

ふむ、コレはコレで妙な説得力があるデザインでござる。

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惜しむらくは首のボールジョイントの形状と、右手の機関銃の取り付け位置でござるな。

そう、本品の場合は手持ち式に変更しても良かったと思うでござる?

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なお、ランサックの能力値は体力(4)、知能(6)、速度(6)、耐久力(5)、地位(8)、勇気(10)、火力(6)、技能(9)、で年並みには勝てない戦闘能力のようでござるが、好戦的な性格と気持ちだけは若い兵士に負けていないようでござる。

ふむ、日本での老人キャラの扱いは前線に出ず、主人公に助言を与えたり、状況解説する知恵袋で有る場合が多いのでござるが、米国の場合は主人公に負けずと出しゃばる頑固で元気な爺さんが多いでござる。

まあ、どちらが御老体に敬意を払っているのか分からないでござるが、年老いてなおも元気が一番でござるな。 (笑)

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なお、映画本編では登場しないものの、ランサクジェットファイアー(RA-13、ジェットファイアー、7140円)とは旧知の仲のようでござるが、仲が良い訳ではいようでござる?

結果的にはジェットファイアーに倒されて、永い航空兵人生を終えるわけでござるが・・・

ひょっとすると、ランサクの潜伏先も、ジェットファイヤーと同じスミソニアン博物館で仲良く休眠状態だったかもしれないでござるな? (笑)

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いや~ しかし、もったいない話でござるが、本品はデラックスサイズ以上の商品で見てみたかった一品でござるよな。

複葉機に変形するトランスフォーマーの登場は、そうそう無いでござるから貴重な存在でござる。

ちゅー事で、人生の先人たるお年寄りには敬意をもって大事にしなければいけないのが建前でござるよな。 子供と年寄りの暮らしやすい国こそが豊かな国である事は間違いないでござるが、中間層の人間が負担だけ請け負い、正直者が馬鹿を見る社会はなんとかしてもらいたいでござる。