トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

戦士 トラックス

2010-09-02 21:28:31 | トランスフォーマー・コレクション

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ごきげんようでござる!

前回紹介した「トランスフォーマー アニメイテッド」版ロックダウンのヴィークルモードは違法改造車なのでござるが、一説にはコルベットをベースに改造したのではないかという話も聞くでござる。

トランスフォーマーで、コルベットと言えば、青いシボレー コルベット・スティングレーに変形するサイバトロン戦士トラックス(44、トラックス、1800円)でこざる。

今宵は2002年に再販された「トランスフォーマー コレクション」版トラックス(トランスフォーマーコレクション 4、トラックス、3000円)の紹介でござる。

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さて、1985年に「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」商品として販売されたトラックスは、1984年に販売されたダイアクロン商品コルベットスティングレー(カーロボットNo.21、コルベットスティングレー)より、ダイアクロン隊員を削除し、赤いボディコバルトブルーの成型色に変更し、付属シールのデザインを一部変更して、シークレットエンブレムを貼り付けた商品でござる。

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なお、ダイアクロン版シボレーコルベットは、もともと米国販売を主眼において企画された為に、米国で人気の車種が選ばれたでござる。

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米国販売後は、とんとん拍子に話がすすみ「TRANSFORMERRS」ブランドが立ち上がった為に日本でのダイアクロン・シリーズは終焉を向かえ、本品は事実上最後のカーロボット商品に成ったでござる。

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本品はトランスフォーマー化で何故にコバルトブルーもカラーリングに変更されたのか分からないないでござるが、青いボディトラックスは間違いなく印象に残る玩具に成ったでござる。

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そう、他のスポーツカー型オートボットと異なり、武装パーツを取り付けてアタックモードをに組み替える事が可能なのでござる。

因みに再販品である本品は、ダイアクロン隊員搭乗用のハッチが改修されており、44版トラックスよりも開けにくいでござる。 まあ、本品も開閉可能でござるが、シークレットエンブレムが浮かび上がる外気温でもなければ破損の恐れがあるので冬場は止めておいた方が良いでござるな。 (笑)

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アタックモードはミサイルランチャー(×2)、ランチャーベース、ミサイル(4発)からなる武装ユニットを装着するでござる。

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なお、スプリング式発射のミサイルは2発が予備であり、収納は出来ないでござる。

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更にトラックスは飛行形態であるバトルマシンに変形可能でござる。

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商品上はダブルチェンジャーに近いでござるが、カテゴリー上はオートボットのままでござる。

流石はカーロボット最終商品のボリューム感でござるかな?

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と言っても、商品は差ほど大きくないでござる。 (笑)

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なお、バトルマシンモードでは、アームライフル(ブラックビームガン)を車体裏に取り付けられるので、予備ミサイル以外のパーツを全て取り付けられるでござる。

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ロボットモードは、他のオートボットと大きく異なる体系とデザインが魅力でござる。

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が、TVアニメのスマートなイメージと顔のデザインが大きく異なるのが痛いでござるよな。

ちゅーか、元々は玩具が本家なのでござるから、アニメの作画も玩具よりにしないとギャップが大きすぎるのでござるよ。 (笑)

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商品は、引き込み式の腕を採用しており、武器(ブラックビームガン)は、背中に取り付けたり、腕に被せる方式を採用しているでござるが、可動範囲は狭いでござる。

当時品としては当たり前でござるが、かなり物足りない商品でもあるでござる。

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トラックスの性格は、地球上のメカデザインに興味をもち、自分のカーモドが気に入っている為に変形したがらない自信家で、地球(ニューヨーク)生活を楽しんでいるナルシストでござる。

能力値は、体力(6)、知力(6)、速度(7)、耐久力(8)、地位(5)、勇気(6)、火力(8)、技能(8)であり、あまり優秀ではなく、TVアニメ(32話)では、車泥棒の銃撃でパンクし、電柱に激突した上に変形できなくなる失態を披露しているでござる。

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う~む・・・ 軟弱というかひ弱と言うか・・・

しかしまあ、この貧弱だが決めるときは決める、スタイリッシュで「ニューヨーク大好き!」な、トランスフォーマーが典型的ヒーローが好きな米国人に受けない訳がないのでござるが、なぜかリメイクされないのでござるよな?

まあ、日本で言うところの「東京だけが日本じゃない!」の如く、「ニューヨークだけがアメリカじゃない!」と言う反対派が多いのかもしれないでござる? (笑)

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確かにオートボットでは準レギュラーで、日本版のアニメでも声優は速水奨 氏だったり江原正士 氏だったりするのでイメージが統一しにくいうえに、元々米国市場を狙った商品で、「ニューヨークと自分自身が好き!」な設定は確かに狙いすぎで米国人に媚びを売っているような感じが強いでござるから、人気があるぶんアンチも存在するのかもしれないでござるな。 (笑)

確かに拙者も日本生まれで「日本大好き!」を強調するトレインボット部隊(C-131、ライデン、5900円)は、チト媚びを売りすぎだと思うでござるが・・・ アンチではないでござる。