ごきげんようでござる!
劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」にて、サイドスワイプ(RA-04、サイドスワイプ、2415円)のヴィークルモードがシボレー コルベット・スティングレーのコンセプトカーと聞いたときは、何故にトラックス(44、トラックス、1800円)じゃないのか、しかも銀色・・・
何処まで映画製作スタッフは旧来のファンを裏切るのかと思ったものでござるが、ホントにあの監督はトランスフォーマー・シリーズの原点を知らずに製作していた事が分かり納得できたでござる。 元ネタ知らなきゃ旧作品に敬意を払ってリスペクトするとかデザインラインを大きく変えるなど出来ないでござるよな。
ちゅー事で今宵は、ヒューマンアライアンス版サイドスワイプ(RA-22、サイドスワイプ&エップス軍曹、5250円)の紹介でござる!
本品は2009年に販売された完全新作商品で、24/1統一スケールで設計され、パートナーとなる人間を乗せ、共に戦う人類同盟(ヒューマンアライアンス)を再現したシリーズでござるが、商品上は「トランスフォーマー / リベンジ」商品として販売され、日本版は通常商品と同じ通しナンバー(RA)が使われているでござる。
さて、シリーズ第2弾となる本品のパートナーは、米国空軍のレイ・エップス一等軍曹で、劇中では秘密機動部隊N.E.S.T.隊員としてオートボットと各国の精鋭兵士と共に残存ディセプティコン兵士と戦う黒人軍曹でござる。
商品は身長差を再現しており大変嬉しいのでござるが・・・
足が極端に長い! ちゅーか胴が短いのでござるよな~ まさか人間で、ジェイフォー(C-014、ジェイフォー、1980円)やゴッドマグナス(C-023、ゴッドマグナス、4980円)の体系を見る日が来ようとは思っても見なかったでござる。 (笑)
さて、サイドスワイプのヴィークルモードは24/ 1スケールの迫力で、RA-04版以上の完成度を誇るでござる。
銀色のボディは塗装処理が行われており、コルベットのエンブレムや細部も再現されているでござる。
まさにバイナルテック(オルタネイターズ)の復活として販売しても違和感の無い商品でござる。 (笑)
本品のドアは実車と同じガルウイング式で開閉するでござる。
トランスフォーマーではガウルイグ式のドアを採用した車種が販売されても、実際に上下開閉する商品は少ないので、ちと嬉しかったりするでござるよな。 (笑)
なお、本品は車高が低く、内部の変形構造及びガルウィング方式のドアである為に、運転席や助手席にパートナーを乗せにくい設計なのでござるが、更にパートナーが長身のエップス軍曹なので、かなり狭いく乗り心地は悪そうでござる。
完全にパートナーとしては無理があるでござるよな。 (笑)
が、しかし!
エップス軍曹の胴が短い体系は、サイドスワイプに乗る為に胴を短くして足を長くした涙ぐましい結果なのでござるよな。 これも人体改造と言うのでござろうか? (笑)
さて、ロボットモーの変形でござるが、RA-04版とは異なり両腕のツインブレードは軟質パーツ製で開閉はできないでござる。
なお、商品化を全く考えないでデザインされた脚部は、RA-04版に有るメックアライブ機能はなく、かなり可動が制限されてしまっているでござる。
しかし、踵部分の変形解釈は凝っており、なんとか自立できるでござる。
頭部にはエイリアンタトゥーが描かれており、マスクの開閉ギミックも再現されているでござる。
背中の砲座はパイロットを乗せたまま変形も可能で、ヴィークルモードとロボットモードでは座席の位置が変わるのが面白いでござる。
左肩のミサイルランチャーはスプリング式でミサイルを発射する玩具オリジナルの武装でござるが、これでなんとなく初代サイドスワイプ(04、ランボル、1600円)の面影を残したでござるかな?
なお、両腕のツインブレードはタイヤと連動して手首ごと回転する、スピニング・アームブーレードのようでござる。
う~む・・・ ドリル好きの拙者としては嬉しいギミックでござるが・・・ 指可動は、イマイチ意味が無いので残念でござる。
さて、本品設定は・・・
地球に来たばかりのサイドスワイプ達オートボットに地球での生活習慣やチームでの戦闘技術を教え込んだ教官がエップス軍曹だそうでござる。
なお、エップス軍曹の指示は、サイドスワイプは俊敏性と狡猾さと破壊的な攻撃力を与えられたそうでござる?
その為か如何か分からないでござるが、本品とRA-04版は能力値が変わっていたりするのでござるよな?
RA-04 → RA-22
体力 (9) → (8)
知力 (8) → (7)
速度 (9) → (8)
耐久力(6)→ (6)
地位 (5) → (5)
勇気 (7) → (7)
火力 (3) → (3)
技能(10) → (9)
う~む・・・ ヒューマンアライアンスのRA-22の能力値の方が低い訳でござるが・・・ コレは地球に来たばかりの能力値なのでござろうか?
なお、エップス軍曹は右肩の二連装機関銃とサーチライトを操作するようでござる。
サイドスワイプは接近戦に専念できそうでござるが、乗ってる方は剥き出しなので怖そうでござる。 (笑)
うむ、実践で共に戦うのは若干無理のある設定でござるが、気持ちとしては理解したいでござるよな。
しかしまあ、サイドスワイプの本音だと、口うるさい教官よりも、グラマーな金髪美人の姉ちゃんの方が能力値がアップするかもしれないでござるよな。 (笑)
なにしろ、G2版(ゴーボット、サイドスワイプ、日本未販売)設定ではセイバートロン星のプレイボーイだったらしいでござるよ?
なお、劇中ではエップス軍曹とサイドスワイプの関係は全く描写されていないでござるが、映画前日談としてはコメディ士官学校モノのようなエピソードが沢山あったと推測できるでござる。
まあ、それはソレで見てみたい気がするでござるが、映画では無理でござろうな。 (笑)