トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

チェンジロボ光神 弐号機

2008-12-20 04:06:40 | チープTOY・早川玩具

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ごきげんようでござる!

漢字名のロボットは好いよね!

ちゅー事で、今宵は早川玩具より販売された、チェンジロボ・光神(全2種、オープン価格)の弐号機 石光 の紹介でござる。

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本品の販売年数は不明で、玩具店以外の土産物屋やらドライブイン等でも販売された所謂フックTOY(チープTOY)と呼ばれる商品でござる。

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本品はダイキャストを使用したボディと一見変形しそうにない造形が魅力の商品でござる。

そして、今回の建設車両に変形するチェンジロボ・光神はブルドーザー型の壱号機 岩光 と、解体用(?)アームに換装したパワーショベル型の弐号機 石光 が販売された訳でござる。

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建設車両はアクションギミックもあり、現用メカニックではロボットと通じる魅力も備えているでござるから、何だかんだで人気が有る訳でござるよ。

そう! TVアニメ等で宣伝できないオリジナル商品では普通に人気の有るモチーフを商品化する事こそ正攻法でござるな。

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さて・・・ デザインは、オリジナル(?)の建設車両でござるが・・・

このデザイン・・・ どちらが進攻方向なのでござろうか?

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そう・・・ 前後どちらでも使えそうなデザインなのでござるな。

いや~面白い!

コレに似た様な建設車両が存在するのでござろうか?

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更に本品のアームは分割して展開できる遊びができるのでござるが、コレは変形説明書に載っていない形態なのでござる。

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アームの可動範囲は狭いものの、建設車両ならではの面白いギミックでござる。

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無論、コチラの形体でも前後とも使えそうなリバーシブルデザインでござる。

そう! かっこよい!

建設車モードは普通以上に好いでござる。

が!

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「なんじゃこりゃ~!」

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な! インパクトが強すぎるロボットモードに変形するのでござる。 

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そう! チエンジロボも醍醐味はソコソコ完成度の高いヴィークルモードから思いっきりチープなロボットに変形する落差なのでござるな。 (笑)

どくどくの駅弁売り体型のシルエットに人体構成をトレースしていない、前から限定のデザイン!

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チープTOY御馴染みのアンテナのないガンダム顔のくせに、定番の金メッキ銃は付属せず、ミサイル発射ギミックでも仕込めそうなくらい太い武器が付属するでござる。

いや~この武器も建設車モードでは余剰パーツにしかならず、両腕は引き込み式の拳を採用し、肘にも可動軸を入れているにもかかわらず、設計ミスか肘が曲がらず腕を真っ直ぐに伸ばせないオチャメな仕様も魅力の一つでござる。

しかし、頭部収納ギミックは簡易ながら凝っており、何故そこまでできて、もう少し軸をずらせばバランスが良くなるモノが出来ないのでござるかな~ と疑問におもえるでござるが・・・

如何も、このダサイ体型は確信犯のようで、一般にカッコよく見えるロボットモードは作る気が無いというか設計者の趣味というか・・・ 他人に媚びない職人気質を思わせるシリーズなのでござるな。 (笑)

そう! ・・・出来の悪い玩具ほど可愛いモノでござるよ。

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因みに本品の説明書は間違っているのか、説明書通りだと、背中に折りたたまれたアームは展開できないのでござるが、折畳み方法を変えればアームが展開できるのでござる。

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しかも、背中のラインは説明書のモノと違い横からでもソコソコ見られる体型になるのでござるよ。

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パワーローダー風になるので、コチラの方がグッ!とカッコよくなるでござろう。

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にも関わらず、かっこ悪い方を採用するのでござるから、コレはもうセンスの問題でござるな。 (笑)

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まあ、これはTVアニメなどの御蔭で固定イメージが付き、本来の玩具の魅力が半減される有名メーカー玩具とちがい、オリジナル商品であるから、遊び倒して面白さを発見しろと云うメーカー側からのメッセージかもいれないでござるな。

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残念ながら拙者は、壱号機の岩光 を入手していないので、何時か入手したい一品でござるが、チープTOYは買おうと思って売っているモノではなく、運良く巡り合えたら購入できる商品なのでござる! 

そう! チープTOYとの遭遇は一期一会! 「気になった物を見つけたら即買うべし!」迷って後回しにしたら2度と遭遇しないかもしれないでござる。


左右合体 撃龍神

2008-12-19 20:51:58 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

さあ、今宵は「勇者王 ガオガイガー」よりGGG所属ヴィークルロボ風龍(G-16、DX左右合体RIGHT 風龍、3000円)と雷龍(G-17、DX左右合体LEFT 雷龍、3000円)の左右合体(シンメトリカルドッキング)による撃龍神(G-15、DX左右合体 撃龍神、6000円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は単品販売と2体合体セットの2種類が販売されたでござるが、商品の仕様は同じものでござる。

さて、撃龍神の箱は、キングジェイダー(G-14 DX超努級合体 キングジェイダー、7000円)より赤から白を基調ににしたデザインに変更されており、いわば第2シリーズ仕様の箱と呼べる商品でござる。

まあ、撃龍神登場当初は、ライバル商品は白色の箱のイメージも強かったでござるが、どうやら赤から白に変更することにより、商品を目立たせようという、販売戦略でござる。

が! 健闘は虚しかったようでござる・・・

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劇中設定では、日本からの技術提供により中国が開発したヴィークルロボで、ミキサー車に変形する兄の風龍には、GBR-6の登録番号が与えられているでござる。

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同じく、ダンプカーに変形する弟の雷龍には、GBR-7の登録番号があり、同型である炎竜(G-06、DX左右合体LEFT 炎竜、3000円)と同じく着地が下手という癖を受け継いでいたりするでござる。

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否みにアニメでは、氷竜(G-05、DX左右合体RIGHT 氷竜、3000円)及び、炎竜も、風龍雷竜も、山田真一氏が一人で4役(+α)を使い分け演じきった当にプロの声優の仕事を見せてもらい感激したものでござる。

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まあ、「勇者王 ガオガイガー」の声優さんは兼ね役が多いことで有名でござるが、声優をケチって制作費を浮かした等ともいわれているでござるが、ちゃんと使い分けができる芸達者な声優で製作されていることも忘れてはいけないでござる。 (うん!)

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そう、TVアニメも玩具も完成度は高いでござるよ。

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略、アニメ通りの合体も可能なので腕に覚えの有る御仁は挑戦してみるでござる!

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シンメトリカルドッキング!

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  撃 龍 神 !

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黄色と緑の左右非対称が眩しいデザインでござる!

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超竜神(G-04、DX左右合体 超竜神、6000円)以上に戦闘的なデザインは、ほぼ劇中通りのプロポーションは嬉しいのではあるでござるが・・・

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単体では、アレだけの可動を誇る商品でござるが、合体後は、ほとんど動かない直立状態なのでござるな。 (残念!)

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まあ、その代わりに接地性は高いでござる。 (笑)

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商品はミキサー(ジャオダンジィ)の回転によりミサイル弾(フォンダオダーン)を4連続発射することが可能でござる!

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まあ、プロポーションは良くても可動に関しては旧来通りでござるが、本品以後の商品である、ウェブダイバーのゴレムオン(W-09、ゴレムオン、4980円)等に技術が還元されている事も事実でござるな。

・・・まあ、「電脳冒険記 ウェブダイバー」も販売では成功したとは云えないでござるが・・・ (笑)

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一説に色変え商品は売れないという話もあるでござるが、色変え商品が出来ると言う事は、それだけ商品の完成度が高い証明でもあるのでござるな。

玩具とタイアップしたTV作品は視聴率よりも玩具販売の方が大事なので、好きを公言するのであれば玩具を買って応援するでござるよ!

タカラトミーによる新たな勇者シリーズの復活を熱望するでござる!


緑愛する優しいヤツ!

2008-12-18 07:39:09 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回の雷龍(G-17、DX左右合体LEFT 雷龍、3000円)に今宵はミキサー車に変形する兄の風龍(G-16、DX左右合体RIGHT 風龍、3000円)でござる!

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本品は1997年の「勇者王 ガオガイガー」商品として販売されたGGG所属のヴィークルロボで、商品は先に販売された氷竜(G-05、DX左右合体RIGHT 氷竜、3000円)の成型色変更品であり、頭部パーツ等の変更やクレーンをミキサー台に変更した商品であり、単品販売と雷龍との合体セット(G-15、DX左右合体 撃龍神、6000円)が販売されたでござるが、商品仕様に違いは無かったようでござる。

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ヴィークルモードでのギミックはミキサー(ジャオダンジィ)を手動回転させたり、ミキサーの流し口が開閉できる程度で、大きさの割にはイマイチ地味な仕様だったりするでござる。

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ミキサーにはミサイル発射(×4)ギミックを有しているでござるが、ヴィークルモードでは使わない方が良いと思うでござる。

ミサイル弾(フォンダオダーン)は12発が1セットのランナーで付属しており、予備を含め運転席内に収納が可能でござる。

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なお、ミサイル収納庫は、氷竜では超竜神(G-04、DX左右合体 超竜神、6000円)用の右腕パーツ(フリーザーガン)を収納していたスペースであり、合体用腕パーツが無い風龍では余剰パーツ対策で有効活用されているのが嬉しいでござる。

因みにミサイル弾は、「黄金勇者 ゴルドラン」商品のミサイルの流用でござる。

勇者シリーズならではの、消耗パーツの流用(?)互換性は、有り難い仕様でござる。

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背中に装備されたミキサーの取り付け位置に少々不満を覚えるものの、略TVアニメ同様のロボットモードは称賛できるでござる。

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無論、胸部のダイヤル(ガンシャオ・ドゥパ)を動かす事でゲージ(ガンシャオ・ビァオ)の色が変わるギミックも再現されているでござる。

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なお、勇者シリーズでは緑色は重装備担当であり、風龍も本シリーズでは唯一(?)ミサイル発射ギミックを持つ勇者ロボなのでござるが、手持ちの武器がないのがデザイン的に残念でござる。

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フォンダオダーン!

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シャオダンジィのフォンダオダーン発射方法は、キャプテンシャーク(DX海賊戦艦 キャプテンシャーク、3980円)の16連装スパイラルランチャーと同じダイヤル式発射方法でござる。

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この、ダイヤル式発射方は、ミサイル弾の連続発射が楽しめるのでござるが、飛距離が伸びなくても広範囲にバラけてしまうので、ミサイル弾を紛失する恐れがある代物でござる。 (笑)

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そう! 米国では販売できないミサイル発射ギミックなのでござるよ。

もし、販売されるとしたらミサイル弾は付属しないでござろうな。

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まあ、ミサイル発射ギミックが無くとも本品の魅力はプロポーションの良さと可動なので問題はないでござる。

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しかし・・・ 出来る事であれば、未販売の妹達も販売してもらいたかったでござるな。

まあ、彼女らの場合は最初から商品化は無しでデザインされているのでござるから、好きに設定できた訳でござるが、その気になれば商品化可能なデザインだった事も救いでござる。 (笑)

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ちゅー事で、次回はシンメトリカルドッキングでござる!


黄色のイカズチ放つヤツ!

2008-12-17 03:35:26 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

ダンプカー変形ロボ3発目は、勇者シリーズより、1997年に販売された「勇者王 ガオガイガー」の、GGG所属のビークルロボ 雷龍(G-17、DX左右合体LEFT 雷龍、3000円)の紹介でござる!

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商品的には先に販売された、(G-06、DX左右合体LEFT 炎竜、3000円)の成型色を変更し、搭載物のパーツ等を変更して消防車(ハシゴ車)からダンプカーに変更された商品でござる。

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まあ、消防車から装備品を変更してクレーン車に仕様変更するのは、ダイアクロンよりのタカラの伝統でござるが!

既にクレーン車である氷竜(G-05、DX左右合体RIGHT 氷竜、3000円)が存在していた為の変更であるが、違和感の無い仕様であり、カラーリングも似合っているでござる。

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本品は単品販売と兄である、風龍(G-16、DX左右合体RIGHT 風龍、3000円)との合体セット(G-15、DX左右合体 撃龍神、6000円)の2種類が販売されているでござるが、商品的な違いはなく、箱のみが異なるようでござる。

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ヴィークルモードでは取り立てて説明するようなギミックはなく、本品の荷台(デンジャンホー)を動かせるくらいの当たり前の商品でござる。

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が!全長約24センチになるヴィークルモードは迫力があるでござるよ。

まあ、デザイン的には大味かもしれないでござるが。 (笑)

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しかし、本品の最大の魅力は「勇者シリーズ最高の完成度」と称される見事なプロポーションの再現なのでござるよ!

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破綻のない、プロポーションはTVアニメの作画そのものであり、劇中と異なる商品のプロポーションに絶望して玩具を買わなかったアニメファンをも唸らせるハズだったのでござるが・・・

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商品の販売は伸びず・・・

アニメ人気は高いまま・・・シリーズ打ち切りになった訳でござるよ。

実に勿体無い話でござるな。

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商品ギミックとしては、胸部ダイヤル(ガンシャオ・ドゥパ)を回す事で、ゲージ(ガンシャオ・ビァオ)の色が変わったり、左足に撃龍神用の腕パーツが収納されており、腕パーツはエレキガンとして保持可能でござるが、何と言っても本品最大のギミックは、当時の商品としては異例の可動でござるな。

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可動・体型の良さもさることながら、変形方法も難しいモノではない変形ロボット玩具の最高峰であると当時は思ったものでござるな。

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そう・・・ 

劇中同等、下手な着地も再現でき、背中に背負った電磁荷台(デンジャンホー)も着脱可能なのでござる。

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電磁荷台は車輪が付けられているので転がし走行は可能でござる。

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そう! デンジャンホーも劇中同様、雷龍を乗せる事が可能で転がし走行ができるでござるよ。

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まあ、劇中ではリニアモーターの原理(?)で浮遊して滑空していたでござるが、当時のロボットとしては台座に車輪が付いた商品も存在したでござるが、ビジュアル的にも面白いギミックでござる。

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スケートボードと云うかスノーボードと云うか・・・ 黄色で電気使いでござるから、某波乗りピ〇チューとイメージが被るでござるよ。 (笑)

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更に、デンジャンホーは盾として装備可能なのでござる!

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合体ロボでありながら、単体でも十分遊べる商品は貴重なれど、売れなかったという事実は痛いでござるか・・・ やはり、成型色変更品では一般にウケが悪かったのでござろうか・・・

まあ、単品3000円というのもネックだったのかもしれないでござる。

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認めたくわないでござるが、勇者シリーズの玩具とはTVアニメと似ていない方が売れ行きが良いという事でござるな。 (笑)

そう・・・ TVアニメが人気が有れば有るほど、商品の完成度を要求されて玩具が売れない結果を作ってしまった訳でござるな。

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当時の変形ロボット玩具としては、最も完成度の高い「勇者王 ガオガイガー」でござるが、勇者シリーズを潰した張本人と毛嫌いしている御仁も多いでござるが、一番悪いのは玩具を売る為の販促アニメにおいて、玩具が売れない原因・・・ 玩具を買って作品を応援しなかったファンに原因があるのでござるよ!

ちゅー事で、ファンである事を公言するのであれば、関連商品を買って応援するのが筋でござる! 

不買運動では、改善される事はなく、打ち切りになるだけでござるよ!


爆走! スロットルボット

2008-12-16 03:41:37 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

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ごきげんようでござる!

前回に続きダンプカー変形ロボで、今宵は1987年にタカラより販売された、サイバトロン・スロットルボット部隊、輸送員ワイドロード(C-92、ワイドロード、500円)の紹介でござる!

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スロットルボットは、ミニボットの後続商品としてプルバックゼンマイを内蔵した小型商品でござるが、本来であれば「超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」商品として販売されるべきだったのでござるが、2010ではゴールドバグ(C-07、ゴールドバック、500円)の登場だけに終わり(?)、次回作の「トランスフォーマー ザ・ヘッドマスター」に登場し「ザ・ヘッドマスターズ」商品として販売されるものの、パッケージデザイン(箱裏のイラスト)は2010仕様であるために少々分類が難しい商品でござるが、拙者はザ・ヘッドマスターズ商品として分類したでござる。

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スロットルボットを語る上で、1984年販売のミニボットは、ミクロロボットCARの転生商品であり、ミクロロボットCARもチョロQをモデルにした変形ロボット玩具でござる。

そう! スロットルボットは、先祖がえりで、チョロQ同様プルバックゼンマイを搭載できた商品なのでござるな。

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さて! プルバックゼンマイ搭載のスロットルボットは、スーパーダッシュで自走するのでござるが・・・ ワイドロードの場合は何故か違和感があるのでござる・・・

そう・・・ ダンプカーが走るのは当たり前のことなのでござるが・・・

スロットルボット部隊でみれば、違和感のある存在なのでござよ。

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一人だけ建設車両であるダンプカーであり、一般公道を走れない大型ダンプカーがモデルなのでござる。

まあ・・・ チーム編成(3~6)で一人だけ場違いなデザインが混入しているのはタカラの伝統ではあるのでござる。 (笑)

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しかし、ロボットモードへの変形やパーツ構成は共通である為にシルエット的には共通しているのでござるが・・・ 浮いているのでござるよな~

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しかも! この変形方法が幸いし、ダンプカーの魅力(?)である荷台を傾けるギミックが再現されていないのも商品的に痛いのでござるよ。

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商品コンセプトでは、ヴィークルモードでもロボットモードでも走行可能な商品なのでござるが・・・ いくらなんでも商品造形は酷いのでござるよ。

まあ・・・ 米国側の変形を簡略化させろとか、ダッシュギミックによる商品強度(?)を考えて、本品に到ったのでござろうか・・・?

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さて! TVアニメでのイメージは、スロットルボット部隊の一人でしかないような感じで目だっていないでござるが、玩具設定では「自惚れやで、外見で人を判断する潔癖症!」らしいのでござる。

う~む・・・ 潔癖症でダンプカーは無理の有る設定だと思うでござるが、トランスフォーマーの場合は外見(ヴィークルモード)が欠点(コンプレックス)だったりする者が多いので設定を考えた人は捻じ曲がった性格なのでござろうな。 (笑)

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まあ、流石にTVアニメでの活躍も少なく、このような商品であるからプレミアも付いていないのでござるが、本品販売時に連動して行なわれたキャンペーンのホワイト仕様のヘッドマスター戦士には怖ろしいプレミアが付いていたりするでござるよ。 (笑)

なお、スロットルボットの後続商品であるスパークダッシュも、人気の無い商品になってしまったでござるよ。 (残念!)