ごきげんようでござる！
今宵もデストロン軍団テラートロン部隊のミュータントに変形する火炎歩兵、ブット（Ｄ－８３、ブット、８８０円）でござる！
本品も１９８７年の「超ロボット生命体 トランスフォーマー ２０１０」商品として、単品販売と５体合体セット（Ｄ－８４、オボミナス、５５００円）の２種類が販売されたでござるが、商品的には同じ仕様であり、付属のカード及び説明書が異なるくらいでござる。
さて、ブットのモンスターモードは、ミュータント（？）らしいのでござるが、いったい何の突然変異体なのか判断が付かないデザインでござる。
しかし、本品は奇異なデザインとは裏腹に手足となるテラートロンでは、最も可動が多い（？）商品なのでござる。
ただ・・・ ミュータントの首と言うか頭部が上下に可動するのでござるが、武器パーツであるレーザーマウントと汚泥銃を背負った、アタックモンスターモードと成ると、首の上下可動が制限されてしまう欠点があるのでござるな。 （残念！）
しかも、火炎歩兵の役職でござるが、付属武器は汚泥銃なるレーザーガン（？）らしいのでござる・・・ 名前の由来は分からないでござるが、ブット自信は普段からオイル等を垂れ流していて悪臭を放っているそうでござる。 従って、レーザー臭も臭いのではないでござるかな？ （笑）
劇中設定では、口から火を吹くようでござるが、商品の口部は別パーツで構成されているも無可動でござる。 （残念）
５体合体では、オボミナスの右腕を担当するでござるが、脚部への合体や他のスクランブル合体兵士との交互合体も可能でござる！
ロボットモードでは、御馴染みの短い腕が目立つでござるが、特長であるモンスターモードの腕の折畳み方は他の商品に比べたら凝っているので涙モノなのでござるな。
と・・・ 言っても他のテラートロン商品と比べれば、まだマシなので涙モノなのでござる。
そう・・・ レーザーマウントが余剰パーツとなるでござるが、他の商品が酷いでござるから、まだマシなのでござるよ。
しかし、ロボットモードでモンスターモードの腕を展開させれば、パワーローダー風になるのでござるが、モンスターモードを考えれば無意味でござるな。 （笑）
まあ、一応コレならば、余剰パーツを出す事がないでござる。
微妙なデザインだったりするでござるが、製品化したモノであるから諦めざるをえないでござるよ・・・
なお・・・ テラートロン部隊のＴＶアニメでの印象は「殺すー！」「ブッコロスー！」「食ってやる～！」など等頭の悪いセリフばかりが印象にありベストエピソードと呼べるモノが思いつかないでござるが、２３話「ブラックマネー」にて、クインテッサ星人が、彼らを「おつむの足りない連中でな」と紹介したシーンが何故か一番印象に残っていたりするでござる。 （？）