トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

双頭獣・・・?

2008-12-08 04:43:00 | トランスフォーマー・2010

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ごきげんようでござる!

今宵もデストロン軍団テラートロン部隊より、双頭獣に変形する追撃兵、シナーツイン(D-81、シナーツイン、880円)の紹介でござる!

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本品は1987年も「超ロボット生命体 トランスフォーマ 2010」商品として単品販売と5体合体セット(D-84、オボミナス、5500円)の2種が販売されたでござる。

商品的には同じでござるが、付属のキャラクターカードが異なるのでござる。

拙者は合体セットを購入したでござるよ。

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さて・・・ シナーツインのモンスターモードである双頭獣でござるが、日本では随分とマイナーな存在のようで、専ら日本で有名な多頭のモンスターと言えば、地獄の番犬と称されるケルベロスでござるな。 まあ、頭数は違えど似た様な存在のモンスターでござる。

ただ・・・ 本品のデザインは、犬型のボディラインとは言い難いでござるな。 (笑)

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まあ、コレも元ネタが米国側のデザインを参考にしているらしく、米国好みのデザインらしいのでござるな? ゆえに双頭ドラゴンであるハングルー(D-79、ハングルー、1980円)とデザインがかぶっていたりするのでござるよ。

この次期に双頭ネタの商品が集中したのも頷けるでござる。

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商品設定では牙や爪が武器となるようでござるが、安全対策で尻尾の先は丸められており、爪も造形されておらず、頭部は折角の上下別パーツで構成されながら、牙を露出させた造形になっていないのが残念でござる。

そう・・・ 安全対策が本品のセールスポイントを全部台無しにしているのでござるよ。 (笑)

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シナーツインは、スクランブル合体兵士である為に、オボミナスの手足に自在に合体できるでござるが、右足が定位置(?)のようでござる。

他のスクランブル合体兵士と違い、知能が低い為に複雑な合体パターンが覚えられないのでござろうか? (笑)

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さて、ロボットモードは・・・

テラートロン部隊の中でも特に酷い・・・ 否!最低の完成度なのでござるよ。

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見ちゃいけないパーツは全て後ろに折りたたむ、工夫も何もない変形パターンなのでござるな。

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しかも、付属武器のロケット式徹甲用追撃砲弾は手持ち武器として使用できるものの、大型の火炎キャノン砲は余剰パーツとなってしまうでござる・・・

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が・・・ 説明書には記載が無いでござるが、火炎キャノン砲は、オボミナスの手持ち武器として使用可能なのが救いでござるな。

余談でござるが!説明書には、テラートロン部隊の全員が、武器の保持は左手で画かれているでござるが、パッケージ写真や、イラストでは右手に保持しているでござる。

コレは説明書の記載上、左手に保持させるイラストの方が描きやすかったのか、説明しやすかったのか不明でござるが、反転させる方が正しいようで、全員右利きのようでござる。

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なお、彼らの頭部は、ソレゾレに意思が有るようで、モンスターモードでは一人(?)で言い争っているでござるが、ロボットモードでは、意志が総合されるのか、3つ目の意思(人格)が有るのか定かではないでござる?

まあ、個人を大切にする米国らしいキャラクターと云えなくもないのでござるが・・・

何か矛盾したキャラクターでもあるのでござるよ。 (笑)