ごきげんようでござる!
さあ今宵も、建設車両系トランスフォーマーで、1991年に「トランスフォーマー・バトルスターズ」商品として販売された、マイクロトレーラーズ第7弾、ダンプショベルWチーム(C-367、ダンプショベルWチーム、1200円)の紹介でござる!
マイクロトレーラーズは日本独自の商品でござるが、マイクロトランスフォーマー自体は海外販売品と同じ仕様であり、マイクロトレーラーとセットで販売された商品でござる。
ダンプショベルWチームは、ダンプチームとショベルチームから成る、前線での陣地や基地の建設及び地雷原施設を目的としたサイバトロン・マイクロトレーラーズ建設部隊でござる。
しかし、米国販売では、コンストラクタースクワッド(日本未販売)として、6体チームでデストロン商品で販売されているでござる。
そう! バトルスターズ商品はデストロン商品の販売が伸び悩んでいた為にサイバトロン商品として販売されたのでござる。 (笑)
従って商品・名前は同じでござるが、所属組織が異なるややこしい存在なのでござるな。
ダンプチームは、その名の通り2体一組で前後合体によりダンプカーに変形するチームでござる。
マイクロトランスフォーマー・コンバイナーは、2体合体によりヴィークルモードを完成する商品でござる。
本品は合体構造の為に荷台が可動しない欠点もあるのが残念でござる。
そう・・・ 単体でのヴィークルモードでは少々使い勝手の悪い分割でござるな。
ダンプカー前部に変形するマイクロトランスフォーマー建設戦士・スレッジは、まあディフォルメされたダンプカーにも見えなくはないでござる。
ロボットモードのデザインはダンプカー系には多い背中に荷台を背負ったデザインでござる。
しかし、重量が後に掛かる為にバランス取りは難しいでござる。
続き、ダンプカー後部に変形する建設戦士・ハンマーでござる。
単体ヴィークルモードでは完全な台車でござるな。
ロボットモードのデザインちゅーか、カラーリングはデストロン商品として設計された事がハッキリわかるデザインでござる。
そして、完全にデストロン商品にしか見えないショベルチームでござる!
ショベルチームは、2体合体によりショベルトレーラーに変形するでござる。
まあ・・・ レッカー車ぽいでござるが、ショベルカー(?)だったりするででござる。
一応ショベルアームは可動するものの使い勝手が悪そうなデザインでござるな。
まあ、電柱用の穴くらいは掘れるのかもしれないでござるな。
しかし、彼等は単体で活動する方が使い勝手が好いかもしれないでござる。
そう! ショベルトレーラー前部に変形するマイクロトランスフォーマー建設戦士・グリッドは、単体では完全な小型トラックなのでござるな。
ロボットモードも非常にデストロンぽいでござるが、日本販売ではサイバトロン所属でござる。
まあ、元デストロン兵士だったと考えても良いかもしれないでござるな。
続き、ショベルトレーラー後部に変形するのが建設戦士・ノックアウトでござる。
コチラも単体の方が良いデザインかもしれないでござるな。
ロボットモードでは背中のショベルアームがデザイン上のポイントとなるでござる。
が、隠し腕と云うか第三アームとしては短いでござる。
付属のマイクロトレーラーは共通であり、付属のシールにより識別しているでござる。
マイクロトレーラーにはマイクロトトランスフォーマーの収納及びカタパルト発射ギミックを備えており、別売り商品との連結や、マイクロトランスフォーマー・コンバイナーの合体ジョインを使用した交互合体も可能でござる。
まあ、サイバトロン商品として販売された事は残念でござるが、結果的にはマイクロトレーラーの御蔭で日本販売品の方が遊べる商品であることは間違いないでござるな。
なお、本品付属のシールにはマイクロトランスフォーマーに貼るバトルスターズ隊員の証である型シール(×8)とサイバトロンのマーク(×4)がデザインされているでござるが、貼っていないでござる。
まあ、海外版と差別化を図りたいのであればシールを貼る方が良いのかもしれないでござるな。