山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

金時山(その3)

2015-05-14 05:00:00 | 神奈川の山

菜の花と桜のツーショットです。



キブシも咲いていました。




夕日の滝に着きました。
金時山の頂上を出発して約2時間でした。




説明文です。



こんな歌碑がありました。
声を出して歌ってください。



イノシシの皮が干してあります。



この大きなもので約20キロくらいあるそうです。



しだれ桜がきれいでした。



クロモジの花が咲き出したばかりです。



奥の山は「矢倉岳」です。
この山もなかなかよい山です。



菜の花とサクラがまだ楽しませてくれました。



地蔵堂に着きました。
ここまで夕日の滝から約30分の歩きでした。

ここからバスに乗って小田急の新松田駅に出て解散しました。
雨の金時山でしたが、それなりに楽しかったです。
この日の歩程は約5時間でした。


     ◎速 報

※12日にもネパールで大きな地震がありました。
シェルパに連絡したら、無事だといってこんな写真を送ってきました。






自宅が崩落し、テント生活をしているそうです。
元気だと聞いて安心しました。

金時山(その2)

2015-05-13 05:00:00 | 神奈川の山

金時茶屋で金時娘さんにもゆっくり話をすることが
できました。
もう傘寿を超えて小屋に登るのも辛そうでした。



少し晴れてきて下の街が少し見えてきました。



下りにはこのようなハシゴが4ヶ所あります。



これが最後のハシゴです。



金太郎さんにも別れを告げました。



途中から振り返って見た金時山です。



ここから「夕日の滝」に向かいます。




ここから眺める金時山はなかなかよい姿です。



マメザクラが咲いていました。



足元にはヨゴレネコノメが顔を出しています。




杉林の中を通ります。



歩きやすい登山道です。



桜が満開でした。



ソメイヨシノではなさそうです。
でも、ここできれいなサクラを見ることができてよかったです。




ミヤマキケマンです。
毒草ですから、触らないでそっと写真だけ撮りました。








金時山(その1)

2015-05-12 05:00:00 | 神奈川の山
※4月4日、箱根の金時山に登ってきました。
ネパールのマナスルから帰って2日後でした。



新宿から小田急・ロマンスカーに乗って箱根湯本駅まで入ります。



久しぶりに乗るロマンスカーです。
車内は空いていました。



箱根湯本駅からバスに乗って仙石バス停で下車しました。




公時神社まで歩きます。
雨がポツポツと降ってきました。



神社の軒下を借りて雨具を着けました。
この日のメンバーは8名でした。




「金太郎 ボーと見つめる ゴミの山」
自分で出したゴミは持ち帰りましょう。



公時神社の奥の院です。




岩の上に「祠」がありました。
すぐ隣には大きなマサカリも置いてありました。



雨で霞んでいます。



晴れていれば下に箱根の街が見えるそうです。




雨のためか他の登山者に会いません。



最後の急な登りです。
こんな注意書きがありました。




まもなく頂上です。



頂上に着きました。
ここの標高は1213mでしたが、最近測量し直したら1m低くなりました。
表示板はキチンと1212mに訂正されていました。




金時茶屋は「金時娘」さんで有名な小屋です。



いつもは小屋の中が混んでいてなかなか入ることが
できません。
この日は空いていたので、名物のキノコ汁を食べました。
左はコンビニで買ってきた「サケのほぐし弁当」です。



晴れていればこの正面に富士山が見えます。
この日はご覧の通りでした。




金時茶屋の前にはたくさんのテーブルがあります。
天気がよいとここも満席になります。
こんなことは珍しいです。








マナスル・カトマンズから成田(すべての最終回)

2015-05-11 05:00:00 | 海外の山旅
※今回がすべての最終回です。



夕食を終えてカトマンズ空港に着きました。
時間はネパール時間で午後10時です。
カトマンズ発午後11時の飛行機で香港に向かいます。



飛行機が待っていましたが、乗るのはこの飛行機ではないようです。



飛行機の出発が遅れているようです。
案内板には23:55と出ていて、まだゲートは不明です。




ゲートは隣のゲートでした。
やっと飛行機に乗ってしばらくしたら、食事が運ばれてきました。
あまりお腹が空いていなかったので、パスタをオーダーしました。



機内はほぼ満席でした。
夜中なので、食後は寝るだけでした。



翌朝(4月2日)、午前7時20分に香港空港に到着しました。
ここで、東京(成田)組、大阪(関空)組、名古屋(中部)組、福岡組にそれぞれ
分かれました。
香港発は名古屋組が一番早く、大阪組が一番遅かったです。




香港空港もなかなかきれいな空港です。
まだ朝が早いので、お客さんは少なかったです。



東京(成田)まで乗る飛行機です。
キャセイパシフィック航空は香港を拠点としている航空会社です。



右下に10:35、CX520・東京/成田 48番ゲートと表示されています。





ゲートに向かいます。



48番ゲートに着きましたが、まだ誰も係りの人がいません。





やっと案内板に表示がでました。
まもなく搭乗のようです。



香港にもたくさんの山やトレイルがあります。
山を歩いて手前に見えるロープウェーで降りてきたことがあります。
ゴンドラの底がガラス張りになっていて、まるで空中遊泳をしているようでした。




定刻に飛び立ちました。
東京まで約4時間の空の旅です。



共同運航だそうで、機内は満席でした。
目の前にパーソナルモニターがあり、映画なども楽しむことができます。




ランチが運ばれてきました。
ビールは日本のビールでした。



飛行ルートがモニターに表示できます。
まもなく成田空港です。




最後に挨拶がありました。




成田空港に無事着陸し、検疫・入国審査を受けてから荷物受取所(ターンテーブル)に
向かいます。
荷物を受け取ったら、税関申告書を係官に渡してロビーにでて今回の旅を終えました。


   ◎付 録


入山許可証

ネパールの山をトレッキングするには入山許可証が必要です。
これが今回の入山許可証です。
裏に写真と個人データが記入されています。
記念としてプレゼントされました。


※今回のネパール地震ではたくさんの犠牲者や負傷者がありました。
謹んでお悔やみ申し上げるとともに心からお見舞い申し上げます。



マナスル・カトマンズ郊外ハイキング(その4)

2015-05-10 05:00:00 | 海外の山旅

ヒンズー教のチャング・ナラヤンというお寺です。
世界遺産に登録されているそうです。



建物の四隅の屋根を支えている彫刻です。
千手観音の姿も見えます。



草むしりをしている女性です。
手前の女性はサンダルを脱いで裸足になってやっていました。




建物の横に彫られた千手観音です。



神輿もありました。
お祭りには担ぎ出されるそうです。





オプションのハイキングを終えてこれからカトマンズの街に
向かいます。
バイクには二人乗りが多かったです。



古い街に入って行きます。



ガイドさんが颯爽と歩いています。



案内されたのはここでした。



この日のランチです。
奥さんが日本人でここで日本そば屋を経営しているそうです。
この夜日本に帰国するので、もうルピーはほとんどありません。
ビールはドルでもよいとのことだったので、ドルで支払いました。
ビール1本6USドルでした。




なかなかステキな中庭がありました。
日本人の奥さんにお会いしたかったのですが、ついに顔を見せて
くれませんでした。



1度ホテルに戻ってから、シャワーを浴びて残りのルビーをかき集めて
スーパーで缶ビールを買ってきて男性3名で過ごしました。
ホテルの部屋は何室出発まで使えるようになっていました。

夕食は午後6時30分から外のレストランでした。
民族舞踊を観賞しながらの夕食です。




それぞれの民族の踊りだそうです。



女性が「ロキシー」というお酒を注いでくれます。



高い位置から注ぎます。



茶色い盃に1敵もこぼさず注ぎました。
この見事な技に大拍手でした。

※ロキシーはかなりアルコール度が高い蒸留酒です。
飲み過ぎると腰が抜けるそうです。
私は3杯くらい飲んだようです。
10杯以上飲んだ人がいて、このあとたいへんでした。



こんな食事がでてきました。
左の団子のような物はモモ(餃子)でした。
ポップコーンはロキシーのおつまみでした。

※このお店は「バンチャ・ガール」という地元での有名なお店だそうです。
バンチャは台所、ガールは家だそうです。
直訳すれば「台所のある家」ということのようです。

このあと、みんなも踊り子さんと一緒になって踊りました。
動画もたくさん撮りましたが、ここではご紹介を遠慮させて貰います。
徳島から参加の女性は何を踊っても手足の動きが阿波踊りになっていました。
なかなか楽しいひと時でした。


レッサムピリリ




ネパールにはたくさんの民謡があります。
この民謡は25~30年前に流行した民謡です。
その後いろんな替え歌が作られたようですが、このリズムだけは変わっていません。
「若い男性と女性の恋の歌」だと聞いています。

※今回のロッジでの「歌声喫茶」でもシェルパやポーターが歌ってくれました。
ネパールに行くと必ず耳にする音楽です。



マナスル・カトマンズ郊外ハイキング(その3)

2015-05-09 05:00:00 | 海外の山旅

段々畑です。



のどかな生活道のハイキングです。



日本にも昔はこんな風景がありました。



ニワトリも放し飼いです。



子ヤギが飛んできてお母さんのおっぱいに
飛びつきました。
よほどお腹が空いていたようです。




正面奥にお寺が見えます。
あそこまで歩きます。




下のほうに畑仕事をしている人がいます。



ズーミングしてみました。
どうやら家族で畑仕事をしているようでした。



数名を残してほとんどがこのハイキングに参加しています。



赤ちゃんを抱いた女性が通り過ぎて行きました。
迎えに来たのはお兄ちゃんのようです。




ここでは人間も動物も一緒に生活しています。
洗濯もたらいに水を溜めて洗っていました。



お寺に着きました。
ここにきたら急に人が多くなりました。
これからこのお寺の中に入ってみます。




通路に麦が干してありました。
通路半分が塞がれています。



たくさんの店が両側にでています。
道路に座っている女性は物乞いではありません。
ここは世界遺産に登録されているヒンズー教のお寺です。

マナスル・カトマンズ郊外ハイキング(その2)

2015-05-08 05:00:00 | 海外の山旅

遠くに山が見えます。
ここはかなり標高が高いところのようです。




大きな菩提樹の木です。
この下でお釈迦様も休んだそうです。




すぐ横に見事な段々畑がありました。
耕すのはたいへんそうです。



遠くにヒマラヤの山が頭を覗かせていました。



お寺の中では熱心にお経を唱えていました。
ここでは由緒あるお寺のようです。



ポインセチアの花です。
この花も日本で見る花よりかなり背丈が大きくなります。




下に麦畑が見えています。
幾何学模様がきれいでした。




家族のようです。
子供の笑顔はどこの国でもかわいいです。



みんなそれぞれマイペースで歩いています。




左の男性がガイドさんです。
片言の日本語でしたが、意味はよくわかりました。



暑いこともあって隊列がかなり長くなりました。



ビヨウヤナギの原種のようです。




これはノボタンです。
曲がりくねったオシベの姿からスパイダーフラワーと呼ばれています。




こんな松林もありました。
松は赤松でした。



奥に空港が見えます。
いよいよこの日の夜飛び立ちます。




民家の横を通ります。
この日は暖かかったので、毛布などを干していました。
のどかな風景が広がっていました。



マナスル・カトマンズ郊外ハイキング(その1)

2015-05-07 05:00:00 | 海外の山旅
第10日目(4月1日)、この日はカトマンズを夜経って香港経由で
日本に帰る日です。



夜まで自由時間ですが、幾つかのオプションがありました。
飛行機で空からヒマラヤの山を眺めるという遊覧飛行もありました。
これに3名ほど希望者がいて朝早く出かけたようです。
残った人はレストランで朝食です。



食べ物の種類は豊富でした。
果物もスイカ、パイナップルなど美味しかったです。




私は数名が参加するというカトマンズ郊外のハイキングに参加しました。
バスで目的地まで移動します。
この道路は高速道路だそうで、日本からの援助もあったそうです。
2011年に開通した6車線の道路です。
車よりバイクが多いように見えました。



信号がありますが、停電が多くて役に立っていないようです。




全長約110キロで中国の国境まで続いているそうです。




麦畑の中を車はどんどん登って行きます。



目的地に着きました。
ここで車を降りてハイキングを開始します。



ここも生活道路のようです。




ドッコにたくさんの荷物を乗せて運んでいます。
二人とも女性でした。




家がポツンポツンとある村です。
暖かい日差しが降り注いでいました。



足元には小さなフデリンドウがたくさん咲いていました。




突然子供達が走ってきて後ろからザックを引っ張ります。
ふざけあっているようなので、写真を撮ってあげました。
すぐに「見せてくれ!」という素振りをしたので、見せました。
二人とも大喜びをしていました。
なかなか愛嬌のある子供達でした。




村の中を通ります。
「ナマステ!」と挨拶をすると「ナマステ!」と返ってきます。



先ほどの子供がもう一人の子供と何かゲームをしています。
エベレスト街道でもみたことがありますが、手で弾く「ビリヤード」の
ようなゲームだそうです。







マナスル・ベシサールからカトマンズ(その2)

2015-05-06 05:00:00 | 海外の山旅

村を通過しています。
ここではドッコも売っているようです。
左にかわいいお嬢さんはスマホを使っています。



それぞれの村には必ずこのような水場があります。
水道はないので、ここで水を汲んで運ぶようです。



ガソリンスタンドがありました。




ここでランチです。
暑いくらいの日差しでした。



料理はバイキングです。
右の小さい器に入っているのは鶏肉を煮たものです。
これが一番ビールに合いました。



こんな花が落ちていました。
見上げるようなかなり大きな木でした。



ランチを終えて再びカトマンズに向かって走ります。
左に体を水で洗っている男女が偶然写っていました。
ネパールでは風呂に入る習慣がないそうです。



ブーゲンビリアがきれいに咲いています。




雄大な景色です。




ここはビムタンに行く時にも休憩しました。
乗っているバスと仲間達です。




ネパールの国旗です。
世界で唯一四角でない国旗で、上には月、下には太陽が描かれています。
国が月や太陽のように持続し発展する願いが込められているそうです。
赤はネパールの国花であるシャクナゲと同じ色で、ナショナルカラーにもなっています。




耕運機を改造した荷物運搬車です。
これなら農作業にも便利そうです。



交通整理のお巡りさんも黒いマスクをしています。
やはり埃っぽいようです。



カトマンズのホテルに着きました。
ベシサールを朝出発してから約7時間30分の移動でした。
正面奥が朝食を食べるレストランになっています。
ここに置いて行った仲間のスーツケースが右奥に並べてあります。




部屋でシャワーを浴びてサッパリしてから夕食レストランに車で
送って貰いました。
日本食レストラン「古都」というお店です。




エベレストビールをオーダーしました。




料理は「天ぷら」と「すき焼き」の2種類からチョイスできます。
私は山で嫌になるほど天ぷらを食べたので、すき焼きにしました。
ネパールでは牛は神聖な生き物とされ、食べる習慣はありませんが、
このレストランでは特別だったようです。
久しぶりのすき焼きは美味しかったです。





マナスル・ベシサールからカトマンズ(その1)

2015-05-05 05:00:00 | 海外の山旅
第9日目、3月31日です。



宿泊していたロッジの2階から遠くに白い山が見えました。
サーダーに聞いたら、「ピーク29(7871m)」だと教えてくれました。
このあと、しばらくしたら雲に隠れてしまいました。



ロッジからの展望です。
畑にはトウモロコシが植えられています。




朝食です。
お粥はお代わりできました。



これからバスでカトマンズまで移動します。
左が荷物を運搬する車で、右が我々が乗るバスです。




ポーター達が荷物を車の屋根に積んでいます。



ドッコには大きなガスバーナーが入っています。
これも6日間、山で活躍しました。




どの若者もよく働いてくれました。



最後にシートをかけてロープで縛ります。




バスで移動中、山がきれいに見える場所で撮影タイムです。



ヒマラヤの山々が最後に笑顔で見送ってくれました。




トウモロコシ畑です。



麦畑もありました。
そろそろ収穫のようです。



棚田です。
幾何学模様がきれいです。



雑貨屋さんのようです。



トイレ休憩です。
有料でしたが、サーダーがまとめて払ってくれました。




暖かい日差しが降り注いでいました。
カトマンズまで約7時間のバス移動が始まりました。


   ◎ブログ開設10周年

※本日でブログ開設10周年になりました。
これからも山歩きや街歩き、そこで出会った花などをご紹介したいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


     ◎速 報

※昨日、再びサーダー(シェルパ頭)と連絡がとれました。
彼はエベレストに4回も登頂しているベテランです。
今回、同行したコックやポーターなどのスタッフも全員無事だそうです。
但し、彼の村は壊滅状態で住んでいた家も壊れてしまったそうです。
四駆のジープで走ったあの山岳道路も崩落して通れないようです。


                    サーダーとポーター

左がサーダー(シェルパ頭)、右の二人はポーターです。
みんな気持ちよい若者達でした。




マナスル・ゴからベシサール(その4)

2015-05-04 05:00:00 | 海外の山旅

下にこれから進む道路が見えます。



目的地まではまだまだかかるようです。



すれ違いです。
雨で前面ガラスが濡れています。



あの橋を渡ればベシサールは間もなくです。



ベシサールのロッジに着きました。
ダラパニを出発してから約5時間でした。
あの山道を無事に通過できてよかったです。




行く時にも宿泊したロッジです。
私の部屋は2階の真ん中でした。



夕食です。
ハルサメの酢の物が美味しかったです。



この日、サプライズがありました。
80歳の男性にケーキでお祝いです。
「ネパールでまた会いましょう」と書いてありました。
頑張ったご褒美でした。



我々と6日間生活を共にしたシェルパやコック、ポーターたちともここでお別れです。
みんなよく働いてくれました。



素晴らしい若者たちです。
雪の中を荷物を運んだりしてくれました。
みんなで「カンパ」してお礼をしました。

※最後に歌って踊って夜遅くまで楽しみました。
素晴らしいマナスル、素晴らしい仲間に感謝です。


   ネパール地震

今回の地震でサーダー(シェルパ頭)の無事は確認できましたが、
それ以外のメンバーはどうなったかわかりません。
全員、無事であることを祈っています。


   春の花(その4)


ミツバツチグリ

キジムシロに似ていますが、葉っぱが3枚です。
茎も赤くありません。


ツルカノコソウ

小さな白い花をたくさん咲かせます。
最近、よく見かけますが場所によっては絶滅危惧種だそうです。

ヤマシャクヤク

少し遠い場所に咲いていました。
花の命は短いです。


シュンラン

昔は雑木林などにたくさん自生していました。
今では数が少なくなったようです。

クサイチゴ

この時期、まだまだ咲いています。
赤い実がなりますが、食べることができます。


セリバヒエンソウ

咲いている姿がツバメが飛んでいるように見えます。
葉っぱはセリに似ています。

ジュウニヒトエ

山で出会いたい花です。


シロバナフデリンドウ

白い色のフデリンドウです。
初めて出会いました。



ヒスイカズラ

フィリピンが原産地だそうです。
日本では温室育ちです。
ここでも温室の天井からぶら下がっていました。


※春の花のご紹介は今回で終了です。
また、機会があれば記事の中でご紹介したいと思います。









マナスル・ゴからベシサール(その3)

2015-05-03 05:00:00 | 海外の山旅

ランチ後、ジープにてベシサールまで移動します。
雨の中の移動になりました。



くる時に乗ったジープとは違っていました。
運転席は派手派手に飾ってあります。
前にはマリーゴールドの花で作られた首飾りがあります。
この首飾りは「魔除け」にもなっているようです。
運転手は音楽が好きなようで、USBに保存した音楽をガンガン鳴らしていました。




雨に中をスタートしました。
私が乗ったジープは3番目でした。




雨で濡れた道路です。
スリップして落ちないよう祈りました。



奥で2台がすれ違っています。
こんな悪天候でも登ってくるジープがありました。



我々の仲間のジープです。
それぞれ慎重に走っていました。



右がこれから進む道路です。
黒部の「下の廊下」を思い出しました。
あそこは人間と人間がすれ違うのにたいへんなところでした。



一番下が通ってきた道路です。
よくあんなところに道を造ったものだと感心しました。




右側に細長く延びているのがこれから進む道路です。
遠くがだいぶ明るくなってきました。



対岸の段々畑です。
細い道はトレッカー用の道です。
びしょ濡れになって歩いているトレッカーが何人か見えます。


行く時にはなかった滝です。
近くを通過する時、なかなか迫力がありました。



ここでトイレ休憩です。
まともなトイレはないので、適当なところで済ませました。
小屋の横に簡易トイレがあったので、女性はそこで済ませたようです。




遠くの山にガスがかかっています。



段々畑をご覧ください。
白い点々としたものはヤギさんの群れです。



後ろから仲間のジープが走ってきています。
順番が入れ替わったりしているので、誰が乗っているジープか
わかりません。
最後尾のジープのようでした。


※今回のネパール地震の震源地はこの近くだそうです。
もしかしたら、この道路も崩落して通れなくなってしまったかも知れません。
トレッキングで出会った村人達が無事であることを祈っています。





   春の花(その3)


ヤマブキソウ

ヤマブキの花に似ています。


シラユキゲシ

日影や寒さにも強い花です。
地下茎を延ばしてどんどん増えます。


イチリンソウ

葉っぱが細かく刻まれていて、花もかなり大きいです。
山で時々野生化しているのを見ることがあります。



キバナカタクリ

カナディアンロッキーでたくさん群生していました。
カナダではグレイシャスリリーと呼んでいました。


バイカイカリソウ

花が梅の花に似ています。
小さい花なので、風に揺れてなかなか撮らせてくれませんでした。


キジムシロ

葉っぱが奇数羽状で茎が赤いのが特徴です。
大きく広がるので、キジが座る「ムシロ」に見えたようです。


ホタルカズラ

咲き始めは赤くてしばらくするときれいな青になります。
花が美しいので、ホタルに例えられました。






マナスル・ゴからベシサール(その2)

2015-05-02 05:00:00 | 海外の山旅

長い吊り橋です。
行く時はここでたくさんのヤギさんに出会いました。



私も渡ります。



かなり雨が強くなりました。



前を歩くポーターは雨具をつけていません。
このくらいの雨は平気なようです。



雨具を着けると誰だかわかりません。



再び長い吊り橋を渡ります。




平らな道にでました。



村の入り口です。



マニグルマは時計回りに回します。



ここは左側を通ります。



ロッジのようです。
ここは素通りです。



またまた吊り橋です。




渡り終えてから振り返ってみました。




ダラパニに着きました。
荷物を運んだロバさんが休んでいます。
行く時に最初にテントを張った場所です。
朝、ゴを出発してここまで4時間30分の歩きでした。




ランチはうどんでした。
お腹が空いていたので、お代わりしました。
雨で体が冷えていたので、温かい食べ物は美味しかったです。


   春の花(その2)

チゴユリ

俯いて咲いていることが多いです。
稚児のように小さくてかわいい花です。

フデリンドウ

咲き始めの姿がフデのようです。
ハルリンドウには根生葉がありますが、これにはありません。

ニリンソウ(1)

春先から咲いている花です。

ニリンソウ(2)

三輪咲いてもニリンソウです。

クマガイソウ

何か機嫌が悪かったのでしょうか?
そっぽを向いていました。


ラショウモンカズラ

渡辺綱がラショウモンで切ったという鬼の腕の切り口だそうです。
なかなか怖い名前の花です。





マナスル・ゴからベシサール(その1)

2015-05-01 05:00:00 | 海外の山旅
※第8日目、3月30日の朝を迎えました。



テント場です。
右奥のテントが私と面さんのテントです。
毎朝、洗面器にお湯が配られます。



6時起床、7時朝食、8時出発です。
奥にロッジがあり、宿泊できるようです。
トイレは奥のロッジの左端の上下に1個ずつありました。
左の建物が食事をする場所です。






荷物を運ぶロバさんがきました。
おとなしい性格のようです。



朝食です。
お粥に梅干しとふりかけ海苔を入れると美味しいです。
黄色い物は炒り卵です。



みなさん、準備がよくて8時の予定が7時30分には出発です。
出発前の準備体操です。



ロバさんが食事中です。
トウモロコシを袋に入れて貰って食べています。




吊り橋を渡ります。
少し揺れますが、それほど気になりません。




川に出ました。



ワラビが群生していました。
ポーターに聞いてみましたが、ここでは食べる習慣がないそうです。



我々の荷物を積んだロバさんがやってきました。
どのロバさんも働き者です。



このあたりは歩きやすい登山道です。
途中で雨が降り、雨具を着けました。



遠くに集落が見えています。




川に沿って歩きます。
行く時にも眺めた不思議な岩です。




集落に入ります。



突然、馬がやってきました。
生活物資を運んでいるようです。



村の人も眺めています。



大きな荷物を担いだ女性です。
中味はマットレスかと思いましたが、よくわかりません。
とにかく、ここでは女性のほうがよく働くようです。




    春の花(その1)

今日から5月です。
この春見かけた「春の花」をご紹介します。


シロヤマブキ

花が終わると黒い種が4個できます。
ヤマブキの葉っぱは互生ですが、この葉っぱは対生です。


イカリソウ

船のイカリのような形をしています。
私には宇宙船のようにも見えました。


ミミガタテンナンショウ

マムシグサの仲間ですが、仏炎苞の両側が大きくせり出しています。
手前の木が邪魔してしまいました。

ユキモチソウ

中に真っ白なお餅が見えるハズですが・・・・
誰かが食べたのでしょうか?


ムサシアブミ

葉っぱの下に花が咲きます。
花の形が馬に乗る時の「アブミ」に似ているので、このような
名前がつきました。