定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

09年雨水

2009-02-18 17:43:07 | 節気
 本日2月18日は雨水です。
 暦便覧には雨水とは「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されているが、この地方では、雪も氷も少ないので、雨水という名称には違和感があります。
 2月13日~15日まではぽかぽか陽気。16日の月曜日に圃場に行ってみると、一挙にブロッコリーの蕾が膨らんでいて、商品にはならない状態でした。晩生のブロッコリーが一部残っているだけとなりました。
 畑の雑草は、草体は小さいものの、花を咲かせたりして元気が出てきました。
 今日は、畑の隅々まで、草取りをしました。元気の出たところの出鼻をくじくために。
 また、16日には男爵を植えつけました。
 20日ころには、トマトとナスの種を蒔こうと思っています。
 いよいよ春夏野菜の準備に取り掛かる時期で、1年中で一番夢のある時かも。
 (経験上、収穫時期に近づくにつれ夢がしぼんでいくことが多い)
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他人に迷惑をかけなければ

2009-02-10 21:30:43 | 田舎暮らし
 55歳でサラリーマンをリタイヤし、実家に戻り、農業をはじめました。
 田舎では、町内活動の役員に成り手がいなく、ちょうどいいカモが戻ってきたと、早速役員のご指名と相成った。
 公共心のうすい私は、なぜ自分が受けなければならないのかと思いつつも、しぶしぶひきうけました。
 役を遂行してみると、地域のゴミ拾いや、ごみステーションの掃除やら、田舎のお年寄りが自主的に行ってくれているのではありませんか。
 また、決して経済的に楽そうでないお年寄りまでも、村の神社のお祭りに寄付をしてくれます。
 戦前生まれの方々の公共心の強さに感心しました。
 翻って、自分の公共心のうすさに、どこか間違っていたのかなと反省しています。
 その理由について考えてみると、私は「戦前の滅私奉公が結局のところ戦争へと巻き込まれていった」との思いを引きずったまま戦後社会の中で育ってきたように思います。
 こころのどこかに、他人にさえ迷惑をかけなければと、後は束縛を嫌い、公共とか社会に関わることにためらいを感じてきたように思います。
 その上、近年の経済の欧米化に、競争心があおられ、ますます利己主義が強化されていったように思います。
 ところが田舎ではお年よりが多く、前述のように公共心が強く、サラリーマン社会との価値観の違いを感じます。
 最近では、他人に迷惑をかけること、ちょっと言い方を変えると、他人に世話になることに躊躇しないようにしています。
 他人に世話になることが、他人も私に世話になりやすくなるからです。
 最近、このような関係がわずらわしいどころか、このような環境で自分も生活できることが心地よく感じてきています。
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旬鮮の客層

2009-02-06 17:15:19 | やわた旬鮮
 直売店の「旬鮮」は無人のためにお客さんと接することは少ないが、日々の対応から、おおよその客層について以下の5種類に分類できる。
①お子さんを持つ20~30歳代のお母さん(3割)
 店が新興住宅地にあり若い人の入居が多く、近隣の若い主婦。
 価格よりも新鮮さ、安全性を重視している。
 野菜についての知識があまり多くはない。販売促進にはレシピなどの情報提供が有効。
 大部分の方がインターネットができる。(旬鮮のホームページは知られていないが)
②40~60歳代の主婦(4割)
 味に敏感。サトイモ、黒大豆、スイカ、トマト、マクワウリ、ネギなど、お目当ての品は毎年出荷を待っていてくれる。おいしい野菜を目指して更なる技術アップが必要。
③70歳代以上のおばあさん(1割)
 家族が少人数か、小口のものが好まれる。伝統野菜のネギ、ニンジン、ホウレンソウはなつかしい味と好評。
④クチコミによるビジター(1割)
 値段に敏感。遠方の方も多い。旬鮮は100円単位で値段をつけているので、分量で調整できない品目で市価より安い値段をつけざるを得ない時は、開店直後の売り切れを防ぐために販売量を多くする必要がある。
⑤近親者等古くからの知人(1割)
 黒大豆は毎年大量に買ってくれる。他の野菜は店主への同情か、機会あるごとに買ってくれる。
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サツマイモの保存

2009-02-05 19:12:46 | サツマイモ
 サツマイモの保存は12~15℃が適温で、9℃以下になると寒害で腐敗がはじまり、逆に、18℃以上になると芽が出てしまうそうです。
 今年は、たくさん収穫できたので、保存に挑戦してみました。
 08年11月15日に堀上げ、コンテナの出荷かごに入れ、倉庫の風とおしの良いところで2週間ほど日陰干をしました。(収穫後、2~3週間はイモが熱を持って汗をかいたりするそうです)
 その後、サツマイモを発泡スチロールの箱の中に籾殻で埋め住宅内の勝手口に置いて毛布をかぶせておきました。
 順次取り出しては販売し、最後の1箱になってしまいました。
 立春を過ぎた2月初旬でも、腐りはゼロ。サツマイモの保存に成功しました。
 保存方法は、URL
http://www.pref.nara.jp/nogyos/nousou/midori-mini/04imoruinotyozou.htm
「みどりのミニ大百科集 奈良県農業総合センター」に詳しく載っています。
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09年立春

2009-02-04 17:38:11 | 節気
 本日2月4日は立春です。
 立春とは、「寒さがあけて春に入る日」といわれています。
 よく「暦の上では立春ですが・・・・・」といいますが、今年は暖冬で、暦どおりもう春の陽気が続いています。
 今年は一度も雪が降らなく立春を迎えました。霜の降りた日もわずかでした。
 この頃は日の入りが遅く感じるようになりました。
 日射量は、もう既に秋分(9月23日)の頃よりも多くなっているそうです。
 今日の圃場は、心なしか雑草の緑が濃くなり、雑草が勢いづいてきた感じを受けました。
 ネギ、ホウレンソウ、コマツナなどは、これから成長が早く日光をあびてすくすく育ちます。
 2月15日には、男爵を植え付けます。
 スイカ、マクワウリ、キュウリ、ナス、トマトを予定している圃場には、堆肥を散布しました。
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