定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

ホウレンソウの旬

2016-01-22 21:38:30 | ホウレンソウ

ホウレンソウは、気温が5℃を下回ると伸長が停止する。
一方で、寒さに耐えるために葉の水分を減らし、糖を増加させるため、甘みが増し、ビタミンC、ビタミンE、β―カロテンのいずれも増加する。さらに、硝酸が減り、いいことずくめです。
ただ、葉姿は、横に這う状態となり、コマツナのように結束できないために、葉が開いたままビニール袋に詰めて店頭に並べている。
よく聞く寒じめホウレンソウは、ハウスで生育させ、収穫可能になってからビニールを開け、5℃以下の低温にさらす。
やわた旬鮮の場合は、品種は「治郎丸」で最初から露地です。小寒を過ぎ、5℃以下の時間が長くなると、甘みが増してくるのです。播種は、晩秋の気象にもよるが、15年は10月18日のものの成長がちょうど合った。
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16年大寒

2016-01-21 20:08:32 | 節気

1月20日は大寒です。
2月4日の立春までが1年中で寒さが最も厳しくなる頃です。
今年は暖冬であったが、昨日は雪、午後からは解けてしまったものの、本日は、最低気温0℃、最高気温8℃。寒いが、例年凍結する屋外の蛇口はまだ一度も凍結していません。
キャベツ、コマツナ、ホウレンソウ、ネギ、ニンジンの甘みが増し、おいしい季節です。毎晩野菜で腹いっぱいになり、暮れから2kgも太ってしまい、血圧の薬を病院にもらいに行ったときには、薬が増やされるのではないかとドキドキでしたが、通常通りで、ほっとしました。

<歳時記>
圃場の耕起
鍋でとっくり1本が最高
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八幡在来種ネギの系統(その2)

2016-01-17 20:47:11 | ネギ

ネギのおいしい季節です。
八幡在来種ネギは、鍋物にすると、とろけるように柔らかく、甘みのあるおいしいネギです。その中にも、3系統があることは、(その1)で示した。
15年の栽培で観察した結果、1系統目は、緑が薄くて、秋には早く葉がしっかりしてきて柔らかいが年末ごろには、葉が折れる。しかし正月過ぎには、茎が伸び始め硬くなるのが早い。(その1ではA系統といったが、以降「早生」と呼ぶ)
2系統目は、葉は青みがかった緑で短く、柔らかいが年末からの厳冬期には葉が折れてしまう。分げつはやや弱く、茎は太くなるが柔らかい。土を掛けて白ネギとして利用する。(その1ではC系統といったが、以降「白ネギ」と呼ぶ)
3系統目は、その中間である。葉は青みがかった緑で寒さに強く立っている。正月過ぎには茎もやや伸びだしてくるが早生ほどではない。(その1ではB系統といったが、以降「晩生」と呼ぶ)
昨年までは、これらを混合して一緒の畝で栽培してきたが、今年からは系統別の畝とする。
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16年小寒

2016-01-06 20:08:03 | 節気

1月6日は小寒(しょうかん)です。
寒さが最も厳しくなる前の時期。寒の入り。
朝の日の出時刻が、わずかに早くなり始めます。
本日は、最低気温5℃、最高気温12℃、日中雲が多かったが、風が弱く、寒くはない。
年末から暖かい日が続いています。
直売の「やわた旬鮮」は本日が初売り。
午前中は、野菜を採ってきて店頭に並べた。販売品目は、ニンジン、サトイモ、ハクサイ、キャベツ、黒大豆、ホウレンソウ、コマツナ、ネギです。
午後からは、タマネギに追肥をしました。肥料を株間に散布した後、三角クワで土寄せ兼除草を行いました。

<歳時記>
ロウバイの開花
田、畑耕運の時期
寒さで、野菜がおいしく、蒸野菜は最高
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