定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

ナスの接ぎ木台木トルバムビガーを育ててみる

2023-12-21 07:25:24 | ナス
 ナスは毎年半身萎凋病にかかり、葉の片側半分がしおれてきて枯れてしまう。
 2023年春は、千両二号ナスの接ぎ木苗を購入した。
 ある日、株元の台木から芽が出ているのを見つけ、その芽の挿し木を行ったところ秋には、2m程度に生長し、実もなった。ネットで調べるとトルバムビガーらしい。

 そこで、来年は接ぎ木の台木に使えないかと考えた。
越冬する方法として
1 種を採って、播種する
2 春先に購入した苗木の株元から発芽していたので、上部のナスを切断し、透明ケースをかけて越冬する。
3 挿し木をして大きくなった木の根から芽が出た子株が2本あったので、小鉢に植えかえ、部屋の日当たりの良いところで越冬する。

4 挿し木をして大きくなった木の株元から出ている小枝にビニールをかけて霜よけを施し、越冬する。


トルバムビガー
 亜熱帯から熱帯に分布する常緑小高木で、日本の一般暖地においても、春蒔けば秋には2mを超す樹高となる。
 茎葉にはとげがあり、花は白く、果実は約1.2cm径の球状で、幼果は緑色、熟果は黄緑色を呈する。
 小果だが種子数は多く、受粉がよく行われれば1果あたり、200粒程度の種子が取れる。
 台木の生命である根は太く、根量も多く、分布も広い。面白いことに根から芽が出て子株ができる。鉢から根を引き抜くと根鉢の周りに、また、畑の黒色ポリマルチをはがしてみると、その下にモヤシ状になって出ているのが観察される。個々の細胞の再分化能力が高いものと思われる。
 ナスとの接木親和性については、操作が適切であれば100%活着し、活着後の生育も旺盛である。
 なお、トルバムは発芽や初期生育が遅いので接ぎ木苗との調整が必要である。
 また、トマトとも接ぎ木ができるが、トマトの収量が低い。

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11年ナスの切り戻し延命

2011-11-16 17:44:53 | ナス

3月23日みず茄子を播種。
5月9日移植。
7月25日初収穫。(画像上段左)
9月3日、台風12号で、葉が飛ばされ、幹が倒されてしまったので、思い切って「切り戻し」をしました。(画像上段右)
9月21日台風15号。切り戻しで、やっと収穫が再開できるといった状態で、またもや全滅昨年は、10月いっぱい収穫できましたが、今から間に合うか。
試しに、再度「切り戻し」を行った。。(画像下段左)
超緩慢な成長。11月9日に5個、11月15日に3個収穫、硬くはなく、おいしかった。(画像下段右)
今日から急に寒くなってきた。これが最後か。


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11年ナスの切り戻し

2011-09-06 20:51:46 | ナス

台風12号で、葉が飛ばされ、幹が倒されてしまったので、思い切って「切り戻し」をしました。
昨年は、10月いっぱい収穫できましたが、我流で「切り戻し」を行ったので、成功するかどうか。
もし成功しましたら、後日報告します。
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ナスの浅漬け

2011-07-25 21:33:32 | ナス
かみさんの作ったみず茄の浅漬けがうまい。
旬鮮では、みず茄(画像)の売れ行きがいまひとつ。
そこで、HPにレシピを載せるべく、かみさんに、レシピの作成を頼んだのだが、「そんな簡単なのレシピまでもない」と一蹴。頼みを聞いてくれない。
旦那の言葉も軽くなったものだ。
まー、食べさせてもらっている関係上仕方ないか。
ことわざにあるじゃない「老いては妻に従え」と。ハイハイ。
それではと、レシピの投稿サイトであるクックパットを開いてみると、ナスの浅漬けは、ナスに混ぜる材料として、生姜、ごま油、しその葉、酢、かつおぶしなど、実にさまざまなものが投稿されており、すべて試食してみるわけにもいかず、どれがいいか迷ってしまいました。
再度、作るのは、単身赴任のお父さんなど、主婦ばかりではないなどの反論をしながら、かみさんに教えてくれるように懇願すると、なんと既製品の「なす漬の素」を使っているとのこと。
かみさんは、既製品ということを言いにくくて、答えてくれなかったのかな。
私も、退職後、特に最近ひがみっぽくなった気がしないでもない。
「なす漬の素」(株式会社宏昌食糧研究所製造)はポリ袋の中でナスと混ぜて1時間~半日冷蔵庫に入れておくだけです。
これは簡単でいい。早速、旬鮮のHPのレシピに「なす漬の素」の紹介を載せました。
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10年ナスの片付け

2010-10-29 21:20:52 | ナス

 台風14号が明日最接近する予報です。
 ナスは、雨風に当たるとたちまち傷がついてしまいます。
 晩秋をむかえ、生産量も限界に近くなってしまったこともあり、10月29日に思いきってナスの株を片付けました。
 今年の春、ナスの植え付けは、試しにポットの尻に切り口を入れ、ポットのまま(画像左、以下「ポット株」という)移植してみました。
 本日、圃場から抜いてみたところ、ポットをはずして移植したもの(画像右、以下「通常株」という)と根の張には差のないように見えました。
 どちらかというとポット株の方が、梅雨時、半身萎凋病(ハンシンイチョウビョウ)に罹りにくいように感じました。
 病原菌は、罹患植物体から、水に流され隣の株の根から伝染する。そこで、ポット株は地表から10cm程度の深さから根が出ていることから、地表水からは罹患しにくいのではと仮説を立てた。
 来年はポットの切り口をもう少し大きくしてみようと思います。
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