いまだ収益はわずかで、「農業経営」と呼ぶにはとてもとても気が引けるのですが、適当な言葉が見当たらないので、以下に一応そう呼ぶことにします。
農業経営は道具、資材、技法など、それぞれ多種多様で、その扱い方によっては、収益に相当の差が出ます。
そのために農業簿記が重要です。
私は、愛知県総合農業試験場企画普及部のY氏が開発した「決定版簿記Ver1.74」を利用しています。
これは、平成16年に県立農業大学校で受講した講習会で頂いたもので、大変重宝しています。
今は、市販の会計ソフトもいいものが多くあると聞きますが、プログラムを開発されたY氏のご苦労を思うとき、愛着が湧いてくるのです。
毎日夕方、その日の売上と、経費を品目別に打ち込んでいます。
ある期間の損益計算書、品目別の売上高、資材の単価など、後日の分析に大変便利です。
経営で黒字が出ないということは、社会の資源を無駄遣いしていることでもあると思います。
それは、百歩ゆずって将来に向けての投資と考えても屁理屈にはなりますが、時は今、確定申告の時期、早く所得税を納められるようになりたいものと思いつつ、無料で国民の皆様のお世話になっていることを申し訳なく思っています。