翌日、かかりつけの病院の眼科では、痛み、かゆみ、腫れなどもなく順調とのことであった。
手術当日は入浴禁止。以降入浴時には、防水パットを眼の周りに張り、12月22日までは洗顔禁止。
1月5日までは寝るときにクリア眼帯を着用。目薬は引き続き1日4回12月29日まで。
12月25日(月)10時の予約。10時30分頃、眼圧の測定、瞳孔を開く点眼。網膜の撮影。
11時30分頃、診察室へ。手術前、後の網膜の画像を比較すると、黄斑の下部の盛り上がりがかなり小さくなっている。見え方も罫線のゆがみも少なくなったし、黒い墨もかなり薄くなっている。ひとまず薬が効いているのだ。
治療費は、2割負担で、11月2日は初診選定療養費5000円を含めて7270円、11月8日は1370円、11月13日は2570円、12月8日及び25日は合わせて14000円(我が市の国保では、「同じ月に医療機関や薬局の窓口で支払った一部負担金のうち高額療養費の対象となる一部負担金が負担限度額(私の場合は14000円)を超えた場合、超えた額を国保から高額療養費として支給します。」とある)。これがあるために12月8日の清算は12月25日に合わせての清算となったのか。結局、17万円余りの手術に、大方国民健康保険のお世話になってしまった。
今から考えると、1日を急ぐ病気ではなかったようだ。
またそんなに難しい手術ではなかったかもしれない。
かかりつけの病院の眼科で診てもらっていたら、そこでの手術となっただろう。
しかし、附属病院での手術の過程は、検査、診察、手術など、それぞれの専門家が丁寧に診察してくれ、治療がスムーズで、同時に手術する患者が3名もいたように、大変手慣れた感じを受け、安心感がありました。
先生の話だと、これで1〜2年は大丈夫とのこと。
今回の治療は、進行の抑制や出血の予防など黄斑変性症の活動性を抑制するのが目的で、原因となる血管変化がなくなるわけではなく、再発する可能性もあるそうです。
やれやれ、この他、高血圧症、腱鞘炎等、70歳を過ぎて病院と親しくなってきました。
農業も、量販(安値販売)から高付加価値化(高価でも売れる野菜)に向かわねば身体が持たなくなりました。
量販も満足に達成していないのに、高付加価値化はもっと難しいか。
年をとっても暇になるどころか、ますます頭を使わなきゃならん。