AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『バレンタイン・キッス』もいいけど『ソミソミラシラ』の謎を解きたい。(ときめき研究家)

2011-02-05 13:47:31 | ときめき研究家
例によって3種類発売されているが、そうした商法には負ける訳にはいかないので、1種類(タイプA)のみ購入。

『バレンタイン・キッス』。
おニャン子関連曲のカバーをついに解禁。オリジナルの国生さゆりのイメージが強烈に染みついているこの曲を、どう料理して渡り廊下走り隊のものにするのか、期待していたが、納得の出来だ。
原曲の味わいを壊してはいないが、テンポが少し速い気がする。そして、声が人工的。メインボーカルの渡辺の声がそもそも電気的な声だが、他のメンバーの声も同様のトーンになっている。その結果、全体に現代風の味付けになっている。
DVDでは、歌唱用の衣装もいいが、チョコレート工場の作業衣姿がグッド。しっかり者のなっちゃんが、作業進捗状況をチェックする係というのも、こだわった演出。

『夕陽のいじわる』。
この曲は通常版に収録されているが、タイプA・BにはDVD映像が収録されていて、まだ良心的。
昭和の歌番組「夜のヒットスタジオ」にソロ歌手渡辺麻友が出演して歌っている(そしてそのテレビを、昭和のお茶の間でまゆゆと柏木(声のみ)の姉妹が見ている)という設定で、当時のセットも再現し、司会の井上順と芳村真理まで出演させている。曲調、イントロは、まるっきり柏原よしえの『ハロー・グッバイ』のパロディのようだ。タイトルは菊池桃子の『青春のいじわる』(秋元康作詞)を意識しているし、くさい台詞入りなのも、あまりに昭和的だ。白いフリフリのいかにもアイドルという衣装や振り付けも。これは、まさに重要無形文化財級だ。
そして、現代電脳美少女のはずのまゆゆは、そんなどっぷり昭和世界にもあまりに違和感なく、きっちりハマっているのだ。

『ソミソミラシラ』。
「愛はソミソミラシラ あなたに聴いて欲しい 大好きだと言えなくて 歌うよメロディ」

「ソミソミラシラ」の意味をずっと考えている。
この部分の音階は「ソミソミラシラ」で、それをそのまま歌っているのだが、聴き手が自由に歌詞をはめて歌ってほしいという意味なのか、何か作詞家が込めた秘密があるのか、悩んでしまう。

前者だとすれば、山口百恵の『美・サイレント』と同じだ。
「あなたの○○○○が欲しいのです 燃えてる××××が好きだから」という、○○○○や××××の部分は声に出さない歌唱で、一体何と歌っているのか話題になった。Hな歌詞を想像する輩もいた。

しかし、「ソミソミラシラ」には、隠された意味があると思われてならない。
前後の歌詞から、「好きです」と告白するかわりに、そのメロディを歌うことで気持ちを伝えようとしているようだ。だとすると、そのメロディで、有名な曲があるのかもしれない。しかし思い当たらない。
この曲も昭和の香りがするが、アイドルポップというよりグループサウンズっぽい。それこそ井上順が歌いそうな感じなのだが、代表曲『お世話になりました』には該当するメロディはないと思う。
『ジグソーパズル48』で『RIVER』を引用した前例もあるので、AKB48の曲からの引用ということも考えられる。曲の内容から『会いたかった』か『大声ダイアモンド』に「ソミソミラシラ」のメロディがなかったか?と考えたが、見当たらない。
「メッセージちゃんと受け取って」と言っているくらいだから、聞けばわかるくらい有名な曲のはずだ。歌詞の脳内検索は得意な方だが、メロディの検索には全く自信がない。

視点を変えて、「ソミソミラシラ」の音階を英語で書けば「GEGEABA」(ゲゲアバ)?、日本語音階で書けば「トホトホイロイ」、これも意味不明。逆さに読んでも「ラシラミソミソ」。そんな暗号ではないようだ。

やっぱり好きな歌詞を当てはめてほしいという意図なのかもしれない。では、色々当てはめてみる。
「あなたが好きよ」・・・これでは平凡すぎるし、言えないはずなのに言っちゃってるのは変だ。
(愛は)「カカオの匂い」「迷子の子猫」「ドキドキしてる」「ときめく季節」「ゆうべのカレー」「行ったり来たり」「まぼろしかしら」「恋より深い」「天使のしっぽ」「パジャマのままで」・・・。
残念だが、私は作詞家にはなれそうにない。
「ラシラ」の部分にイントネーションが合う言葉がなかなか見当たらない。

いっそネットで「ソミソミラシラ」で検索すれば、もしかしたら正解が出ているのかもしれないが、やせ我慢して、もうしばらく考えてみることにする。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「渡り廊下走り隊7ミニライ... | トップ | 鈴木紫帆里さんとの握手会 2... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (欠伸芝)
2011-02-15 13:07:03
ふ・・深い・・・
やっぱりここのブログ好きw


知りたいですな。。。
返信する
Unknown (ピーナッツ)
2011-02-05 22:02:14
もう1つは、「吹奏楽経験者まゆゆのクセ」説。
吹奏楽経験者って、実は、特殊な能力を持っていたりする場合が結構ある。
例えば、"あの曲、どんなだっけ?"って言っているわりに、"ちょっと待って"って楽器で吹いたら、ノーミスでその曲を全部演奏出来たり、(特に、ピアノと並行してやっている人なんかは)、"あ、あの歌詞、何だっけ?"とか言いながら、エア鍵盤を弾きながら、その音階を正確に喋ることが出来たりする。
そして、まゆゆって吹奏楽経験者でしょ。もしかしたら、普段から、"バレンタインデーキィーッス"の歌詞の所を、"ドシシラファ(シは♭)"って鼻歌で歌うクセなんかを秋Pは知っていて、つまり、秋Pの遊び心なんじゃないか?と…。
それに、これはどうだろ?もしかしたら、吹奏楽経験者にしかわからないかも?なんだけど、僕、『ソミソミラシラ』のサビ部分にすごくよく似た吹奏楽の曲を知っている。
『ファンファーレ・バラード&ジュビリー』(C・T・スミス作曲)…吹奏楽の超有名曲だ。そして、この曲は、"ソミソミソミ(ミレミレ)ソミソミソシラ-"このテーマがず~っとカタチを変えて展開していく。でも、さすがにこれはないか。
まぁ、秋Pの単なる遊び心…ってのはあると思う。
返信する
Unknown (ピーナッツ)
2011-02-05 21:26:08
僕は、この『ソミソミラシラ』問題…同時に、2つの説を感じたんだ。
1つは、「秋P、テンション上がっちゃった」説。
ウチの地区ね、よく、夜泣きラーメンが来るの(あのテーマ曲とともに屋台風の車でね)。 で、僕は、お盆持って、注文とって、車に駆け出すんだ…"ラーメン、ラーメン"ってね。でもね、よその家の高校生は、"ドレミッレドッドレミレドレー"って走って来る。 また別の家は、"ホラ、「どれみれど」のおじちゃん来たよ~"って、お母さんが小っちゃい子(2人)を連れて来るの。
僕、思うんだよね…人って、テンション上がっちゃったら、そんな風に言いたいもんなんじゃないのかなぁ?って。
だから、秋Pも曲に歌詞をはめ込む作業を(家のパソコンで)やってて、
"チャーラチャラチャラチャララー"(う~ん)→"ララララララララララー"(おっ!)"→"ララララミソミラシラー"(あれあれ?)→"チャララソミソミラシラー"(意外…に)・・・5分固まる・・・"愛はソミソミラシラー"(これだ!よし!後ろの部分は聴いた人それぞれにゆだねよう)。こんな事ってあると思うんだよね。だから、実は、秋Pに(明確な)答えはないのだと、僕は思う。
ちなみに僕だったら、
"愛は『つれないんだから』"だな。
返信する
謎は深まるばかり (度羅えもん)
2011-02-05 15:26:55
はじめまして。

> ネットで「ソミソミラシラ」で検索すれば、もしかしたら正解が出ているのかもしれないが
検索してこのブログに辿り着いた件(笑

いやぁほんと、
聴けばきくほど謎は深まるばかり…

追研究よろしくです(^^;
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ときめき研究家」カテゴリの最新記事