六本木の映画館で上映されていることを知り、観に行った。
松井玲奈は特に好きなアイドルではないが、紹介されていたストーリーに興味を引かれたのと、当初名古屋だけで限定上映された映画だったということを知り、観てみたくなった。
映画としても手堅く作られていて面白かったし、松井玲奈が魅力的に描かれていてアイドル映画としても上出来だったと思う。
ストーリーは、頑固で偏屈なワンマン社長(遠藤憲一)が、彼の財布を置き引きしようとして捕まった女(松井玲奈)を「100時間100万円」で運転手として雇い、名古屋から東京に車で向かうというロードムービーだ。東京行きの目的や、2人それぞれのバックボーンは徐々に明らかになるが、ミステリー的な面白さもあり、最後はハートウォーミングな結末で、よく出来た物語だ。設定にやや無茶な点もあるが、そこは気にしない。
映画としての完成度の高さは、ひとえに遠藤憲一の演技によるが、松井玲奈もしっかりついて行っている。悪ぶっているが内心は寂しいといった役どころで、「薄幸」キャラの彼女には似合う役だ。大袈裟な感情表現はなく、抑制した演技が大半だったが、自然な演技だったと思う。何より、化粧も控え目で、ナチュラルな魅力が表現されていたように思う。こういう仕事は、本人にとっても、ファンにとっても非常に有意義な仕事だろう。
折しも、東京ドームではAKBグループのコンサートをやっている。松井玲奈のファンは、コンサートもいいが、90分じっくり彼女を見られる映画もぜひ見るべきではないか。
松井玲奈は特に好きなアイドルではないが、紹介されていたストーリーに興味を引かれたのと、当初名古屋だけで限定上映された映画だったということを知り、観てみたくなった。
映画としても手堅く作られていて面白かったし、松井玲奈が魅力的に描かれていてアイドル映画としても上出来だったと思う。
ストーリーは、頑固で偏屈なワンマン社長(遠藤憲一)が、彼の財布を置き引きしようとして捕まった女(松井玲奈)を「100時間100万円」で運転手として雇い、名古屋から東京に車で向かうというロードムービーだ。東京行きの目的や、2人それぞれのバックボーンは徐々に明らかになるが、ミステリー的な面白さもあり、最後はハートウォーミングな結末で、よく出来た物語だ。設定にやや無茶な点もあるが、そこは気にしない。
映画としての完成度の高さは、ひとえに遠藤憲一の演技によるが、松井玲奈もしっかりついて行っている。悪ぶっているが内心は寂しいといった役どころで、「薄幸」キャラの彼女には似合う役だ。大袈裟な感情表現はなく、抑制した演技が大半だったが、自然な演技だったと思う。何より、化粧も控え目で、ナチュラルな魅力が表現されていたように思う。こういう仕事は、本人にとっても、ファンにとっても非常に有意義な仕事だろう。
折しも、東京ドームではAKBグループのコンサートをやっている。松井玲奈のファンは、コンサートもいいが、90分じっくり彼女を見られる映画もぜひ見るべきではないか。