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NGT48初オリジナルソング『Maxとき315号』に「とき」めいた。(ときめき研究家)

2016-03-21 21:47:45 | ときめき研究家
『君はメロディー』とカップリング曲の中で、私が一番気に入ったのはNGT48の『Maxとき315号』だ。NGT48の初めてのオリジナルソングとなる。これはHKT48における『初恋バタフライ』と同じだ。
アイドルのデビュー曲は往々にして代表曲になるように、そのアイドルの魅力の全てが詰まっている。楽曲の作り手も、まっ白いキャンバスに絵を描くように、特別な思いを込めるのではなかろうか。

まずタイトルが印象的だ。列車の名称をそのままタイトルにした曲と言えば、狩人の『あずさ2号』だ。実在する列車名のタイトルはその曲くらいだろうか。架空の列車名ならば、ゴダイゴの『銀河鉄道999』、森昌子の『哀しみ本線日本海』、松本伊代の『ネバーランド発7:00』などを思いつく。
『Maxとき315号』は上越新幹線の列車名。新潟のアイドルグループにふさわしいタイトルだ。
イントロが爽やか。アコースティックギターが軽やかに旅情を醸し出す。
そして歌い出しが「最後のトンネルを抜ければ・・・」。もちろんこれは川端康成の名作『雪国』の書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。」の本歌取りだ。タイトル、イントロ、歌い出し。ここまででもう、作り手の意気込みが十二分に伝わって来る。

歌詞の内容は、1番では、Maxとき315号に乗って、恋人を自分の故郷である新潟に連れて帰っている状況を歌ったものと思われるが、2番の歌詞は必ずしもそうではなさそうだ。もっと抽象的に、故郷と故郷の大切な人たち、自分の夢と未来、支えてくれる人たちへの感謝、そういった複雑な思いを丸ごと織り込んだ歌詞のようだ。そしてそれはNGT48のメンバー1人1人の思いとも重なっていると解釈できる。
正にNGT48の初オリジナルソングとしてふさわしい歌詞だと思う。
曲調は素直で、メンバーが伸び伸びと歌えるような曲調。インパクトのあるメロディーではないが、飽きが来ないしみじみとした佳曲だ。

ミュージックビデオも見た。
オール新潟ロケで、メンバーが躍動している。凝ったストーリーや演出などはなく、雪の残る街で、走ったり踊ったりしているだけの映像に、目が釘付けになる。メンバーの顔と名前も全く一致しないのに。

デビューシングルがこの曲の輝きを超えることができるのか、余計なお世話だが心配になる。
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