AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

なぜそのイベントに行きたくなるのか?83年デビュー組35周年。(ときめき研究家)

2018-11-11 20:47:42 | ときめき研究家
11月20日、銀座博品館劇場でのイベントのチケットを入手した。
出演者は、大沢逸美、桑田靖子、小林千絵、徳丸純子、木元ゆうこ、森尾由美、松本明子の7名。全員1983年デビュー組で、イベントタイトルは「不作と言われた私たち」。
1980年組の松田聖子、河合奈保子、柏原芳恵の全盛期。中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優、石川秀美、堀ちえみなど、きら星のようか魅力あふれる1982年組が続々とブレイクし、しのぎを削っていた時代で、新しいアイドルの入り込む余地はなかった。83年組に魅力がなかったというより、運が悪かったのだ。1年後の1984年になると、菊池桃子、岡田有希子、荻野目洋子、長山洋子(現在演歌歌手だが当初はアイドル)など、より若いアイドルも伸して来た。
83年デビュー組では、今回の7名のほか、伊藤麻衣子と岩井小百合がいればほぼ完璧だ。

このイベントを知って、行こうか行くまいか、かなり迷った。
そもそもなぜ行きたいと思うのか、自分でもよくわからなかった。わからないまま、残席が少ないこともあり慌てて購入したが、未だに自分の気持ちがよくわからない。

現在の彼女たちに会いたいのか?そういう生身派的な欲求はない。そもそも、7名のうち誰かの熱心なファンだったわけではない。

当時の曲を聴きたいのか?彼女たちのデビュー曲は全て知っている。森尾由美のデビュー曲『お・ね・が・い』は名曲だ。桑田靖子の鋭利な歌声、逆に徳丸純子のほんわかした歌声は今も記憶が鮮明だ。久しぶりに彼女たちが当時の曲を歌ってくれるのだろうから、それは楽しみだ。しかし、曲を聴きたいだけなら、当時の音源でいつでも聴くことはできる。むしろ、今回当時と同じようなクオリティーの歌唱が聴けるかどうかは確証が持てない。7人が7人とも、現在も歌の仕事を続けている訳ではないだろう。

新曲とか7人のコラボを期待しているのか?たぶんそれはないだろう。昔の曲を1人2曲ずつ、カラオケで歌うだけだと予想する。
おそらく、歌よりトークに多くの時間を使うのだろう。7人とファンが当時を思い出せるようなエピソードが披露されるのだろう。それが楽しみかというと、そうではない。通常のコンサートでも、私はトークより歌を聴きたい方だ。もしかしたら歌は1人1曲なのではないかという悪い予感もする。

昔のアイドルの楽曲をレパートリーとしている現在のアイドルがいるようだ。いわゆるカバーである。オリジナルと比較して違いを楽しむことができ、興味深いと思う。
一方、昔のアイドル自身が、年月を経てかつての楽曲を歌うのはセルフカバーだ。今回のイベントもセルフカバーということになろう。もちろん当時と比較して楽しむことはできるが、別人が歌うのとは違い、「劣化」していればあからさまにそれを見せつけられることになる。昔が魅力的であればあるほどだ。それなら家で昔の音源を聴いている方が安心できる。

結局、何を期待して行くのか未だにわからない。

菊池桃子30周年コンサートに行った時もそうだった。(当時の鑑賞記
何のために行ったのか、その答えを見つけるために行ったようなものだ。そういう1日があってもいい。

コメント
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