AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

秋元 康は、「宗方 仁」である(ピーナッツ)

2012-08-27 12:30:00 | AKB48
この世の中、何かしら、"プロデュース"というものに関わっている者は、少なからず、「宗方 仁」的思考を持っていると思っている。
それは、つまり、"既存のものを、1度、ぶっ壊したくなる気持ち(衝動?)"のようなもの。
西高テニス部のコーチになった彼…、このまま、ほっといても、竜崎,藤堂,尾崎などの活躍で、男女とも、全日本を連覇出来るのに、それだけでは、満足出来ない感覚があった…というか。
宗方コーチと秋元プロデューサー…いろいろと違う立場でもあったりするけれど、"時間がない"という感覚も、(別の意味…)、必ず、どこかにあり…。
で、そこで、見つけたのが、「岡ひろみ」であり、「前田敦子」だったのだと思っている。そして、2人の共通点…"単なる「普通」"ではなかったこと。おそらく、その瞬間、宗方 仁と秋元 康にしか見えていなかった光景があったのだと推測する。
たぶん?なんだけど、秋元 康には、前田敦子の8/26と8/27の姿が、(もう)見えていたんだと思うんだな。で、そう思わせるところが、前田敦子…"単なる「普通」"ではなかったところだと想像。ただ、8/28のことは、わかんない。

ちなみに、僕、この「岡ひろみ」の活躍する『エースをねらえ』に関しては、もう、妄想配役を決めちゃっているので…。どうでしょうか?

岡ひろみ…前田敦子
宗方 仁…・GACKT
竜崎麗香…舞羽美海
藤堂貴之…松坂桃李
緑川蘭子…秋元才加
尾崎 勇…・三浦貴大
愛川マキ……浦野一美
千葉鷹志…柄本 佑
音羽京子…北乃きい
ゴエモン……・オーディションで選ぶ。

3年かけて撮ります。つまり、上戸 彩ヴァージョンみたいな駄作にはしない。『もしドラ』のように、"困ったら、(野球技術の無さを隠すような)単独カットを多用し、(もろもろ、バレてしまう)引きの画は、極力、避ける"…みたいな、そんなのにはしない。前田敦子には、リアルに、段階的、少し上手くなってもらう。
以上、妄想監督のコーナー、終わり。
しかし、秋元 康…「宗方 仁」のように、男前じゃなくて、なんか良かった。
コメント (2)
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『AKB48東京ドームコンサート』2日目レポート。(ときめき研究家)

2012-08-27 07:00:00 | ときめき研究家
タイムリーに載せられませんでしたが、ご参考まで。


席は1塁側2階最後方、バックスクリーン方向のメインステージに向かって上手45度。見下ろす角度は20度くらい。メンバーは豆粒くらいにしか見えないが、大きなスクリーンも見えるし、「音席」のことを思えば贅沢は言えない。

ステージから十字型の通路が伸びており、その各先端と十字の中央には、計4つの小ステージが設けられていた。この4つの小ステージとメインステージを代わる代わる使い、変化を持たせていた。
以前に鑑賞したKAT-TUNは、ドームの空間を立体的に使うダイナミックなステージングが見事だった。それと比べると平面的で、メンバーの動きも少なかったが、人数の多さを生かしたAKBならではの演出だったと言える。

何より、2日目の特徴は、曲数の多さだろう。56曲歌ったと思う。ほとんどの曲をテレビサイズ(1番と大サビ)ですませ、トークも必要最小限に抑えて、どんどん曲を披露していく。
古い曲、新しい曲、シングル曲、カップリング曲、公演曲を取りまぜて、次の曲が何か予想させないような速い展開だった。その調子で3時間50分は、聴いているだけでも体力を消耗したが、私は満足した。

2日目、特に目立っていたのは峯岸みなみだった。
指原と組んだトークも手慣れた感じでこなしていたし、『天使のしっぽ』も歌った。そして「現存1期生6人のうち最年少」という立ち位置で、クライマックスの『誰かのために』前のトークを締めくくっていた。
その『誰かのために』では、ホームプレート付近の小ステージが7層のウエディングケーキ状の立体的なステージ化した。最上層は10メートル程度の高さになった。その最上層から順に、1期生、2期生・・・と位置取りしている。心憎い演出だ。2階客席から見れば大して高くは見えないが、アリーナ席からはかなり高く見えただろう。逆に、最上層から見る景色も、ステージの高さから見るのとは相当違っていただろう。その景色を、重ねた年数のより長いメンバーに見せるというのは、道理にかなっている。
この最上層に立つ権利を持っていながら、自らの過ちで棒に振ってしまった彼女のことを思わずにはいられなかった。「現存1期生のうち最年少」は、彼女の役割だったかもしれない。

他には、『走れペンギン』『僕の太陽』『BINGO』を歌ったチーム4には胸が熱くなった。
紆余曲折があった中、それでもチームとしてまとまり、前を向いて進んでいただけに、解散には無念の思いがあるだろう。しかし、個人として考えた時には「4番目のチーム」のメンバーでいるより、A・K・Bのいずれかのチームのメンバーとして先輩たちと切磋琢磨することで、スターになるチャンスが広がるとも思える。『走れペンギン』の歌詞ではないが「そこにいても駄目じゃないか」だと思う。島田晴香には、新天地でも物怖じせずに頑張ってほしい。

JKT48の『Baby Baby Baby』は、聴いていて楽しくなった。
コンサートのたびにわざわざ来日して、全員参加曲を除くと1曲しか歌わせてもらえないというのは冷遇だ。それでもその1曲を、楽しそうに、自国の言葉で堂々と歌う姿には、毎回感動させられる。現地での公演は、生演奏・生歌で行っているそうだ。
高城、仲川は、この素晴らしい彼女たちと早く馴染んで、現地の言葉もおぼえて、いつか日本で単独の凱旋公演をしてほしい。

高橋みなみと前田敦子のデュエット曲『思い出のほとんど』は、盟友二人の心境をそのまま歌ったような曲で、それだけで「泣かせ」だが、十字の通路を使って、効果的な演出も施されていた。別々の位置から歌い始めた二人は、フルコーラスを歌いながら通路を歩き、近づいては離れ、なかなか出会わない。エンディング近くで、ようやく駆け寄る二人の姿には胸を打たれた。
前田敦子卒業に焦点を当てた演出はこれくらいで、概ね普通のコンサートだったのも良かった。卒業式は3日目に存分にやっていることだろう。

組閣発表があった1日目、卒業式で、24時間テレビの中継もある3日目と比べて、曲を沢山聴かせる2日目というコンセプトはよくわかり、2日目のチケットが取れて本当によかった。
派生ユニットの曲をいっさい取り入れないのも、「AKBの夢だった東京ドームコンサート」というコンセプトからは好ましい。ただ、前田敦子がセンターの仮想ユニットMINTだけは、1曲披露してもよかったのではないか。

AKB48の当初からの夢だった東京ドームコンサートに立ち会えて良かった。ステージも客席も、夢が叶った幸福感とそれを祝福する空気に満ちていた。本当に幸福なコンサートだった。

1つの夢が叶い、メンバーは次の目標を定めて走り続けなければならない。
ベンチャー企業が、創業からの株式上場という夢を叶え、それを期にオーナー社長が勇退するような状況か。夢が叶った後も、ベテランや新人社員は、企業活動を継続し、利益を上げ、株価を維持しなければならない。
そのための組織改編であり、人事異動なのであろう。
公演やCD、DVDで魅力的なパフォーマンスを披露し続けるという軸を引き続き大事にしてほしい。
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前田敦子の不思議な魅力、それは「色がない、素の魅力」(KC)

2012-08-27 00:00:19 | アイドル論
前田敦子の不思議な魅力、それは「色がない、素の魅力」(KC)

8月号のAKB新聞・スタッフが語る前田敦子の卒業、より引用。

司会:前田さんの最初の印象を教えてください。
戸賀崎智信:オーディションでは目立たない子でした。
西山恭子:12月のある日「こんなに大変だとは思わなかった。もう辞めたい」と言われ、なだめすかしてステージに出したことがありました。
茅野しのぶ:気になる存在なんですよ。言葉を多く発しないけれど、どこか中心にいるというか、思わず目で追っちゃう。

司会:「やはり前田じゃないと」と思う瞬間は。
西山:公演を見ていると、本人が出すものはすごく強いわけではないような気もするんですよ。(西山発言1)
ただ、16人の中にいるときに前田敦子という存在は、結果として目立っている。
みんなの力を自分の身にまとえるタイプのような気がします。
茅野:私たちの希望の色に染めたいタイプです。(茅野発言1)

司会:前田さんの人格が独り歩きしてる部分があったと思うのですが。
茅野:一人だけ特別に「前田さん大丈夫ですか」と言われるのは好きではない。
元来無邪気な子なので、無邪気さからくるささいなことで、過剰に反応されるみたいでる。
戸賀崎:素なんです。演じないというか。釣らないというか。(戸賀崎発言1)
頑張っていると思うことはあっても、釣っていると思ったことはない。
茅野:「君は僕だ」のPVが普段のあっちゃん。無邪気でしょ?
西山:表現としては分かりにくいかもしれない子だけど、ツボは限られているから、大人は余計なことをする必要もないし、それで通じる部分はあるのかなと。(西山発言2)
茅野:たとえるなら、優子は陽で、あっちゃんは陰。
戸賀崎:ずっとまな板のコイでいたってこと。(戸賀崎発言2)
茅野:優子は自分をどう見せたらファンが喜んでくれるかを考える。あっちゃんは自分に対して求められているものに身を任せている。(茅野発言2)

司会:3月の卒業宣言をどう受け止めましたか。
戸賀崎:一言でいうと、心配。(戸賀崎発言3)
茅野:女優というお仕事に対して逃げたくなかったんじゃないかな。
西山: AKB48と女優の二足のわらじの幅が広がっていくのに、不器用な彼女がバランスをとるのは難しい。女優に専念する時間を一年でも多く欲しいと思ったんじゃないかなと。

感想:
西山発言1は公式の場なのであいまいだが、「前田敦子のパフォーマンスは強くない」ことをプロの作り手の側も、そう感じていたという証言。

西山発言2は、「それで(前田敦子が)通じている(けれど、大人=作り手は)表現として分かりにくい」という趣旨。何故、この子が、センターで人気があるのか、分からない、という意図を、ものすごくまわりくどく言っている。
アイドルとは、えてして、作り手の分からない(意図しない)魅力をはなち、それがファンの心をつかむのである。

茅野発言1(前田敦子には)色がない
戸賀崎発言1(前田敦子は)素である。演じない。
戸賀崎発言2(前田敦子は)ずっと、まな板のコイ
茅野発言2(前田敦子は)自分に対して求められているものに身を任せている。
いずれも、意地悪い解釈をすると、前田敦子自体には魅力がないのだけど、彼女の魅力を引き出したのは作り手であると言っている。
作り手とは、プロデューサーである秋元康、振り付けの指導者、舞台監督、メイク、衣装などの総合な意味。

大島優子に代表される、自らの色(パフォーマンス、個性、自我など、これも総合的な意味で)のあるメンバーに対しては、作り手は、その色を生かして(あるいは制御して)ステージ・アイドルを作り上げていく。
しかし、色が強いと、そのアイドルの色が、時代にあわないと売れないというリスクがある。

前田敦子のように、自らの色がない(あるいは少ない)アイドルは、作り手がプロデュースして、どんな色でもつけられる。
前田敦子をセンターに据えた秋元康は、いったいどんな色に彼女をそめたのか、それすら分からないほど、彼女の魅力(人気)は不思議である。

「演じない」(戸賀崎発言1)前田敦子の女優としての将来は、「一言でいうと、心配。」(戸賀崎発言3)が符合する。
「花ざかりの君たちへ」は、人気のない男優陣のせいにできたし、
「苦役列車」は、暗くて面白くない原作のせいにできたが、
女優として成功するには、演技力は必要であり、素のままの演技で通じるのは「アイドル」時代だけ。

女優としての魅力、アイドルとしての魅力は、必ずしも興行成績と比例しないけど、成績があがらなければ、次の仕事がこない。

KC

参考記事をリンク
前田敦子のファンはいないのだろうか、アイドル時代は、「ものすごかった」(KC)
普通の女の子がアイドルとして人気が出てしまった前田敦子(KC)
前田敦子の不思議な魅力、それはダンスでもなく、秀でているからでもない(KC )
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