[キリスト者の秘密]メッセージ要約

７月２３日の倉敷ホーリネスチャーチ主日メッセージ要約「真実の癒し主」
聖書：マタイによる福音書８章１～１７節
抜粋：6:9 人に知られていないようであるが、認められ、死にかかっているようであるが、見よ、生きており、懲らしめられているようであるが、殺されず、6:10 悲しんでいるようであるが、常に喜んでおり、貧しいようであるが、多くの人を富ませ、何も持たないようであるが、すべての物を持っている。

＜要約＞
　キリストを信じる人（キリスト者）の秘密とは・・・
何だかドキドキするタイトルですが、キリストを信じる私たちには「秘密」があるのです。結論から書きますと・・・6:9から「・・・何も持たないようであるが、すべての物を持っている。」と記されている通りです。
　パウロ達が伝道旅行をしている姿をみた群衆が見た姿。何ともみすぼらしい姿に見えたのでしょうね。目に見える姿はまずしくてもパウロは「すべての物を持っている」と断言するのです。聖書の箇所を見て行きますが、パウロ達は想像を絶する危機に直面し、しかし主によりすべて守られているのです。しかもパウロはその事自体、喜びをもって受けとめているのです。具体的な艱難とは・・・むち打ち、入獄、騒乱、労苦、徹夜、飢餓などです。映画パッションをご覧になられた方はお解りと思いますが、むち打ち一つとっても、皮膚をえぐるような壮絶なものです。気絶もするでしょう。しかしパウロはそれも喜びをもって受けとめているのです。
　物質的に裕福な日本に暮らす私たちは、到底パウロ達の受けた苦しみを理解する事など出来ません。金、金、金の現社会。本来の神をないがしろにし、「金」や「名誉」など、天の御国に持って行けないものばかり大切にしています。少なくても本当の神、主イエスキリストに触れられている私たちは、金や名誉の亡者になってはならないのです。
　神からの恵みは等しく与えられています。しかし、その恵みをいたずらに受けてはならないのです。無駄にしてはならないのです。それ以前の罪、神の存在は何となく解るけれど、信じる事ができない人、これ以上の罪はないのです。
　イザヤ49:8に「今は恵みの時、救いの時」とあります通り、まさに今が神を信じる時なのです。本当の唯一の神を信じる時なのです。神は私たちをとっても、とっても愛してくださっています。その恵みを受け取る、それが今なのです。
　キリストを信じる者、キリスト者は物質的に何も持ってないように見えますが、実はすべての者を持っているのです。今だけでなく、本当の住まいである天には、主イエスキリスト自ら私たちの住むべき所をご用意くださっているのです。
　「何だ、そんな都合の良い物を受け取れるのはクリスチャンだけか！」と思わないでください。あなたにも、あなたにも等しく恵みをくださっています。ただ、「受け取ります、信じます」と告白するだけなのです。

　余談になりますが、若者の孤独につけこんだ「カルト集団」が新聞を賑わしています。聖書の勉強なども勝手な解釈で進めているようですが、キリスト教ではまったくありません。もし疑問を持たれる方や、困っている方はぜひお近くの正統的なキリスト教会へご相談くださいますように。一人でも多くの方が、本当の神、主に出会い、罪を告白し祈る事が出来ますように・・・

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